草むらに入ると、ヌスビトハギ(盗人萩)よりも強力な引っ付き虫に出会うことがある。帰化植物のアレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)で、ヌスビトハギが2節が多いのに、こちらは小型であるが3~6節と多く、節のくびれは少ない。
荒地盗人萩/マメ科/ヌスビトハギ属。
路傍や造成地などの荒れ地に生える北米原産の帰化植物。
葉は3小葉で、葉の両面には短い毛が多い。長さ6~9mmの紅紫色の花を付け、果実は扁平で3~6節に分かれる。果実の表面はかぎ状に曲がった毛が密生し、衣服などにひっつく。
名前の由来:ヌスビトハギの仲間で、荒地に生えることからこの名が付いた。
花期:7~9月。
(多摩丘陵)
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路傍や造成地などの荒れ地に生える北米原産の帰化植物。
葉は3小葉で、葉の両面には短い毛が多い。長さ6~9mmの紅紫色の花を付け、果実は扁平で3~6節に分かれる。果実の表面はかぎ状に曲がった毛が密生し、衣服などにひっつく。
名前の由来:ヌスビトハギの仲間で、荒地に生えることからこの名が付いた。
花期:7~9月。
(多摩丘陵)
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この花の目は誰にくっつこうかと狙っていますね。
ヌスビトハギに三分の理はあっても、こちらには一分もありません。
かなり引っ付かれても我慢をしますが、この引っ付き虫にはお手上げです。
「綺麗なピンクの花」などと言っているうちは甘い甘い。
こんど庭に植えましょう。