高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

オニユリ

2008-07-23 00:19:01 | 山野草
庭にコオニユリ(小鬼百合)が咲いた。
コオニユリの説明には、よく似ているオニユリ(鬼百合)の説明が必要で、急いで近くの家の庭からのぞいているオニユリを撮った。
オニユリとコオニユリはよく似ていて、オニユリが一回り大きい。オニユリが人里近くに生えるが、コオニユリは山地の草原に生える。
そして決定的な違いは、オニユリは葉の付け根に暗紫色のムカゴを作るが、コオニユリはムカゴが付かないことである。

 
(右はオニユリのムカゴ)

鬼百合/ユリ科/ユリ属。
人里近くに生える多年草。
草丈は1~2m程となる大型のユリで、葉は互生し披針形で先端は尖り、葉腋に紫黒色の珠芽(ムカゴ)を付ける。花は橙色で内側に黒紫色の斑点がある。
名前の由来:黒色の斑点模様のある赤橙色の花を、赤鬼の顔に見立て、この名が付いた。
花期7~8月。
(多摩丘陵)
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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
このユリです (信徳)
2008-07-23 12:57:41
この花がまさしく魚沼のユリです。むかごは有りました。8月お盆にも良く使いましたし、各家庭の庭には咲いていました。(前回のユリ、勘違いです)
きょうは飲み会 (寅太)
2008-07-23 14:45:53
信徳さん、こんにちは。
田舎の実家にもありました。
先ほど近所を散歩したら、赤い百合はほとんどこの百合でした。
最初の画像がよくなかったので、急いで別の画像に入れ替えました。
きょうは同級生と飲み会です
解説 (hanatetsu)
2008-07-23 19:20:42
オニユリとコオニユリ、コが付いているか付いていないか。また、ムカゴを付けるか付けないか。
「ムカゴ=子」
判りやすい解説、ありがとうございました。
オニにも子がいた? (デコウォーカ)
2008-07-23 19:38:05
コオニユリは知りませんでした。ムカゴの付くものしか見ていませんでした。しかし、意外とムカゴの有無には注意していないので、コオニユリも見ているかも知れませんね。これからは鬼の子が混じっているかもしれないので注意して見ましょう。
ムカゴはオニユリ (寅太)
2008-07-24 12:27:24
hanatetsuさん、こんにちは。
夏に山で見れるのはヤマユリとコオニユリです。
近くの家にはオニユリがかなり植えてあります。
鬼の子 (寅太)
2008-07-24 12:32:38
デコウォーカさん、こんにちは。
今の季節に山で見られる赤いユリは、コオニユリとクルマユリかと思います。
鬼の子はなかなか上手く育たないので、民家にはほとんどありません。
わが家も何時まで咲くのか皆目わかりません。
本日はコオニユリです。

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