今回はと八王子市立片倉城跡公園と相模原市にある神奈川県立津久井湖城山公園を歩いてきました。今回の目的は、片倉城跡公園(以下片倉公園)はコバノカモメヅル(小葉鴎蔓)の果実(袋果)、津久井湖城山公園(以下城山公園)はオオカモメズル(大鴎蔓)の果実の確認でした。
コバノカモメズルとオオバカモメズルのいずれも、袋果は付いていませんでした。しかも城山公園では下草刈があったようで、1輪しか花が付いていませんでした。
反面、予期せぬ収穫もあり、片倉公園ではヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)、城山公園では各種のホオズキの発見がありました。
JR片倉駅~片倉城跡公園~JR片倉駅
県立津久井湖城山公園駐車場~城山山頂~神社~駐車場
(片倉城跡公園のヒヨドリジョウゴ)
(以上片倉城跡公園)
城山公園のオオカモメヅル(大鴎蔓)は、下草刈りにあい期待外れでしたが、イガホオズキ(毬酸漿)、ハダカホオズキ(裸酸漿)、イヌホオズキ(犬酸漿)がありました。これにヤマホオズキ(山酸漿)があればほぼ完璧と周りを探しましたが、これは見付かりませんでした。
またコバノカモメヅル(小葉鴎蔓)の白い品種が見付かりました。これはアヅマカモメヅル(東鴎蔓)と呼ばれるようですが、さらに白く(実際は黄色に近い)、葉の細い品種は、シロバナカモメヅル(白花鴎蔓)の名で呼ばれているようです。
次回は二つの公園で見ました他の品種について載せることにします。
(イガホオズキ)
(ハダカホオズキ)
(イヌホオズキの花と熟した実)
(マルバノホロシ)
(たった1輪残った城山公園のオオカモメヅル)
(後編へつづく:2回シリーズ)
コバノカモメヅルの仲間には、アズマカモメヅル、シロバナカモメヅルとジョウシュウカモメヅルがあるようです。
花の色や歯の形から見分けられるようになったら、カモメヅルの先生になれますね。
高尾山の石段にはヒヨドリジョウゴの思い出があるんですね。
赤い実がなる秋のことでしょうか。
カモメヅルは突然変異だと思いますが、ジョウシュウカモメヅズルを探して下さい。
小栗上野介の埋蔵金より探すのが難しいかも知れませんね。
高尾ではカモメヅルの仲間は人気があります。
オオカモメヅルは名前と違って、花はかなり小さいんです。
カモメヅルは香貫山にはないのでしょうか。