秋生のEtude

音楽も映画も舞台も大好き!トキメキと感動を求めて、思い立ったらGO!
好き勝手気ままな雑多ブログへようこそ!!

「抑えがたい欲望」

2006年07月13日 21時51分43秒 | えとせとら
週末にたくさん楽しい思いをしたので、“さあ!真面目に仕事しよう!”とがんばりました。

・・・なのに~~あれ以来ずっと、頭の中で響いているのです。
すべてはっきりしているわけではありません。ところどころ、ぼやけています。
でも、それは確かに聞き覚えのある“声”で・・・
断片的ではありますが、“奪っては失う”とか“次から次”とか“欲望こそが”とか・・・

ひええ~~っっ!!
そうなのです。3列目から聴いたあの山口さんのお声が~歌が~刷り込まれてしまった~っ!!
ささやくように、語りかけるようにはじまり、(ボソボソと?)
悠々と、朗々と、気持ちよさげに歌いあげ、(噂のバズーガ)
ラストはもう!感動的!よくぞここまで!というロングトーン。(い、息が苦しいっ)
う~~ん。すごいわ・・・

たしかに四季時代から山口さんのお歌って“すごっ”かったけど。
(ああ!もう一度観たい~『オペラ座の山口怪人』あれっ?なんかちがう?)

ああ~なぜかしら、『ダンス オブ ヴアンパイア』・・・もう一度、あの山口さんの長々しい、くどくどとした、心の奥底にある自らの葛藤を語る、自分史にも似たあのお歌を・・・はげしく聴きたい~!!と思っている私がいます。
えええ~~っ???まさか、山口さんのお歌にこんなにも惹きつけられる日がこようとは・・・

しかも・・・

その題名は「抑えがたい欲望」・・・まさに私のこと!?


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「METAL MACBETH」LIVEチケット

2006年07月11日 20時35分31秒 | 『メタル・マクベス』
お願いです。
19日『メタル・マクベス』ライブのチケットが2枚余っています。
どなたか、行って、そして盛り上がってくださる方はいませんでしょうか!?
1枚は18日のライブチケットと、交換でもかまいません。
「行きたいな~」「行っちゃおうかな~」「行ってみようかな~」という方は、
こちらまで。↓

akio_dreamland4040@mail.goo.ne.jp

よろしくお願いします!!
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『ダンス オブ ヴァンパイア』 7/9(日) マチネ

2006年07月10日 21時18分08秒 | 舞台
ああ~ん!!昨夜のうちにUPならず。
7/9(日)マチネの感想です。


性懲りもなく今日も帝劇へ。(いいかげん、地獄に落ちるかもしれない・・・

『ダンス オブ ヴァンパイア』 7/9(日)12:00

クロロック伯爵     山口祐一郎
サラ          釼持たまき
アルフレート      泉見洋平
シャガール       佐藤正宏
レベッカ        阿知波悟美
マグダ         宮本裕子
ヘルベルト       吉野圭吾
クコール        駒田 一
アブロンシウス教授   市村正親

むふふふ~なんと、本日は3列目!!だったのです。(お友達のTさんの、またお友達の山口さんファンのMさん、本当にありがとう!)
たぶんまわりはすべて山口さんFCの熱烈な方々なんだろうな~という体制の下、2度目の観劇です。
今日は、進行がわかっているので、安心して、しかも見どころを逃すことなく観れました。

冒頭の凍りつく市村さん、・・・す、すごい。よほどの腹筋でなければあの体勢をキープするのは・・・さすがだわね。それにしても、教授の扮装がコテコテで、お声を聴いていないと、ちょっと見は、市村さんだとわからない。それに、あの市村さんが!?というくらいいろいろ小技を見せてくれて、ほーんと、細やかなのですよ。小首ひとつ傾げるのも、ツボを心得ていらっしゃる・・・
助手のアルフとの掛け合いもいいです。それから、伯爵との会話のやり取りもすごく対照的で、よかったなあ。
早口言葉も完璧!そして、ひとつひとつの仕草が本当にかわいい。(パジャマ姿も、生着替えもありよ。)なんてキュートなの

サラに出会って恋をして“お願いがあるの・・・”と言われ、激しく勘違いする泉見アルフレート、目がアチコチ泳いでて、挙動不審ぶりがいいわあ。泉見くんってホントにこういう役が似合う。こんなそばで観たのははじめてでしたが、おめめパッチリ!本当にジャニーズ系なお顔してます。かわゆいわホント、「スポンジ、サイコー!!」???(おいおい、娘その2・・・目がだぞ)

