高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ぶらりと高尾山(9)(その4)

2010-08-10 18:24:07 | ぶらりと高尾山

先日、朝早く高尾山に出かけました。今回の目当てはガガイモ科のスズサイコ(鈴柴胡)を探すことと、高尾山頂のクヌギの木に集まるオオムラサキの鑑賞です。
スズサイコが
生えている場所は、ブログなどの情報でほぼわかるのですが、過去2回ほど見つけることができませんでした。
今回は友人に詳しく聞いてでかけました。以前に探した場所と同じ所にありましたが、あまりにも周りに溶け込んでいたため、見つけることができなかったことがわかりました。
スズサイコは残念ながら開いてませんでしたが、これは最初の花が終わり、次の蕾の準備期間だったと思われます。

裏高尾~日影林道~一丁平~小仏城山~一丁平~高尾山頂~3号路~薬王院~3号路~一丁平~
日影林道~裏高尾


(スズサイコは夕方に開き、日が昇ると閉じるので、朝早く出かけた)

 
(この日は開花せず)          (オニルリソウ:一丁平)

 
レンゲショウマ:薬王院)     (フシグロセンノウ:薬王院)

 
オトギリソウ:一丁平)          (キジョラン:一丁平)

 
タマアジサイ:日影林道)      (ナワシロイチゴ:一丁平)

 
ダイコンソウ:日影林道)       (ミツモトソウ:日影林道)

 
ツリガネニンジン:一丁平)       (オニユリ:高尾山頂)

日本の国蝶に指定されているオオムラサキは、樹液を吸っていましたが、同じ木にアカボシコマダラが一瞬止まりました。この蝶は奄美大島などに生息しているのですが、首都圏で見られるのは、蝶マニアによる人為的な放蝶が疑われています。綺麗な蝶ですが、コマダラと生息域が同じで、生態系の変化が心配されるのだそうです。
朝6時には小仏城山に着きましたが、ほぼ無人の山に一人だけスコップで、何かを掘っている人がいました。もし植物を掘っていたなら、これは困ったことです。

 
アキノタムラソウに止まる蝶)  (放蝶の疑い有るアカボシコマダラ)

 
(オオムラサキはめったに羽根を広げないので撮影が大変)

コメント (6)
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