高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

トキワツユクサ

2007-06-23 09:32:12 | 山野草
知人のブログにトキワツユクサが紹介されていたが、画像を見ると茎が緑色であった。
我が家の庭のトキワツユクサは、茎と花茎の色は暗紫色である。
先日、相模川の岸辺を歩いていたら、緑色と暗紫色の両方が野生化していた。しかも緑色はかなりの群生で、草丈も花も一回り大きい。
葉の裏面の色は茎が緑のものは緑色、茎が暗紫色のものは若い葉は紫色で、しばらくすると緑に変化する。
ブライダルベールも葉の形は似ているが、裏面は紫色から変化しない。

トキワツユクサは本にもほとんど載っていないし、ネットの情報も少し曖昧のようだ。あるネットでは暗紫色をトキワツユクサとし、緑色をオオトキワツユクサに分類している。
また別のネットでは、緑色をオオトキワツユクサとし、緑色で少し小さいものをトキワツユクサとし、暗紫色は名前を不明としている。
寅太のブログでは、茎の色が暗紫色のものをトキワツユクサにしておこう。

 
(相模川の岸辺に野生化)

常盤露草/ツユクサ科/ムラサキツユクサ属。
昭和の初めに園芸植物として入ってきた多年草で、繁殖力が強く野生化している。別名ノハタカラグサ、トラカン。
葉はツユクサに似ているが、3弁の白い清楚な花を咲かせる。
名前の由来:葉がツユクサに似て、常緑であることからこの名が付いた。
花期:6~8月。
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コメント (6)    この記事についてブログを書く
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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
清楚だ (信徳)
2007-06-23 10:11:49
外来種にしては清楚ですね。でも繁殖力は流石です。紫の露草のイメージを変えてしまいそうですね。
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新種はどちらかな? (デコウォーカ)
2007-06-23 21:48:04
茎が紫色のトキワツユクサも葉や花は同じですね。どちらかが最近生れた新種かも知れませんね。それで世の植物学者も意見の統一が出来ていないかも知れません。
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大好きな花です (hanatetsu)
2007-06-23 22:31:54
トキワツユクサ、清楚で気品のある花で大好きです。
今日、山水会のT氏とO氏とで高幡不動尊の紫陽花を見に行き、その後神代植物園に足を延ばしました。
この暑さに元気だったのは、カイコウズ(アメリカディゴ)だけでしたよ。
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ムラサキツユクサとトンボ (寅太)
2007-06-24 10:10:12
信徳さん、おはようございます。
ムラサキツユクサはどこでも見かけますが、やがてこちらの花が多くなるのでしょうか。
トンボはどちらにとまるのでしょう。
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違いは宿題ということに (寅太)
2007-06-24 10:18:47
デコウォーカさん、おはようございます。
紫と緑の茎の違いについては今後の調査ということで宿題にしておきます。
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バラの開花は (寅太)
2007-06-24 10:28:10
hanatetsuさん、おはようございます。
カイコウズは記憶にありませんので、赤い花に出会ったら注意して見るようにします。
神代植物公園ではバラが開花しているのではありませんか。
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