昨日はちひろちゃんでしたが、今日はたまきサラ!
細いなぁ・・・伯爵から赤いブーツを贈られて、踊るシーンはサラじゃないんだと、今日わかりました。

吉野ヘルベルト・・・いいわあ~吉野さんって、普通に素敵な人なのに、どうしてこういう傾向の役が多いんでしょう。本当に妖しいまでにお美しい、特に裸体が
今日は、バスタブのへりに片足をかけて・・・うわあ~、近くで見るとなんて、すらっときれいなおみ足なの~“うっふ~ん”って感じが全身から滲んでます。「・・・僕は君と、おしゃべり、したいな」ぞわぞわぞわ~~~!!
泉見アルフ、足が震えてます。泣きそう。
「・・・パラダイスっ!」きゃあーっ!!なんて素敵なおしり~!!
・・・このふたりって、以前はアンジョとマリウスだったのよね・・・あああ、私の中で想像のバリケードが・・・く、崩れていく~

そして今日の伯爵・・・見慣れたせいか、昨日ほどは笑わなかったけど(おい、昨日は笑ってたんかい!?)あのクレーンで現れるのは・・・近くで見ると、またまた感動的に、変。・・・やめて、笑い死にそう。
小学校の非難訓練に消防署からはしご車が来て、「ほ~ら、こんなに高くまで伸ばせるんですよ~」っというパフォーマンスを見たことあるけど、あれに似てると思います。
そしてお歌は、いやいや、やっぱりそばで聴くとまたちがうわね~
もう~なんて言ったらいいのか・・・甘いお声だわ~~蜂蜜にひたして、粉砂糖かけて、バニラホイップクリームのっけたみたいに・・・ゲフゲフ。
なにしろ、先に書いたように本日のお席はおそらくFC席。山口さんがそのスイーツなお声で歌いだすと、周りの奥様たちが声にならないため息のような、吐息のようなお声を漏らされるわけ。フムフム、ここが山口さんの、なんとかアピールなんだわね・・・
ああ、でも、私はあの、山口さんのゆる~いセリフ回しが結構好きかも・・・
お城に来た教授との会話、「私は、夜型なので~」「・・・愛読しましたぁ~ご著書にサインを~」なんてとこは楽しい・・・(一瞬、自分も山口さんのファンだったような気になったりして
伯爵は、結構心の中に葛藤があって、悩み深いヴァンパイアなのですよね。
サラを誘惑して城に連れて来たのに、「欲望のままに」と言いながら「いけない、理性を持つんだ」と思い止まってみたり。自分史を振り返るようにして歌う「抑えがたい欲望」は、たっぷり聴かせていただきました。・・・でもさぁ、途中、墓の上に腰を下ろすとこは、なんかすごくおじさんっっぽかったです。゛どっこいしょ゛とは言ってなかったけど、そんな言葉が聞こえてきそうな座りこみ方でした。う~ん、あの髪の色が良くないのかなあ、トートの時はまだ良かったけどなあ。あのモミアゲもなあ・・・ファッション・チェックしちゃったわ(笑)
ただ、舞踏会で踊るシーン、前方席から見上げるようにして見てるせいもあるけど、足が長い~黒がお似合い~でも、いつでも手を前方に出して、指揮者のごとく動かしていらっしゃるのが、目についてついて・・・(娘その2、曰く「ああしてないとバランスが崩れるのよ~」)ええーーっっ!?そうだったんですか・・・

ダンスシーンはさすがに迫力!!です。(山口さんのことではありません、念のため)
アルフレートの悪夢はすごい!!サラを誘惑する伯爵の化身・新上さん。すごい!ダイナミックで、情熱的で、素晴らしかった!!

駒田さ~ん、出てたんですよね。なんかもったいないなあ・・・セリフほとんどないし・・・。

昨日、どこで終わったかわからなかったのが、ああ、これで終わりなのねと今日はわかりましたが・・・
う~ん、なんだろう・・・このモヤモヤ。不完全燃焼というか、イマイチ盛り上がりきれない私。山口さんのお歌も堪能したし?目の前で素晴らしいダンスも拝見できたのに・・・
・・・そうです。そうなんです。もっと、ドラマチックな、劇的なクライマックスっ!!
って、いうのを、期待してたんです。・・・実は私。
・・・舞踏会のドサクサから愛するサラを連れ出したアルフレートは、教授と共に執拗なヴァンパイアたちの手を逃れ、城の中を逃げ回るものの、最後は追い詰められ、城の一番上まで上り詰め・・・そこに現れる自信たっぷりのクロロック伯爵。
そして、伯爵と教授の最後の死闘が繰り広げられる・・・きゃーっ!どうなるの~・・・はい、妄想終わり。

~~こーいうのを観たかったんだな~
うん、山口さんファンには悪いんだけど、最後は教授に十字架で責められた伯爵が壮絶な死を遂げて(ヴァンパイアだから、基本的に死なないんだけどね)
でも、サラは噛まれてヴァンパイア化してて・・・で、舞台の最後につながるの・・・どうでしょ?

