駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

何かが足りない

2018年04月22日 | 町医者診言

 

 前事務次官と前新潟県知事の不祥事。驚き呆れた最初と違い、今は多少違う印象を持っている。これは似て非なる不祥事で、事務次官の方はパワハラの要素があると見ている。知事の方は充血で目が眩んだと見ている。

 共通するのは人を指導し範となければならない公的地位に相応しい能力に欠けるところがあったことだ。私は事務次官の方が悪質のように感じる。知事には同情というと誤解を招くかも知れないが、理解譲歩するところもある。性はプライベイトなことだし子孫を残そうと植え付けられた情動は意馬心猿を巻き起こす、そればっかりはと分からんでもないのだが、医師で弁護士で知事でと分別が求められる立場なのに軽率と言われれば、返す言葉がないだろう。それが趣味と言われればどうしようもないが、大人には色々な方法があるはずだし、何で居ないのとも言いたくなる。まあ、よく知らないのにあれこれ書きすぎたかも知れない。

 お二人共大切なことを身に付ける機会がなかったようだし、危機管理も出来ていない。その経歴でどういうことだろう、もしかしてその経歴だからか。 

コメント
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