高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ドクゼリ

2006-08-10 08:54:33 | 山野草
渓谷状になった川をのぞくと、白い花を付けた大型の植物が見えた。
全草にシクトクシンという有毒成分を含み、春先にはセリ(芹)と間違えて、誤食すると下痢、嘔吐の中毒症状を引き起こす毒草である。
画像で花の形を観察したいところであるが、なかなか上手く撮らしてはくれない。
若葉だけでなく、根茎もワサビ(山葵)の根と勘違いすることもあるとのことで、気を付けねばならない植物である。

 

毒芹/セリ科/ドクゼリ属。
池の周りやや沼地に生える生えるセリ科の多年草。毒草。
高さが1m以上にもなる大型植物で、葉は羽状複葉で小葉は長楕円状披針形。夏に白い小さな花をたくさん付ける。生えるセリ科の多年草。
名前の由来:セリの仲間で、全草に毒を持つことからこの名が付いた。
花期7~8月。
(多摩丘陵)
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