政官の弛みは底なしで前総務大臣の野田、高市のお二人もNTTの接待を受けたが国民の疑念を招くような内容はなかったと答えている。疑念を招くような内容があったかどうかは本人が判断することではなく国民が判断することだ。
以前にも自分の経験(医師と薬品メーカー)を書いたけれども、ご馳走をすること自体がよろしくご配慮をお願いしますという意図からされており、世間話に終始しても饗応には目的と意味がある。それがわからない人には政治家の資格がない。勿論、お二人はそれを百も承知で疑念を招くような内容はないと追求を逃れるために自己表現でお答えになっているわけだ。
医師・薬品メーカーの名誉のために書いておくが、十年ほど前から個人に対する接待饗応はなくなり、多人数の勉強会も食事は質素で1000円ほどの会費を払うことが多くなっている。
国会答弁を聞いていると如何にはぐらかすかに終始した言い回しが続き、口下手な菅総理が国会を嫌うのがよくわかる。菅総理はNTT社長に会ったすぐ後で携帯電話は値下げすると断言している。携帯料金の話をしたと推測されるのだが、加藤官房長官は得意のご飯論法をフルコース論法に変えて個々の料理は言わないのが政治家というものだと煙に巻こうとしている。記録や録音が出てこない限りしらを切るのだから、一般国民には推定無罪でも政治家官僚には推定有罪で間違いない。
投稿の趣旨はタイトルのとうりです。
野党がだらしないから、与党はヤリたい放題です。
とにかく国会中継を見ていると、一体これが国民の代表だろうかと疑われるような答えが繰り返されています。野党がどうしてまとまれないのか、理解に苦しみます。
記事が同じ、はありません。客観的に世の中を見ている、です。