高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

コクラン

2012-07-05 00:49:39 | 山野草
我が家に初めての花がやってきた。名前もコクラン(黒蘭)で、ちょっと秘密めいた名前である。花の形をよく見たら、色は違うが形はクモキリソウ(雲切草)にそっくりである。


(黒色の蘭からコクラン)

 
(直立がずい柱、幅の広いのが唇弁、後に突き出る背萼片、左右に側花弁と側萼片)

黒蘭/ラン科/クモキリソウ属。
常緑樹の山林に生える多年草。
葉は広楕円形で先端がとがり互生し、葉面は柔らかく葉脈に沿って溝状にくぼむ。葉は2枚で時には3枚のこともある。偽球茎は多肉質で、年に一本ずつ出るが、数本(数年分)が並んで見られ、葉は常緑性で二年にわたって残る。
花茎は葉の間から立ち上がり、総状に濃紫褐色の花が付く。萼片は披針形で側花弁は線形、唇弁は倒卵形で反曲する。
名前の由来:花が黒いランということでこの名が付いた。
花期:6~7月。
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コメント (2)
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