まあ『ダンス オブ ヴァンパイア』ですから・・・み~んなで踊りまくって盛り上がって、それでもいいんだろうけど。
でも、次に観る8月は浦井くん&ちひろちゃんなので、それはそれで、楽しみ。
あっ、お歌は好きです。ちょっと懐かしいものも感じるし(笑)



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『ダンス オブ ヴァンパイア』 7/8(土) マチネ

2006年07月09日 18時42分46秒 | 舞台
『レミゼ』のキャスト発表に浮かれていて、書きそびれましたが、気がつけば『ダンス オブ ヴァンパイア』の観劇日でした。
ホントはね、手放すつもりチケットだったのです。
・・・最近いつ予約したかも忘れてるくらい早くからチケ取りするんで、まさか連チャンで、観ようとは思ってなかったのです。
でも、いろいろあって結局は観ることに・・・
えーっと、これは昨日7/8(土)マチネ分です。my初日でした。


『ダンス オブ ヴァンパイア』 7/8(土)12:00 帝国劇場

2階B列下手より。
はじめて観る演目は、2階席から!!・・・と決めているわけではありませんが、偶然にもそういうことが多いです(笑)
あとで、本日(7/9)分をUPしますので、初見で印象に残った、素直な感想のみ。

*泉見アルフレートの始まりのお願いアナウンス・・・長っ!!(・・・泉見くんファンの娘その2はここでもう、うっとり

*その泉見アルフレート、かなりヘタレで、情けない。サラに出会って恋をする場面は、頭の中にお花が咲いちゃうマリウスに類似
その後も、どこか勘違いしてる?とこがピントちょい、ずれてておかしいのです。

*プロフェッサー市村さん!・・・なんて芸達者なの。寸部もかまないでどこまでも続く早口言葉!すぱらしい~!!
しかも、何をやってもキュート!!かわいい人です

*佐藤シャガール&阿知波レベッカ
いいコンビネーション。佐藤さん、・・・もうミュージカルの人ね。
阿知波さんは、最近、毎朝TVで見ているのでなんだか、舞台で観るのが不思議。

*ちひろちゃんサラの入浴シーン、ドキドキしちゃいました。なんか上から見てると見えちゃいそうで(いや、遠すぎて見えないけどね)高音がきれい。

*吉野ヘルベルト・・・噂には聞いてたけど、これほどとは!!
♪ああ~ぁ、ああ~ぁ・・・そこからもう妖しいお色気が・・・2階からでも、その脚線美はわかりました。いやあ・・・このところ、黒のシースルーを着た方々を立て続けに見ましたが(さあ、誰でしょう?)・・・あのヒラヒラは吉野さんのため!よね、絶対。
そのスリムでスレンダーなお身体は、やっぱり隠しちゃもったいない!?
で、でも・・・いいのぉ?Tバック!!ですよ、きゃーあ!しかも、一生懸命なのにすっごくおかしい。笑いすぎておなかが痛い。

*山口クロロック伯爵!!なかなか登場しないんです。
で~、やっと登場するんですが・・・山口さんファンの方々、遠目なので許してください(先に謝っとこう
あの、羽根のいっぱいついたマント姿、どう見てもカラスの化身?に見えて・・・
で、あのクレーン?の先に乗っかって出てくるとこは、広げたコウモリの羽根が、開いたり閉じたりするところあたりが、紅白でよく見る美○憲一にそっくり?
歌声はあいかわらず、砂糖菓子のごとく甘いファルセットで始まり、バズーガあり、自慢のロングトーンあり。う~ん、やっぱりすごいなあ。

*ダンスシーンが多くて、カッコよかった~!!
2階席からだと、全景がわかるんでダンスのバランスの良さもいいなあ~と思いました。音楽も素敵。
『ベガーズ』以来、客席降りする芝居が増えましたね。
2階席なのに、途中、暗闇にマントをまとった男性がたたずんでいたりしてドキっとしたり。

