あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

築地本願寺

2016年10月09日 18時00分24秒 | 犬&狛犬シリーズ
代々木公園のナマステインディアの会場から移動。東京メトロ築地駅にやってきた。降りたら目の前に築地本願寺があります。

狛犬?にしてはなんか、グリフォンみたいなんだけど〜?
あ。説明板発見
国指定重要文化財
築地本願寺本堂一棟・附 正門、北門、南門、大谷石積塀
所有者:浄土真宗本願寺派築地本願寺
年代:昭和9年(1934)
構造:鉄筋コンクリート造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)
設計者:伊藤忠太
施工者:松井組
指定年月日:平成26年12月10日
指定基準:(一)意匠的に優秀なもの (二)技術的に優秀なもの

ああ!伊東忠太さんの作品か〜。って事は…。記事のカテゴリーを【神社・仏閣】よりも【レトロ建築】にした方がいいかもしれん…。悩み所です。一つの記事で二つカテゴリー指定出来ればいいのに…。

説明板がもう一つ。
「浄土真宗本願寺派(京都西本願寺)の直轄寺院・築地本願寺は、江戸時代初期の元和3年(1617)、浅草近くの横山町に創建されました。
江戸浅草御坊と称された当寺院は、明暦3年(1657)の大火で焼失した後、現在地に移転・再建されました。特に本堂の大屋根は、江戸湊に入る船の目印であり、江戸庶民によく知られた名所の一つでした。
江戸時代から明治期にかけて何度か再建された木造の本堂は、大正12年(1923)の関東大震災で焼失した後、昭和9年(1934)に現在の本堂(鉄骨鉄筋コンクリート造、地上2階・地下1階)となりました。
西本願寺22世宗主・大谷光瑞の依頼を受けた、設計者の建築家、伊東忠太(1867〜1954)は、日本の伝統的な寺院様式ではなく、仏教の発祥地であるインドの建築様式を独自の解釈で外観に取り入れ、特異な雰囲気をもつ伽藍を創出しました。
花崗岩が用いられた建物中央と左右の入口には独特の曲線による破風を設けています。
内部は伝統的な浄土真宗寺院の本堂形式でありながら、外観各部にはインド風の建築手法が見られ、入口の破風・柱頭飾り・屋根上の尖塔、さらに細部の装飾が一体となり、全体として調和のある外観を作り出しています。
当寺院本堂は、建築家・伊東忠太が最新の技術を用いて東洋的な建築を追求した典型例であるとともに、秀逸な建築デザインを保持する震災復興期の貴重な建造物といえます。また、本堂とほぼ同時期に建築された外周の石積塀や石造柱門(正門・北門・南門)も共通のデザインを踏襲しており、本堂と一体をなす貴重な建造物となっています。
これらの建造物は、平成26年に重要文化財として指定されました。」
な〜る程!
あ…。何か、記憶が刺激されたわ〜。確か、大谷光瑞って、大谷探検隊で中国西域へ冒険に出かけたんじゃなかったっけ?んで、旅先で伊東忠太と会って、築地本願寺の設計を依頼したんだったような…?
以前、中国・遼寧省大連市郊外の旅順を旅した折り、大谷光瑞の邸宅を訪問した事があります。
大谷光瑞住居跡(2010年8月31日)の記事
日露戦争後、旅順は40年間日本の領地でした。中国に返還後、旅順は中国の軍港となりまして、おかげで明治の建物がまだまだ現存してまして…。でも私が訪問した時は大谷光瑞の邸宅は、改造中でしたが…。確か、記事立てもしたような…?そういえば、旅順博物館で、幻の大谷コレクションを見た!旅順博物館(2010年8月15日)の記事
あれがこれにつながるのか…。へえ〜へえ〜へえ〜!!
ってな事をふまえて!築地本願寺見学開始!





階段を上がると?

また狛犬がいた。ってかおそらく狛犬じゃないわ〜。



なんだかインドっぽい。伊東忠太がインド建築をフユーチャーしたと言われ納得。
入ると動物がいる。

こんな。あれ?この牛!ヒンドゥー教で神様の牛であるコブ牛じゃん!あれ?あれ?あれ〜??

こんな。…ライオン…。昭和初期の建物にライオン。あ。三越にもライオンいたな…。

こんな〜。…ハヌマーンじゃなかろうな??

あ。ガネーシャ?
あ。違った!牙が両方あるし…。それにここはヒンドゥー寺院じゃなかったわ。でもな…。なんか似てるし〜?伊東忠太先生!何を表現したかったんですか!!
階段を降りてしまったので、1階を見学する。2階に上がると?本堂で読経中でした!

椅子に座り読経を聞いてたら、お坊さん達がおもむろに楽器を取り出した!
え!?驚いてると、そのまま楽器を奏でてるし…。

ええ〜??浄土真宗って親鸞だよね?ってか??楽器〜??あれ、雅楽用の笙ですよね?でも横笛とか太鼓とか??あ。能楽と同じか??あれ〜??
混乱してるうちに僧侶達が退場してゆきました。どうも法要かな?の最後の部分だったようです。ってか、これ法要だったのでしょうか??よく分かりません。なにしろ1階から上がって本堂に右脇に直接出ちゃったからね。



鉄骨鉄筋コンクリート造りなのに、柱のデザインが木製の柱のようです。違和感がない!しかも天井は、折上げ天井造りです。格式高い日本の部屋と同じ造りです。もう、何がなんだか…??またしても混乱中!!

あ!!動物の所在地看板発見!
え〜と?まだ見てないのは…。
四神が見つからない〜〜!!天井にはどこにもいないんですけど〜??
はっ!もしや!!

いたわ〜。柱の上じゃなくて根元の四面にいるんじゃん!

しかし、残念ながら帰宅後撮影画像を確認した所、ちゃんと撮影出来てたのは朱雀のみ。
 
他はぼけぼけでした〜。がっくり。
あ。法要中は参拝客が多かったけども、だいぶん減ったので私もお詣りしよう!まずは列に並んで…。

浄土真宗寺院の参拝の間違い!お焼香の作法です。神社の参拝の作法と違うのですよ。(当たり前)拍手はナシで!
え〜と?まだ見てない動物は…。

鳥発見!
あとは…。1階か!

中に入ってと。

なんか、どこゾの博物館か大学に来たみたいだわ〜。あ!動物発見!

これ、何だろか?しかも木製っぽい。ってか、木製の動物ってこれだけやもしれん…。
もう一度本堂2階へ戻る。まだ紹介してなかったけども、お寺でまさかこれを見るとは…。

はい!パイプオルガンです。教会なら分かるんだけども…。サントリーホールとか、音楽会場ならわかるんだけども。
ん?解説がある。仏教音楽を奏でるパイプオルガン。昭和45年、仏教伝道会によって寄進されたものです。旧西ドイツのワルカー製で、3メートルから1センチまで大小2000本のパイプ(笛)で構成されています。
へ・へえ〜??
毎月最終金曜日、12:20−12:50ランチタイムコンサート(入場無料)
…。素朴な疑問が…。このパイプオルガンも僧侶が演奏するんだろか…。浄土真宗って確か大谷光瑞が海外伝道にも力を入れて、海外に浄土真宗の寺を造りまくった時代があったハズ。もちろん旅順にも浄土真宗の寺を作ったとか。と。旅順に行った時に歴史好きの添乗員から聞いた覚えが…。あの時からフットワークの軽い宗派だなあ〜と思ってましたが、自由度がここまであるのね。久々に驚いた!

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