駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

オーダーの伝達

2024年02月12日 | 身辺記
         

 レストランで食後の飲み物をコーヒーにする人と紅茶にする人の割合はどれくらいだろう。コーヒーの方が多いのは確かだと思うが二対一あるいは三対一くらいのものか。私は十回に一回コーヒーを頼むくらいで、殆んど温かい紅茶を頼む。家内はコーヒーの方が多く五回に一回くらい紅茶を頼むようだ。馴染みの店だと覚えていて確認される。初めてあるいは年に一二回しか行かない店だと時々紅茶を頼んだのにコーヒーを持って来られる。コーヒーを頼んだのに紅茶という経験はない。違いますと言うと、さっと引き下がるのは確信なく持ってきていたのか、そういうマニュアルがあるのだろうか。オーダーを取った係と運んでくる係が違っていることが殆んどだ。情報が上手く伝達されないらしい。
 医療現場でも人間のやることだから少ないが間違いがある。幸い実際に間違いが実行されてしまうことはないと言ってよいくらい稀だ。というのは最低二重、大抵三重の確認がされているからだ。患者さんの本人確認は「岸田さんですね」「はい」ではなく、ご本人に名前と生年月日を言ってもらっている。高齢の方に多いのだが、違う人の名前でも「はい」と答える人が居られるからだ。
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