*ただ、どこで終わったんだかよくわかりませんでした。気づいたら「えっ?これ、カーテンコール?」みたいな(笑)

*そしてこの日カード会社の貸切公演だったので、例のごとく最後に、ご挨拶があったんですが、市村さんに体文字で「O、M、C、」と先をこされ、しかも牙の入れ歯装着で話にくい状態なのに、市村さんに「しゃべれ!」と命令されて山口さん、
「ふぉんじつふぁ(OMCのプレートを出して)・・・に!おこひくだはいまひて、まことに!!はりがふぉおござひまひたぁ。」
・・・別に山口さんファンではないのですが・・・こん時はかわいかったわ(笑)憎めない人よね~
市村さんともじゃれてるようで、なんか、ほほえましかったですわ。ほほほ。





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2007年『レ・ミゼラブル』キャスト発表!!

2006年07月07日 23時35分19秒 | 『レ・ミゼラブル』
へろへろしている場合ではありませんでした!
・・・きゃあ~~っ!!
2007年『レ・ミゼラブル』キャスト、発表~~!!

一気に目が覚めましたぁぁ!!

し、しかも、そのキャスト・・・
山口&今井バルは絶対、と思ってたし。
心配だったの。もう一度会いたかったの。・・・別所バル!!う、うれしい!!そして、???えっ!?まさかのさとしバル!?
ううわわ~~なんか想像が・・・ついていかない。(ああ、やっぱり『ミス・サイゴン』観とけばよかった・・・)
そして、ジャベ。
・・・阿部ジャベは噂にきいてたので、ああ、やっぱり。だったけど、
・・・・・禅さんジャベ!!!どんなジャベなんだろう!?
うわ~っ!!興味シンシン。これはこれはどうしてもお会いしなくては・・・

そ、そして、個人的に注目は『ベガーズ』のもってこい原田くん!!
てっきり、マリウス、と思っていたのに、原田アンジョ!!
そして、岸アンジョにまた会えるのも、すっげーうれしー!!

しかし、すごく若返った感じ・・・


その上、20周年SP
・・・昨年の2000回SP同様キャストですが、なんといっても・・・またあの伝説のキャストたちに会える!!(・・・かもしれない
特に、禅さんマリ&岡アンジョ!!
ああ~生きててよかった~~!!とにかく、まずは、貯金ですね~トホホ




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へろへろ~~

2006年07月07日 20時39分10秒 | 日常のこと
・・・失敗しました。仕事で大ポカをしてしまい、自分の責任は自分でとらねば、と昨日早朝から走り回っていました。
・・・どうにか時間に間に合い、事無きを得ましたが、冷や汗が滴り身が縮みました。心臓に悪い一日でした。

・・・昨日は7月6日。せっかくの?井上くんのお誕生日~っ!!だったのに・・・

ごめんね、井上くん(謝ってどうする
井上くんの27歳のお誕生日に、私はバタバタでした・・・


そして、今日。
なんてこった!?今日の方が、つ、疲れてる・・・!?
昨日「駅まで間に合わない~っ!」とマラドーナもまっ青の7人抜き?で、必死で自転車をこぎ、携帯のナビを駆使して電車を乗り継ぎ、満員電車の中を荷物を抱え、ふたつ隣の県まで商品を納品に行った結果が・・・
もう、座ったら立ち上がれないくらい・・・へろへろな私。
・・・どうしよう・・・

来るべき「METAL MACBETH」ライブまでに鍛えなおさねば。
う~~ん、とりあえず、“明日のために・・・食べて、寝よう”(笑)

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大阪は燃えたのね

2006年07月04日 21時31分32秒 | 『メタル・マクベス』
本日、『メタル・マクベス』大阪大千秋楽!!
お友達から、カテコのあとにバンド「メタル・マクベス」のライブあり~とメールが・・・
きゃあぁ~~盛り上がったんですね~~!!
わ~~いい!!

