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世界の片隅から、愛をささやいてみたり @goo

『踊る大捜査線』第4話

2009年12月30日 | TVドラマ
    「青島、本店からもう一度ご指名だ」
    「え」
    「支店の意地、見せてやれ」

            『踊る大捜査線』第4話より


「所轄の意地と本庁のプライド」の回。
もしくは「事件に大きい小さいがあるんですか」の回。


現実問題、事件に大きい小さいはあると思うんです。
仕事には必ず優先順位がありますから。
でも、「目の前に困った人がいたら知らないふりはできない」
という青島くんの情熱は、やっぱり魅力が大きい。
正しいことのためなら自分がどんなに不利な状況になってもいい、
というまっすぐすぎるほどの打算のなさは、
青島くんを今後ヒーローにしていく大きな要因だと思います。
室井さんが本庁に青島くんを呼んだ理由も、そこだと思うんですよね。
だって、青島くんが室井さんの前でした仕事って
「運転手」「爆弾から逃げなかった」「取り調べでの違法行為」だけだもん。
それだけで熱心に引き抜こうとした室井さんに、
逆に捜査一課での孤立の深さを感じずにはいられないのです…
一課長ともうまくいってないんだもんね(^^;
(たぶん、キャリアなんだからあまり現場に口を出すな、ということなんでしょう)
むしろ、所轄からの支持が熱い人だったりするんですけど。


ただまあ、青島くんを簡単にコントロールできると思ったのは
今回の室井さんの失敗でしたね。


夜中の12時を回っても、青島くんが心配で残業を続ける湾岸署の面々が
「仲間」という感じを出し始めていて、いいなあと思いました。


あと、今回何度か警察手帳が出てくるのですが、
まだ古いタイプなんですよね。ホントに手帳のヤツ。
現在のかっこいいヤツに替わったのはいつなんでしょうね?
この頃、他の刑事ドラマでは手帳の表紙を見せるだけだったのに、
『踊る』では開いて中の身分証明を見せていたのが新鮮でした。
 
 

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