あられの日記

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特別公開・よみがえった長念寺

2018年10月25日 06時39分39秒 | 神社・仏閣
ある日、日課の神奈川新聞のWEBサイトをチェックしてたらば、彫刻、壁画を特別公開 長念寺で14日までという記事を見つけた。見れば、小田急向ヶ丘遊園駅から徒歩15分とある。へ?向ケ丘遊園駅の近くにまだそんな素敵なお寺があったのか!?と、記事を読み進めたらば、今年5月に平成の大改修を終えたばかりで、市指定の文化財の本堂や庫裏、木造阿弥陀如来像、さらには狩野永徳筆の六曲一双も公開とある。ちなみに川崎市教育委員会の主催で入場無料なんだって!
腰は痛いがこれは行くしかないやろ!と。ダンナを誘って公開最終日の10月14日(日曜)に出かけました。
ちなみに、向ケ丘遊園駅の北側は、昔道が残ってて、道がとっても分かりづらいので、地図をプリントアウトして持参するか、携帯の道案内を利用するのが賢い。私は分かるだろ?とたかをくくり迷いました。だって、寺やで?すぐ分かると思うやん!したら、トップ画像のごとく、住宅街の中に寺があったんだよ〜。

まずは参拝者を出迎えてくれた立派な山門

素敵な彫刻で気分が上がりますね。





門扉の彫刻は、獅子がモチーフみたいです。あいにくの天候で、光量が足りず帰宅後再生したらピンボケ画像になってました。

おや?珍しい。これは長念寺さんの社紋かしら?他で同じの見た記憶がない。
ちなみに、公開は市の教育委員会主催だからか、あちこちに説明員が配置されてます。
山門:棟札によると、嘉永7(1854)年に上棟された建物で、大工棟梁は登戸の小林弥太郎信久、脇棟梁は小林佐吉作清、彫工は江戸深川の後藤弥太郎氏前。
間口11尺。奥行き10、5尺の四脚門で、切妻造・本瓦葺き。総欅の木地仕上げで組み物の間の壁面を彫刻装飾で埋めているほか、部材にも彫刻を施すなど鑿の切れのいい彫刻が特徴です。
本堂と山門は庫裏とともに、平成2(1991)年に川崎市重要歴史記念物に指定されている貴重な建造物です。

山門の向こうに、イチョウの巨木が2本。樹齢がいかほどか気になるところですが、説明板がない。これは説明員に聞くべき?と、尋ねてみたけども、市の保存木というのしかご存知なく。ま、な。私も今年巨木探訪がブームなので、それがなければ木にひっかかってなかったと思うしな〜。イチョウの樹齢を知るのは諦める。
2019年2月8日;追加
2本のイチョウは川崎市の保護樹木で1本は樹高13メートル・目通り3、1メートル。もう1本は樹高13メートル・目通り3、3メートルとありました。樹齢は書かれてませんでした。

境内で2本のイチョウがてっぺんまで映る場所を探す。樹形が2本揃って美しい。

山門の西側になにか珍しいものが。

なんか、これ、見た事あるなあ〜。寒川神社さんで。地震が起きたら龍の口にくわえてるが落ちるとかなんとかいうアレではなかろうか?なので、またまた説明員さんに尋ねたらば、「檀家さんの寄贈品です」だとか。石彫だよね?すごいよね。

鐘堂もチェック。

さて、本堂へ(続く)。

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