でも、でも、でも、・・・本当にこれで舞台のうえの内野さんは・・・しばらくお休み・・・なんと言っていいのやら・・・
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16歳

2006年07月03日 23時50分05秒 | 家族
『OUR HOUSE』の舞台では、“16歳”はあるキーワードになっているようです。
“16歳”・・・実は我が家にもいるのです。・・・16歳、の娘その1。
高校2年生の娘その1は、妹の娘その2とはまったくちがうタイプで、ミューヲタ?でもなければ、アニメヲタ、でもない。
基本は体育会系です。、そのうえ、今ドキの女子高生です。
おしゃれにも、カッコいい男の子にも興味あり。私服になると、なんでかキラキラ、どこぞのギャル?
・・・そのあまりにも派手な姿に母はキレて、いままでに何度も対立してきました。
別に、頭から押さえつけて、言うことを聞かせたいわけではありません。
基本的には自由にさせてあげたいと思っていますが、「それはちがうでしょう」ということや、「バッカっじゃないの」ということは、やはり、教育的見地から、教えていかねばなりません。
社会のルールに反すること、間違ったことに対しては、私には親として指導する義務があります。
ぶっちゃけ言えば~・・・化粧濃すぎだよ~せっかく一番お肌のきれいな若さピチピチの今に、なんで、そんなベタベタ塗りこむの~?
それに、その格好、なに?何で、真冬にへそが出てんの?そんな短いスカートじゃ、“触ってください“と言ってるようなもんだよ。どこかのやらしーオヤジに触られても知らないから!!
・・・と、日々こんな感じ。
思春期、反抗期、真っ只中の娘その1にしてみれば、親の小言などどこ吹く風、「いちいち、うるさいなぁ」挙句の果てには「元はといえば、こんな地味な顔に生んだあんたが悪い!」(ここですでに“お母さん”ではなく“あんた”呼ばわり
でも、親と子のバトルは、あきらめたら負け。ダメなものはダメ~!!と、言い続けて今日まできました・・・

16歳になったばかりの、昨年の夏がピークでした。
苦しい受験勉強の末に、高校へ入学して、はじけたように変わっていく娘その1。
そして、毎日、顔を見れば小言を言う母に、娘その1は叫んだのでした。
「どうして、今のままの私を認めてくれないの!?」
・・・・ちょっと、待って、play back!!
・・・それって、「このままの僕を愛してほしい」・・・『M』のヴォルフのセリフ・・・

“自分はもう子どもじゃないんだ”と思っている娘。
でも、親から見ればまだまだ青く、心配で仕方のない娘。
もちろん、幼稚園や小学校の時とはちがうし、親の言うことを、すべて“はいはい”と聞くなんて思っていません。
そのうえ、今の時代、明らかに私たちの世代が高校生くらいでしていたことを、中学生、もしかすると小学生だってしている・・・すべてが低年齢化している今、娘たちの興味はどんどん先へ突っ走っています。
・・・でも、子どもがどんなに大人びて、先へ先へと走ろうとしても、時代が早急に急成長しても、昨日までしていけなかった悪いことは、明日になっても悪いことのはずだし、それが時代と共に容認されて、良いことに変わるなんてありえない。
親の私がずっと、教えていかなくてはならないのは、これはいいこと、これは悪いこと、と、すごくシンプルなことです。


そんな娘その1が、最近ある理由から落ち込んで、弱気になって、思わず涙をこぼしたことがありました。
・・・私は心の中でうろたえました。
その涙の理由は、娘が自身でしか解決できないことで、私にはなんの手助けも助言もしてあげられない・・・
私の目の前で、ひたすら自分を責め涙を流す娘に、かけるべき言葉も見つけられず・・・
母である私は・・・気がつくと娘を抱きしめていました。まったく無意識に。
その時、私の腕の中には昔の記憶そのままの、小さかった娘がいました・・・。
そして、娘は私の腕を拒みもせず、なされるがままに私の腕の中でただ泣いていたのでした・・・。
娘の背中をなでながら、私には言葉がありませんでした。
つっぱって、大人ぶっても娘は娘。ずっと・・・私の娘。私には小言を言うだけでなく、こうして抱きしめるという方法があったことを、やっと思い出しました・・・

16歳、は大人ではないけれど、大人になりたいのです。
16歳、は子どもではないけれど、やっぱりまだ大人ではありません。
16歳、は夢を食べて生きています。キラキラの夢を。
16歳、は・・・こんなにも、愛しいです。


(記事を書いたのは、昨夜なのですが、公開すべきか否か迷っていて、今になりました・・・)


