太りやすい体質のため、毎日体重計に乗っている。この一か月ほど1kg増えた体重を元に戻せていない。体重計に乗るのは、理想?の体重を維持するためだが、このところそれが上手くゆかない。理由は分かっている。外食が増えた、冷菓に手が出てしまう、の二つだ。三食家で食べてアイスクリームを食べなければ体重が元に戻るのは分かっているのだが、女房が三食食事を作るのが大変らしくこの頃食べに出たいということが増えた。週二三回で丼もの、スパゲッティ、中華などありふれたものだが、どうも一人前の量が後期高齢者には多い。後期高齢になっても食い意地が張って残すことができず、毎回結局全部食べてしまう。半人前というメニューがあるといいのだが、ない。そうしたメニューを作るのは簡単でもお値段を下げることができないので二の足を踏むのだろう。量は半分で値段は二割引きではお客も店も割が合わない。暑い外から帰るとつい冷凍庫のアイスクリームに手が伸びてしまう。買い置きをしなければよいのだが、誘惑に負けてしまう。
これは今に始まったことでなくもう二十年同じことを繰り返している。小事だが、実は大事よりも制御が難しい。まあそれでも一線を越えず踏みとどまれており、患者さんに食べ過ぎを注意できる体型を保てているので、ギリギリ合格点だろう。