高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

カリガネソウ

2007-10-23 06:57:25 | 山野草
近所の庭先で優雅な花を見つけた。「雁」の文字を古い名前の「かりがね」と読ませて雁草(カリガネソウ)という。
雁(かり)のことを「かりがね」というのは、寅太のホームページの中で、伊那谷の人々が放浪の詩人 「井上井月(いのうえせいげつ)」を偲んで、井月の故郷長岡に向けて建てた歌碑の中に出てくる。
雁がねに忘れぬ空や越の浦(井月)
きょうで中越地震から3年目になるが、幕末の時代に地震で人生が変わった長岡藩士である、井上井月ゆかりの「かりがね」に中越の復興を願う。

 

雁草/クマツヅラ科/カリガネソウ属。
山地の林縁などに生える多年草。別名ホカケソウ(帆掛草)。
茎は四角形で直立し、葉は鋸歯を持った広卵形で対生し、葉腋から長い柄を持った集散る花序を出す。
花冠は5裂し、下の1個が大きく、雄しべは湾曲して長く突き出している。
名前の由来:花の形が雁(かりがね)が首を伸ばし羽を広げた姿に見えることからこの名がついた。
花期:8~10月。
(多摩丘陵)
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コメント (6)
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