駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

寒さを愛でる

2020年01月30日 | 小考

            

 

  昨日と打って変わり、今日はまた寒くなった。それでも平年よりは暖かいのではないか。冬の朝氷を踏み割りながら登校したのが夢のようだ。今年はまだ朝氷が張った日はないと思う。

 緯度と人口分布がどうなっているのか詳しくは知らないが、西欧諸国は高緯度に位置し冬は厳しい寒さに晒される。科学技術の殆どは高緯度の国から生まれた。冬の寒さが脳を冷やし、考える力を育んだと言えそうな気がしているが、どんなものか。

 冬に朝零度以下に下がる日が一ヶ月くらいないと脳の思考力が上がらないのではというのが私の個人的な推測だ。この珍説?が何処まで本当か分からないが、寒さで身体が引き締まる感じは懐かしい。寒さは、春の温もりの有り難さひいては恵まれる有り難みを教えくれ、人間を謙虚にする効果もあるような気がする。

 まあ、北国の人は別の意見をお持ちかも知れない。  

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