久々に家の庭に咲く花の登場である。
クルマユリ(車百合)は、ユリの仲間では最も高山帯に群生し、長い茎の中央部で大きな葉が輪生し、輪生している部分と花との間では小さな葉が互生している。
庭のクルマユリの輪生した葉の数を数えたら11枚であった。
越後平野の低い丘陵地にある実家の付近では、夏によく目立つ花であるが、高尾山や多摩丘陵では生えているのを見たことはない。
深山から高山帯の草原に群生する多年草。
茎の中央部で葉が数枚から10枚ほどが輪生する。6枚の橙赤色の花びらは強く反転する。
名前の由来:葉が放射状に付き、これを車輪に見立てこの名が付いた。
花期7~8月。
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このユリが咲き出すと暑い夏がやってきます。
高山帯に分布するとか、アルプの里でも見られますかね。
それにしても、最初と最後の画像の花の色が違いますが、色は多種に及ぶのでしょうか?
みんな同じものです。
右下は太陽が当たって、少し色が違ってしまったのが気になっていたのですが。
他は自然の色です。
この変化した色を見てしまったとは。
3~4枚の少ない輪生ではなく、自転車の車輪並みの輪生です。
比較的高地にあるようなので、色の付いたユリがあったら、葉にもチラと目をやって下さい。
直射日光があたり少し右下の画像は黄色が強いようです。
また蕾と咲きかけは少し赤いようです。
(上と下の左は開花直後、右は数日後)
別の株ですが、これほどの個体差はないと思います。
わかった