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『OUR HOUSE』 7/1 (土) マチネ

2006年07月01日 23時22分38秒 | 舞台
一心不乱に仕事をしたので、どうにか休みをもらえました。本当は、明日の千秋楽がよかったのだけど、前楽の今日のチケットを譲渡板で譲っていただけたので、行っちゃいました!!
アッキーの歌声が聴きたかったのよ~ナマで。
・・・実は昨年の『M』、娘その2にもナイショで、1回だけアッキー・ヴォルフに会いに行ったのです。どうしても井上くんとはまたちがう、もうひとりのヴォルフの声を聴きたくて・・・
・・・かなりショックでした。特にラストの「影を逃れて」・・・全身から心の闇を絞り出すような、悲壮感あふれるその歌声は、胸をえぐられるようで・・・強烈なインパクトでした。
と、いうわけで、昨年の『箱根強羅ホテル』から一年ぶりの新国立劇場。


『OUR HOUSE』 7/1(土)13:00 新国立劇場

ジョー         中川晃教
サラ          池田有希子
リーシー        池田成志
エモ          坂元健児
ルイス         新納慎也
ビリー         入絵加奈子
アンジー        瀬戸カトリーヌ
ミスタープレスマン   後藤ひろひと
ジョーの母       香寿たつき
ジョーの父       今井清隆


北ロンドンのカムデンタウンに住むジョー・クレイシー。
16歳の誕生日の夜、恋人のサラと入ってはいけない建設現場へ、不法侵入してしまうジョー。
亡くなった父親の霊が見守る中、不思議なことにジョーは〈良いジョー〉と〈悪いジョー〉に分かれてしまう。
逃げずに捕まった〈良いジョー〉と、逃げ切ってしまった〈悪いジョー〉。
ジョーのそれからの人生は二通りに分かれていく・・・

「16歳は大人さ!」と、彼女と過ごすバースディの夜のために避妊具を買いに行くジョー。あたふた、ドキドキ、ありえそう(笑)
親友エモとルイス。ジョーと三人並んでいいトリオ。いそう、こんな奴ら。
ジョーが二人に分かれる場面、交互に出てくる場面、結構多いんですが、不自然な感じはなく、すごく自然。ホントに二人に分かれたの?と思える。すごいわーー!

アッキー、短い髪が新鮮。・・・笑うとこんなにかわいかったんだ!!(『M』の時は、やたらと眉間にしわを寄せて苦悩に満ちた表情が多くて・・・観てるとこっちも力が入って、疲れた記憶が・・・)
16歳OKです。セリフはすごくはっきり歯切れよく快活でした。
サカケン、16歳は・・・う~ん、ビミョウ。でも、お得意のバック転も、自慢のシンバな上半身裸もご披露してくれて、ポンコツ車が壊れた時は、「あ、俺その人ちょっと知ってる」・・・『レミゼ』ネタ、笑えた!!(フリーダイヤル0120-24653・・・ってやつ)
どこかずれたボケキャラ、いいわあ~。
メガネ男子コンテストに出したい、新納くん。お初でしたが、いいキャラです。ひょうひょうとしてて。これまた、ちょっとずれてて。(笑)
女の子たちも、いそうな感じの女子高生でした。
でも・・・「俺たち、16歳じゃ~ん」・・・って、なるしー、それ・・・反則(笑)
この舞台で一番のインパクトかも。
実ははじめてです。池田成志さん。井上くんの『シンデレラ・ストーリー』DVDではお目にかかっていますが。
男子高校生、しかも16歳とは・・・
でも、がんばってたね~ダンスも。あとがキツそうだったよ・・・ゼイゼイ。
ダンスシーンは若さにあふれていて、楽しそう。小物使いがおしゃれで素敵でした。
回転舞台もすごく自然で効果的で、もしかすると、日生の『レミゼ』の舞台より・・・モゴモゴ。
ただ、肝心の歌が・・・はっきり聞き取れなくて・・・曲はわかっても、なん?なんて歌ってるの?
それと、聴きたかったアッキーの歌声が・・・ちょっと足りなかった?もう少し聴きたかったよ~

人生には、“ふたつにひとつ”という選択を迫られることが何度もあって、人は間違えることもたくさんあります。もしかしたら、過ちも犯すでしょう。でも、結局はその失敗から学んでいくしかない。・・・私なんて、毎日学んでますヨ
そして、タイトルでもある『OUR HOUSE』・・・大事なのは入れ物ではなくて、家族の胸の中。〈良いジョー〉が最後に母のキャスに抱きしめられるくだりは、うるる
想いを伝えられずに死んでしまった父の声を、代弁するように、ジョーが母に語るところもよかった~

1回だけじゃもったいない。
もう一度観れたら、もっと舞台の深いところがよく理解できたかもしれないのに・・・すいません。修行がたりませんね(笑)





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