ノロノロ台風で、週末に大雨の心配が出ている。10月末に台風なんてお断りしたい。
私は断ることが苦手で頼まれると「駄目」。とか「いいえ」。と言うのに苦労する。勿論、何度も引き受けなければよかったという経験をしているので、なんでも「はい」と言うわけではない。ただ、少しでもいいかなと思う気持ちがあるとつい「いいよ」。とか「はい」。と言ってしまいがちだ。
先日元働いていた総合病院の社会福祉士と久し振りに会って話をしたら、私の地区ではケアマネージャーの間で困ったら駅前の先生(私のこと)って有名ですよと聞かされて驚いた。T先生は悪魔と呼ばれていますと聞いたので、悪魔でなくて良かったと思いながら、頼りにされているのは嬉しいが実は結構大変なんだよと答えたことだ。
昨日も受け手のない末期癌の患者さんの往診伺いがS病院から来てた。受付に、何処も受けなければ引き受けますと返事をするように指示した。一時間も経たないうちに、紹介状をお送りしますと受付に言伝があった。
どうして女はなどというと反発を招くかも知れないが、受付のYさんが靴が古くなったので新しいのを買ってもいいかと聞いてきた。「ああ、いいよ」。とOKを出したのはよかったのだが、「私も」、「私も」・・。と続くのはどうしたわけかね。いちいち足下を見てどうのこうのは言いたくない。「ああ、いいよ」。と返事をしたのだが、来月、事務長からお小言間違いない。「そんなに、靴が傷むかしら」。「こんどから私に聞くように言って」。
儂はそんなことはよう言わん。昔ロシアの外交官、グロムイコの爪の垢は売っていないかな?。
爪の垢、グロムイコ氏のは百年は持つでしょう。