きのうは鎌倉八幡宮の、歴史あるイチョウ(銀杏)の樹が倒れたのにはびっくりした。
さて、春の山野草は昼間に花が開き、夜になると閉じるものが多い。温度に依存するものか、太陽の光によるものか、少し実験してみた。
暗室にして温度をあげてみた。フクジュソウ(福寿草)は簡単で、かなり低温の10℃で開き始めた。フクジュソウは太陽の光で花を開閉するというが、一定の温度さえあれば開くようである。太陽の光に合わせて花の向きを変えるというのは、わずかの熱源を花びらにより中心部に集めると考えられる。このまま夜間5~10℃の照明のない室内に置いたが、やや閉じた程度で、暗い夜間でも開いていた。
次にカタクリ(片栗)の開花実験をした。暗室で温度を15℃まで上昇させたが、一向に咲く気配がない。そこで蛍光灯で光を照射すると、みるみる開花した。そこから光があれば開花するという結論を導こうと、翌日(9日)は蛍光灯の照射を行ったのであるが、結果は開花せず、前日の実験が失敗だったことがわかった。
10日朝、室内温度10℃、蛍光灯の照射30分で変化なし。次に20~25℃の暗室に置いたら、すぐに開花が始まった。
ネットを調べると、カタクリは17℃で開花し、25℃で花びらが反り返るという研究が載っていた。
反り返ったカタクリの花びらや葉に包まれた福寿草が可愛いですね。
フクジュソウが太陽の光を受けて開花すると聞きましたが、温度だったのですね。日中陽が射すと暖かくなるから開花する訳ですね。又、陽が射さなくても気温が上がれば開花する訳ですね。浅間山でのフクジュソウの開花した理由が解りました。
温度をあげるのですから、画像は全部室内の撮影なんです。
ダンボールで温室を作り、ストーブで暖めました。
カタクリもフクジュソウも実験でくたびれているでしょうね。
花も疲れる春
蛍光灯の光で開花した時には、植物学会に論文をだしたいような結果かと思いましたが、これは失敗でした。
温度で開花するので、温度さえあれば、夜間の暗いところでも咲いているわけです。
花は夜開く~
もう生まれ故郷の台湾がよいので、来日はないのではとチョッピリ心配していたんです。
高雄にはネコノメソウはないようですが、猫はいるのでしょうか。
勧められるお酒は飲み干すので、みんな寅ではないでしょうね。
勤勉な日本人
17℃で開花し、25℃で花弁が反り返るという話は面白い。
確認したいと思います。
荻野運動公園の名前を聞くのは久しぶりです。
去年、表示にケチを付けたのを思い出しました。
バイカイカリソウの花は碇の形です・・・と説明があったんですよね。
ウメの形ですよね。
園では来て欲しくない来訪者