『クローザー』観終わりました

建国記念の日、いかがお過ごしですか。
北海道は毎日氷点下ですが、ふと気づくと夜明けが早くなっていたり、
夕暮れが遅くなったりしていて、少しずつ春が近づいてきているなあと感じます。
ただまあ、ここからが長いんですけどね、冬（＾＾；


さて。

昨年の初秋くらいからレンタルでどんどん観ていた
アメリカの刑事ドラマ『クローザー』ですが、
先月くらいで最終回まで観終わってしまいました。
最初から最後まで、本当に楽しかった。


ロス市警の殺人特捜班（のちに重大犯罪課）を率いる
女性チーフ　ブレンダ・リー・ジョンソンを主人公に
個性豊かなメンバーが殺人事件の謎を解いていくドラマ。
シリーズの前半では、移民問題、発達障害、ＬＧＢＴ、サブプライム問題など
社会派のネタも散りばめつつ、突然びっくりするようなコメディ回があったりと
バラエティ豊か。シリアス回でもユーモアが必ずあって、そこも好みでした。
その後もブレンダの昇進問題やロス市警の訴訟問題（原因はブレンダ）など、
シリーズを通しての大筋が毎回あったのも面白かったと思います。
ブレンダのプライベートの問題も、いろいろ変遷していきますしね。


ブレンダは、優秀だけど仕事以外では（仕事でも？）いろいろと問題児なので、
夫のフリッツが時々堪忍袋の緒を切らして、ものすごく怒るんですが、
「いいぞフリッツ、もっと言ってやれ」と思っちゃうんですね（＾＾；
（そこまで怒らなくてもいいじゃない、と泣くブレンダ）（いや悪いのはあなただから！）
それでも私はブレンダが好きでしたし、ブレンダの強さは見習いたいなあと
思いました。落ち込んで泣き崩れても、次の回ではえらい復活してるところとか。
（だいたい落ち込む前よりパワーアップしているし・笑）
ファッションが華やかなところも好きでした。画面が明るくて。
ラップミュージックに乗って臨場してくるところとか、かっこよかったなあ。
真っ白いコートで現場に来られると、いつ血がつくかヒヤヒヤしましたが。


続編の『メジャー・クライムス』は、重大犯罪課のメンバーはほぼそのままで
ブレンダに代わりレイダー警部がチーフになります。
私、登場した頃のレイダーがすごくイヤで、なんでこの人が、と思ったのですが、
『クローザー』の最後の方では、単にこの人はとても真面目なだけなんだ、
と思えてきましたし、彼女なりのかわいさも見えてきたので、
そこまで拒否感がなくなりました。
『メジャー・クライムス』１・２話だけ観ましたが、
フリッツがブレンダと電話していたり、
その電話にタオが「チーフ元気？」と声をかけたり、
レイダーがオフィスの机の引き出しを開けたら、
まだどっさりチョコレートが入っていたり（ブレンダの忘れ物ｖ）
そういう「前作のファン」への心配りも行き届いていて、嬉しかった。


忙しい毎日のストレス解消だった『クローザー』でしたが、
今後は『メジャー・クライムス』をどんどん観ていこうかと思っています。


…しかし最近は『真田丸』ばっかり観ていたりもするのですが（＾＾；