駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

夏休み

2010年08月15日 | 
 お盆休みは夏休み。遙か、妻の先祖伝来の地へ墓参りに行ってきた。昔聞く洞庭の水、今歩む武家屋敷跡と、義理の祖母から聞いた明治以来の話、否殿様の話も混じっていた、の断片が脳裏に浮かんだ。
 元々は私とは何の縁も縁もなかった土地なのだが、なぜか懐かしく何とも不思議な気がした。妻は九州育ちではないのだが、中津、杵築、臼杵、津久見の誰それと聞かされて育ったので、大分は故郷に感じると言う。
 城下町の伝統はいまだ失せず、温暖の気候もあってか街ゆく人は穏やかで親切で見も知らぬ私におはようございますと挨拶をされるのであった。
 
 
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2 コメント

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京都でも (柳居子)
2010-08-15 14:57:39
城下町ではなく、お城は天主の無い接待場のような二条城のみですが、京都でも見ず知らずの関係でも目線が合うと会釈や挨拶を交わしますよ。敵対関係でないことのアナウンス発信だと考えています、
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ちょっと違う感じ (arz2bee)
2010-08-15 20:16:39
 京都でも朝早く何度も散歩をしましたが、九州大分の町とはちょっと違うようです。小藩の穏やかな伝統が残っているようで、何気ない自然な発声に土地柄を感じました。
 京都は百戦錬磨の都ですから。
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