チケットを取った時は、この公演が、師走に突入する12月だということも、『M!』と完璧にかぶる、ということにも気づいていませんでした
12月のスケジュール帳は週末がなんだかすごいことになっていて・・・
その初日を飾るのがこれ、でした。
『ウーマン・イン・ホワイト』 2007.12.1(土) 17:30開演 青山劇場
マリアン ハルカム 笹本玲奈
ローラ フェアリー 神田沙也加
ウォルター ハートライト 別所哲也
パーシヴァル グライド卿 石川 禅
白いドレスの女(アン キャスリック) 山本カナコ
フレデリック・フェアリー 光枝明彦
フォスコ医師 上条恒彦 他
あらすじはこちら。
まず、幕が開いてびっくり。オケピが舞台の上部にある~~?
・・・しかも、見れば見るほどあの後姿、あの自分まで踊っているノリノリの指揮者は・・・やっぱり、塩田さん!?
楽しみにしていた音楽は、ロイド・ウェーバー。
どことなく『オペラ座』を思わせるあの変調のしかた、あのメロディーライン。
歌うのが難しそう。でも、けしてがっかりするような方々ではありません。
それぞれに・・・素敵な歌声を聴かせていただきました
別所さん/ウォルター
バルジャンな別所さんしか観たことがないので、知りませんでしたが、
わ、若っい~~!!しかもカッコいい~!!
で、お歌も上手です。(すみません、正直こんなに歌える方とは・・・)
絵の先生という芸術家ゆえ、お金持ちでもないし、力自慢というのでもありませんが・・・おおらかそうな性格っぽいし、素直そうなところも好印象でした。
劇中「アン・キャスリック!」という英語の発音の良ささすが、ケ○オーBOYだわ、と変なところで納得しました
山本カナコ/白いドレスの女
一瞬誰だかわからなかった。きゃ~~新感線の舞台じゃないところでお目にかかれるとは。
謎めいたアン・キャスリック。ちょっと狂気っぽい感じもお似合いです。
劇中「そっくりだわ」と言われるローラとアン・キャスリック。
背格好、身体のライン、確かに似ていました。
神田沙也加/ローラ
あんまりセリフをしゃべっている印象がないんですね。(というか、あまり自己主張しないタイプ?)
そのせいかな~誰もが守ってあげたくなるような・・・かわいいお人形さんのよう。う~~ん、ウォルターがひと目で惹かれちゃうのは・・・必然かしら。
光枝さん/フェアリー叔父
車イスに乗っているくせに、実はお元気そう。
この役で、この歌は・・・『壁抜け』の部長を思い出したな~
上條さん/フォスコ伯爵
・・・一応、悪役?なんですが、どことなくお気楽な、人のいいおじさんに見えます。陽気なイタリア人のせいでしょうか?(しかも、一歩見方を間違えるとただのエ○オヤジにも見えてしまう・・・)
久々に思いっきりそのすばらしいテノールを聴かせてもらいました。
いんや~それに役どころとはいえ、孫娘ほど若い玲奈ちゃんとのラブシーン!
目のやり場に困ったなぁ~
禅さん/パーシヴァル卿
・・・最初に見たときのあまりにやさしすぎる笑顔に・・・
なんかあるんじゃ・・・と思ったら、やっぱりあった!!
・・・ひえぇぇ~~DV野郎ですっ!!
財産目当てで結婚した妻・ローラに、はなっから暴力を振るい、書類にサインしない妻にイライラ、気づくと自分の爪を噛んでたりして・・・ひたすら、ア、アブナイ奴だよ・・・
ふっと豹変する禅さん・・・けっこう恐かったです。特に2幕。
でも・・・ちょっと手ぬるいなあ。
もっともっと激しくダークな禅さん・・・できるはず。
別にDV男が趣味ではありませんがどうせならちょっと・・・観てみたい。(所詮はレア好き)
ちなみに・・・暴力を振るう男とかかわってしまった時は、とにかく“逃げる”これしかないと思います。そうじゃない時はどんなにいい人だとしても、そうなった時のDVの人には理性はありません。
申し訳ありませんが、そういう男はまず、立ち直れません。そばで耐えて忍んで我慢する人がいればいただけ、同じことの繰り返しです。
最後に・・・
玲奈ちゃん/マリアン
最初の登場から目を疑いました。
えっえっえっ??これって玲奈ちゃんと思うほど、大人っぽくて素敵な女性になっていました。
妹思いの明るいマリアン。その上、自分は二の次の奥ゆかしい道徳的な女性。
・・・無理に大人を演じているという感じはありません。玲奈ちゃん自身がグンっと成長したのだと思います。
同じ人を好きになってしまっても、その想いを妹のため押し殺そうとする健気さ。
そして、その妹の結婚の失敗を共に嘆き、どこまでも戦おうとする勇気。
お歌もすばらしかったです。
特に印象に残っているのは「ALL FOR LAURA」
・・・玲奈ちゃんの力強く、その上切なく、情熱のこもった、渾身の一曲です。
真っ赤なドレスに身を包んで、捨て身でフォスコのところへ行く潔さ。
黒のコートを着せ掛けるウォルターが、ドギマギする美しさ。
一度だけ、ウォルターへの想いを抑えられなくなって、マリアンがウォルターに抱きつくシーンがあるのだけど・・・美しかったなぁ
この二人ってすごく絵になるなぁと思ったりして
・・・ラストで死んだと思っていたローラが生きていたとわかり、ウォルターは一瞬迷うのですよ。
でも・・・ローラなんだ・・・やっぱり。
う~~~~ん、マリアン切なぃっ!!
