あられの日記

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龍宝寺さんの秋

2020年11月17日 05時14分17秒 | 鎌倉
2020/11/1参拝。
大船フラワーセンターから徒歩数分。5月にはシャクヤクの花畑が迎えてくれます。
説明板発見:龍宝寺
宗派:曹洞宗 山号:陽谷山龍宝寺 建立:16世紀中頃 開基:北条綱成
玉縄三代城主の北条綱成が建立した瑞光院ともいわれる香華院がこの寺のはじまりといわれ、玉縄北条氏の菩提寺として栄ました。本堂には、釈迦如来と脇侍の文殊・普賢菩薩がまつられており、玉縄歴代城主である北条綱成、北条氏繁、北条氏勝の位牌や源実朝の位牌も安置されています。
また、境内には「正徳の治」を行ったことで知られる朱子学者の「新井白石の碑」があります。
山門を入ったすぐ右側には、玉縄ふるさと館があり、その先には、もと関谷にあった江戸時代中期の民家である国指定重要文化材の旧石井家住宅があります。
山門をくぐると左手には幼稚園がある。参道を進む。

見頃過ぎのシオン。ちと残念。

小菊がもう少しで咲きそろう。訪問は11月1日なので、今は満開になっているかも?参拝。

何の実だろう?クチナシ??綺麗で面白い形です。
シャクナゲ畑は参道の両側にありますが、今の季節は何もありません。
あれ?あの石灯籠は?
見覚えあるこの形。
磨耗してるなあ?手がかりは「天明6年9月8日」か。検索検索。
浚明院は徳川家治のこと。彼は吉宗の孫で10代将軍でした。
死去は天明6年8月25日。9月8日は死亡が公表された日でした。
ちなみに死因は脚気による心不全で50歳で亡くなってます。
脚気とは?:江戸時代においては侍たちが故郷へ帰るとケロリと治ったことから「江戸わずらい」と呼ばれる病が流行りました。明治に入って解明されたのですが、この病気は「脚気(かっけ)」。つまりビタミンB1欠乏症です。胚芽部分に含まれるビタミンB1をそぎ落としてしまう白米中心の食事が原因です。」
将軍様も白米が原因で死んでしまうとは!調べたらば、10代徳川家治だけでなく、13代徳川家定も脚気が原因で死亡されてます。
ちなみに、脚気は明治・大正時代にも流行。陸海軍で兵士の病死のうち8割が脚気により死亡してました。
脚気の患者が減るのは、戦後、アリナミン糖衣錠が登場してから。テレビCMでアリナミンVはみんな知ってるけども、脚気の特効薬だったとは知ってる人は普通はほぼいないんじゃなかろうか?

さてと帰りましょう!大船駅の高架から東海道線のホームを見下ろせば、紫色の朝顔が咲いてました。

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