カテゴリーの下の方に「能」というのがあるのですが、今日は久々に能楽の紹介。
駒場東大から徒歩で移動して約20分。観世能楽堂に到着しました。
既に行列がっ!
7月23日午後1時より「東京観世会」の公演があるのです。こちら指定席もあるのですが、基本自由席。自由席は早いもの勝ちです。なので、人々は12時半の開場を目指して並ぶのです。
私が到着したのは12時15分頃。張り切って並びましょう~。
ってなことで、この日の出し物は
能「半蔀」
狂言「寝音曲」
仕舞4つ。「枕慈童・杜若・花筐・融」
能「紅葉狩」
私の目的はズバリっ紅葉狩りです。なぜならばっ!紅葉狩りには鬼神が登場するのですよ。
へっへっへっ。
能には幽霊や神様や平氏・源氏が登場するお話が多いんですけど、それとは別に鬼や妖怪が出て来るお話もあるのです。私はこれが好き~。
紅葉狩りは信濃の国戸隠の山中で、平維茂(維茂は武者姿。お付きの従者と勢子が2~3人。今回は2人)は、紅葉狩をし、酒宴を催している女達に出合います。(これが4名の女面をつけたきらびやかな女性姿の登場で、舞台がパッと華やかになります。他に女の従者の年配の女性も)維茂は主の名を尋ねますが、さる高貴な女性としか答えません。そこで酒宴の興を妨げないようにと、馬を降りて道を変えて行こうとしますが、女達に引き留められ、酒宴に誘われます。
断りかねた維茂は、盃を重ね、舞(これが前半、シテ女主人の舞で綺麗です)に見とれるうちに酔い伏してしまい、女達は山中へと消えてゆきます。
(女面をつけた女性達は退場しましたが、女主人は舞台中央においてある紅葉山を模した設えの中へ移動。つまりですね、この中でシテの女主人公は生着替え中なんですよ。着替えの間を持たすのは間。狂言方による前半の物語の説明により、また物語では間の役所は、岩清水八幡宮の末社の神に扮しています。白い絽の衣装を纏ってやって来て、居眠り中の維茂に忠告します)
維茂の夢で、女達は鬼神であることを教え、退治するように神剣を授けます。
維茂が目を覚ますと、山中は激しい嵐となり、本性を現した鬼神(後シテ)が襲いかかってきます。
(待ってました~!!鬼は赤いほう髪、鬼面をつけ、金色と黒のチェッカーフラッグ柄の上着をかぶって登場します。もうわくわくします。)んで、せっかくなので、袖本を読んでみて下さい。ここがクライマックスなんですよ。
維茂が神剣で襲いかかる鬼神に応戦し、遂に切り伏せるまで。もう舞台は最高潮で、それまでずっと出番のなかった太鼓も加わり小鼓、大鼓、笛と男性8人で構成された地謡が賑やかに場を盛上げます。
「紅葉狩」の能は前編で約80分。ちなみに「半蔀」は約75分です。
スカっとして能楽堂を出たら時刻は既に16時半。さすがに7月の夕暮れは遅い。
能楽堂の正面玄関横に小さなお稲荷さんがあります。これは観世流の人が作ったもの。
ここから歩いて約20分。小田急線の代々木八幡駅に到着。
いっつも思うんだけどね。この駅って鉄道好きで電車の撮影好きな人にはお薦めの駅です。カーブの途中に駅があるので、車両がかっこ良く見えるんですよ。
頭が煮えそうな位暑いですね。
辛抱たまらず、一昨日の夜クーラーにコンセント繋いでしまいました。
8月6日。先週の土曜日横須賀のサマーフェスティバルで思いっきり日焼けしました。ようやく赤剥けがおさまってきたけど、汗腺が開き切ってしまったのだ。もう訳もなく汗まみれです。あ~ん
駒場東大から徒歩で移動して約20分。観世能楽堂に到着しました。
既に行列がっ!
7月23日午後1時より「東京観世会」の公演があるのです。こちら指定席もあるのですが、基本自由席。自由席は早いもの勝ちです。なので、人々は12時半の開場を目指して並ぶのです。
私が到着したのは12時15分頃。張り切って並びましょう~。
ってなことで、この日の出し物は
能「半蔀」
狂言「寝音曲」
仕舞4つ。「枕慈童・杜若・花筐・融」
能「紅葉狩」
私の目的はズバリっ紅葉狩りです。なぜならばっ!紅葉狩りには鬼神が登場するのですよ。
へっへっへっ。
能には幽霊や神様や平氏・源氏が登場するお話が多いんですけど、それとは別に鬼や妖怪が出て来るお話もあるのです。私はこれが好き~。
紅葉狩りは信濃の国戸隠の山中で、平維茂(維茂は武者姿。お付きの従者と勢子が2~3人。今回は2人)は、紅葉狩をし、酒宴を催している女達に出合います。(これが4名の女面をつけたきらびやかな女性姿の登場で、舞台がパッと華やかになります。他に女の従者の年配の女性も)維茂は主の名を尋ねますが、さる高貴な女性としか答えません。そこで酒宴の興を妨げないようにと、馬を降りて道を変えて行こうとしますが、女達に引き留められ、酒宴に誘われます。
断りかねた維茂は、盃を重ね、舞(これが前半、シテ女主人の舞で綺麗です)に見とれるうちに酔い伏してしまい、女達は山中へと消えてゆきます。
(女面をつけた女性達は退場しましたが、女主人は舞台中央においてある紅葉山を模した設えの中へ移動。つまりですね、この中でシテの女主人公は生着替え中なんですよ。着替えの間を持たすのは間。狂言方による前半の物語の説明により、また物語では間の役所は、岩清水八幡宮の末社の神に扮しています。白い絽の衣装を纏ってやって来て、居眠り中の維茂に忠告します)
維茂の夢で、女達は鬼神であることを教え、退治するように神剣を授けます。
維茂が目を覚ますと、山中は激しい嵐となり、本性を現した鬼神(後シテ)が襲いかかってきます。
(待ってました~!!鬼は赤いほう髪、鬼面をつけ、金色と黒のチェッカーフラッグ柄の上着をかぶって登場します。もうわくわくします。)んで、せっかくなので、袖本を読んでみて下さい。ここがクライマックスなんですよ。
維茂が神剣で襲いかかる鬼神に応戦し、遂に切り伏せるまで。もう舞台は最高潮で、それまでずっと出番のなかった太鼓も加わり小鼓、大鼓、笛と男性8人で構成された地謡が賑やかに場を盛上げます。
「紅葉狩」の能は前編で約80分。ちなみに「半蔀」は約75分です。
スカっとして能楽堂を出たら時刻は既に16時半。さすがに7月の夕暮れは遅い。
能楽堂の正面玄関横に小さなお稲荷さんがあります。これは観世流の人が作ったもの。
ここから歩いて約20分。小田急線の代々木八幡駅に到着。
いっつも思うんだけどね。この駅って鉄道好きで電車の撮影好きな人にはお薦めの駅です。カーブの途中に駅があるので、車両がかっこ良く見えるんですよ。
頭が煮えそうな位暑いですね。
辛抱たまらず、一昨日の夜クーラーにコンセント繋いでしまいました。
8月6日。先週の土曜日横須賀のサマーフェスティバルで思いっきり日焼けしました。ようやく赤剥けがおさまってきたけど、汗腺が開き切ってしまったのだ。もう訳もなく汗まみれです。あ~ん