あまり予備知識は頭に入れないで観たせいか、次はどーなるの?どーなるのっ!?
とちょっとドキドキしながら観ました。・・・おかげで結構、疲れました。
カテコでは大得意の別所さんが愛しいローラをお姫様抱っこで登場。
負けず嫌いの?禅さんもカナコさんをあわててお姫様抱っこ
帰りがけ、すっごく欲しくなってグッズ売り場に飛んでいったけどCDは売り切れでした
12月のスケジュール帳は週末がなんだかすごいことになっていて・・・
その初日を飾るのがこれ、でした。
『ウーマン・イン・ホワイト』 2007.12.1(土) 17:30開演 青山劇場
マリアン ハルカム 笹本玲奈
ローラ フェアリー 神田沙也加
ウォルター ハートライト 別所哲也
パーシヴァル グライド卿 石川 禅
白いドレスの女(アン キャスリック) 山本カナコ
フレデリック・フェアリー 光枝明彦
フォスコ医師 上条恒彦 他
あらすじはこちら。
まず、幕が開いてびっくり。オケピが舞台の上部にある~~?
・・・しかも、見れば見るほどあの後姿、あの自分まで踊っているノリノリの指揮者は・・・やっぱり、塩田さん!?
楽しみにしていた音楽は、ロイド・ウェーバー。
どことなく『オペラ座』を思わせるあの変調のしかた、あのメロディーライン。
歌うのが難しそう。でも、けしてがっかりするような方々ではありません。
それぞれに・・・素敵な歌声を聴かせていただきました
別所さん/ウォルター
バルジャンな別所さんしか観たことがないので、知りませんでしたが、
わ、若っい~~!!しかもカッコいい~!!
で、お歌も上手です。(すみません、正直こんなに歌える方とは・・・)
絵の先生という芸術家ゆえ、お金持ちでもないし、力自慢というのでもありませんが・・・おおらかそうな性格っぽいし、素直そうなところも好印象でした。
劇中「アン・キャスリック!」という英語の発音の良ささすが、ケ○オーBOYだわ、と変なところで納得しました
山本カナコ/白いドレスの女
一瞬誰だかわからなかった。きゃ~~新感線の舞台じゃないところでお目にかかれるとは。
謎めいたアン・キャスリック。ちょっと狂気っぽい感じもお似合いです。
劇中「そっくりだわ」と言われるローラとアン・キャスリック。
背格好、身体のライン、確かに似ていました。
神田沙也加/ローラ
あんまりセリフをしゃべっている印象がないんですね。(というか、あまり自己主張しないタイプ?)
そのせいかな~誰もが守ってあげたくなるような・・・かわいいお人形さんのよう。う~~ん、ウォルターがひと目で惹かれちゃうのは・・・必然かしら。
光枝さん/フェアリー叔父
車イスに乗っているくせに、実はお元気そう。
この役で、この歌は・・・『壁抜け』の部長を思い出したな~
上條さん/フォスコ伯爵
・・・一応、悪役?なんですが、どことなくお気楽な、人のいいおじさんに見えます。陽気なイタリア人のせいでしょうか?(しかも、一歩見方を間違えるとただのエ○オヤジにも見えてしまう・・・)
久々に思いっきりそのすばらしいテノールを聴かせてもらいました。
いんや~それに役どころとはいえ、孫娘ほど若い玲奈ちゃんとのラブシーン!
目のやり場に困ったなぁ~
禅さん/パーシヴァル卿
・・・最初に見たときのあまりにやさしすぎる笑顔に・・・
なんかあるんじゃ・・・と思ったら、やっぱりあった!!
・・・ひえぇぇ~~DV野郎ですっ!!
