駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

お役所仕事

2023年11月08日 | 医療

                

 

 厚労省が鎮咳剤(咳止め)の増産を半年遅れで指示しているようだが、お役所仕事というのは死語かと思ったら今も生きていた。個々は一生懸命やっておられるようなのであまり悪く言いたくないが、どうもゴテゴテと継ぎはぎ嵩張り、後手後手になる仕事ぶりは旧態依然のようだ。何だか不要なものを切り捨てる発想が不足しているらしい。引き継いでゆくのは大切なことだが、切り捨てないと仕事は複雑化し増えるばかりになる。効率を上げるデジタル化は掛け声ばかりらしい。

 常用の薬が不足するなどと言うことがあってよいものか。どうして処方箋薬局から咳止めが足りないという情報が厚労省に上がらなかったのだろう。理解に苦しむ。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 柔軟に現実的に動きたい | トップ | 二か月前が常識 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お役所仕事 (徒然)
2023-11-08 09:32:30
お役所仕事 悠長に思えて仕方がない
デジタル化で効率よくなんて体裁だけ
現実混乱 理想と現実がまだまだ実用化に程遠い
特に薬ともなれば 人の命の緊急性を要するでしょう

咳止め今の季節 必須 
それにもう1つ 製薬会社安全な薬を患者へ提供
不正が起こらないように見張る監視の部署が必要
言いたいことコメントしちゃったけど 間違っていたらゴメンナサイ
返信する
Unknown (arz2bee)
2023-11-08 11:03:47
お役所仕事が中々効率よくゆかない理由には、競争がない、権限を持っている、保守性が付随するなどがあげられると思います。
 製薬会社の監視は形の上ではやっているはずです。
 お役所に同情的にみれば要求される仕事に比して人員が足りない。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

医療」カテゴリの最新記事