稲刈りが始まり町中の田んぼに稲が干してある。今年の米の出来はどうなんだろう。
TPPで安く輸入できるようになる外国産米7.8万トンに対応する国内生産米を政府が備蓄米として買い上げるという。これが一体何を意味するのかよく考える必要がある。備蓄米という名前を付けて必要妥当に見せても、実際には補助金と変わらない。備蓄米なら何年も続ける訳にはいかないはずだ。備蓄米の行方をきちんと報道して欲しい。
この数年、政治に関心を持ってきたが、結局は数でしょと勘所を押さえた甘言になびいてしまう、あまり物事を深く考えない人達を取り込む方法が有効なのが分かってきた。本当は割を食う人達が大樹に寄ろう勝ち馬に乗ろうとする不思議な現象もあるようだ。外国のことはよく知らないが、こうしたことは日本特有なことなのだろうか。
それで良いのかと腹を立てても得るところは殆どないと分かってきた。そうかと言って医者が匙を投げるわけには行かない。先を考え遠くを見ながら、自分の生活圏の中で出来ることをしてゆくのが良さそうだ。
新三本の矢とか一億総活躍とか、言葉を踊らす名優も色褪せつつある。何と言っても、日本国民は飽きっぽい。