財産目当てで結婚した妻・ローラに、はなっから暴力を振るい、書類にサインしない妻にイライラ、気づくと自分の爪を噛んでたりして・・・ひたすら、ア、アブナイ奴だよ・・・
ふっと豹変する禅さん・・・けっこう恐かったです。特に2幕。
でも・・・ちょっと手ぬるいなあ。
もっともっと激しくダークな禅さん・・・できるはず。
別にDV男が趣味ではありませんがどうせならちょっと・・・観てみたい。(所詮はレア好き)
ちなみに・・・暴力を振るう男とかかわってしまった時は、とにかく“逃げる”これしかないと思います。そうじゃない時はどんなにいい人だとしても、そうなった時のDVの人には理性はありません。
申し訳ありませんが、そういう男はまず、立ち直れません。そばで耐えて忍んで我慢する人がいればいただけ、同じことの繰り返しです。
最後に・・・
玲奈ちゃん/マリアン
最初の登場から目を疑いました。
えっえっえっ??これって玲奈ちゃんと思うほど、大人っぽくて素敵な女性になっていました。
妹思いの明るいマリアン。その上、自分は二の次の奥ゆかしい道徳的な女性。
・・・無理に大人を演じているという感じはありません。玲奈ちゃん自身がグンっと成長したのだと思います。
同じ人を好きになってしまっても、その想いを妹のため押し殺そうとする健気さ。
そして、その妹の結婚の失敗を共に嘆き、どこまでも戦おうとする勇気。
お歌もすばらしかったです。
特に印象に残っているのは「ALL FOR LAURA」
・・・玲奈ちゃんの力強く、その上切なく、情熱のこもった、渾身の一曲です。
真っ赤なドレスに身を包んで、捨て身でフォスコのところへ行く潔さ。
黒のコートを着せ掛けるウォルターが、ドギマギする美しさ。
一度だけ、ウォルターへの想いを抑えられなくなって、マリアンがウォルターに抱きつくシーンがあるのだけど・・・美しかったなぁ
この二人ってすごく絵になるなぁと思ったりして
・・・ラストで死んだと思っていたローラが生きていたとわかり、ウォルターは一瞬迷うのですよ。
でも・・・ローラなんだ・・・やっぱり。
う~~~~ん、マリアン切なぃっ!!
あまり予備知識は頭に入れないで観たせいか、次はどーなるの?どーなるのっ!?
とちょっとドキドキしながら観ました。・・・おかげで結構、疲れました。
カテコでは大得意の別所さんが愛しいローラをお姫様抱っこで登場。
負けず嫌いの?禅さんもカナコさんをあわててお姫様抱っこ
帰りがけ、すっごく欲しくなってグッズ売り場に飛んでいったけどCDは売り切れでした
新しいスケジュールに加えます?
どうしても最後に何か見てみたくって衝動的に取ったチケなのよ
ベっし-、禅ちゃん、上條さん、笹本嬢…それだけで取ったんですが
期待して観に行っていいかな…
折りしも吉野さんのFCから本日、『宝塚BOYS』再演のお知らせが届きました。
う~ん、内野さんの舞台の前の8月のクリエ・・・
やっぱり、観に行くっきゃない!!
・・・来年のスケジュールも大変なことになりそうです
ご無沙汰です。
出演されている方々はそれぞれに期待を裏切りません。
話としては・・・好き好きかしらん?
ちょっとミステリアスな感じは、なかなかよかったですよ~
>実は今年最後の舞台はコレ
来年こそ、またご一緒観劇しましょうね
再会できる日を楽しみにしていますよ
それにしても、もっとダークな禅さんを期待されるとは…。見てみたいけど、後方の席でないと怖いかも。
そして『宝塚BOYS』再演決定ですか?!
来年も楽しみがいっぱいですね!
ちょっと重かったけどなかなか心惹かれる舞台でした。
禅さん・・・笑顔が可愛過ぎて、DV男になった時もその面影が残ってるんです。
ある意味、そのほうが恐いかもしれないけど・・・
豹変!という意味では・・・この際『ジキハイ』に挑戦していただきたい!と・・・ふっと思ったりして
出世魚のような禅さんですから・・・どうでしょうか?
秋生さんもWIWご覧になったのですね。私は初日以来、絵画教師に萌えすぎてしまい、今は燃え尽きて灰のようになってます。
しっかりした作りの素敵な作品でしたよね。
CDは開幕一週間で売り切れてたのですよ。Tシャツやバックも売り切れて、途中で入荷したり、グッズ関係の売れ行きが凄く良かったみたいですね。
コメントありがとうございます。
本当にお久しぶりです。
>絵画教師に萌えすぎてしまい
・・・たしかに(笑)
正義派のウォルター、ローラに恋する純な姿も素敵でしたね。
いつも、野獣のようなボロバルだったり、慟哭のパパバルだったり、しか知らなかったので・・・こんなに素敵な別所さんははじめて観ました
>しっかりした作りの素敵な作品
一度しか観られませんでしたが、あとになってもいろいろな曲の断片が頭の中でリフレインしてます
それだけ、曲もよかったしキャストのみなさんの歌声も素晴らしかったのですよね
グッズはそんなに早いうちから売り切れだったんですか!?
・・・それだけ注目のいい舞台だったのですね