秋生のEtude

音楽も映画も舞台も大好き!トキメキと感動を求めて、思い立ったらGO!
好き勝手気ままな雑多ブログへようこそ!!

『ビューティフル』 8/3(木) マチネ

2017年08月05日 23時37分03秒 | 舞台
観てきました!!


『ビューティフル』 2017.8.3(木) 13:30開演 帝国劇場

キャロル・キング       平原綾香
バリー・マン         中川晃教
ジェリー・ゴフィン      伊礼彼方
シンシア・ワイル       ソニン
ドニー・カーシュナー     武田真治
ジニー・クライン       剣 幸


ニューヨークに住む16歳のキャロル・キング(水樹奈々/平原綾香)は、教師になるように勧める母親のジーニー(剣 幸)を振り切って、名プロデューサーのドニー・カーシュナー(武田真治)に曲を売り込み、作曲家への一歩を踏み出す。やがて同じカレッジに通うジェリー・ゴフィン(伊礼彼方)と出会い、恋に落ちた二人はパートナーを組み、キャロルが作曲、ジェリーが作詞を担当するようになる。ほどなくしてキャロルは妊娠、結婚した二人は必死で仕事と子育てに奮闘する。
同じ頃二人は、ドニーがプロデュースする新進作曲家と作詞家のコンビ、バリー・マン(中川晃教)とシンシア・ワイル(ソニン)と良き友人となり、互いにしのぎを削り、ヒットチャートの首位を争うようになる。
数々のヒットを放ち、全てが順調に進んでいるかのように思われたが、ヒット曲を書き続けなければならないという焦燥感から、ジェリーは精神的に追い詰められるようになり、奇怪な行動や浮気を繰り返すようになる。キャロルはやり直そうと試みるが、すでに手遅れだった。
28才で二人の子持ちのシングルマザーとなってしまったキャロル。しかし、彼女はくじけることなく人生を切り拓いて行く。ロサンゼルスへ移住した彼女を待ち受けていたのは、まったく新しい門出だった――。(公式サイトより)


カーネギーホールの舞台で出番を待つキャロルから始まり、16歳の夢多きキャロルの半生を描く。
作曲するキャロルと作詞家のジェリー、二人でひとつの作品を創る・・・恋は必然?
そして、妊娠、結婚、仕事・・・ヒットメーカーである二人には、同じようにプレッシャーはあったはずなのに、追い詰められておかしくなっていくのはジェリー・・・やっぱり男の方がプライドが高いからか?
対照的なカップル(?)バリーとシンシア。常に元気で主導権を握っている(?)シンシアと、そんなシンシアにゾッコンな心優しい(=気弱な?)バリー。・・・やっぱり女性が元気だとこの世はうまくいくのかしら・・・
ジェリーと別れて、自分を奮い立たせるキャロル。そしてそれはいつか、カーネギーホールへの道とつながっていく・・・

キャロル/平原さん
なかなかかわいいキャロルでした。仕事に家庭に一生懸命。共感できる。
演技もよかったです。ピアノに向かうと生き生きとしてる。で、やっぱり声は独特。そして文句なく素晴らしい歌唱力!
一番印象に残った歌は、ジェリーと別れて初めて一人で歌う「It's Too Late」かな。

ジェリー/伊礼くん
皇太子服でもない、スーツ姿でもない、こんなラフなスタイルの伊礼くんは初めて見たかも
学校でもモテモテのジェリーが、自分の詩を絶賛してくれる作曲志望のキャロルと、すぐ意気投合するのはちょっとうれしい。
キャロルの才能に気づくのも。
ヒット曲を書かなくては・・・との重圧に精神を壊していくジェリー。
どっちかといえば、いつも男らしくオラオラ系の役が多かった伊礼くんですが、このジェリーはかなり繊細。浮気するのも、女に溺れるというより、救ってほしかったんじゃないかと・・・

ドニー/武田くん
またまたプロデューサー!?
なんか、出てきた瞬間に「てんこ盛りだよ~」というセリフが頭によみがえってきてしまった(笑)
みんなで一緒に歌うシーン、ちょっと外しぎみなのは、もちろん演技ですよね?

シンシア/ソニン
今まで、いろんな役で観てきているけど、こーゆー強気な(でも実はすごく人情家な)役が合ってると思う。
バリーとの掛け合い(?)は、まるで漫才?

そして・・・
バリー/アッキー
・・・お笑い担当!?
10年ぶりの帝劇。でも歌手ではなく作曲家の役なので・・・
ピアノを前に、いくつかは歌ってくれるものの、どれもちょっとだけなので・・・う~~ん。ファンとしてはちょっと物足りないかなぁ
でも「We Gotta Get Out of This Place」はエレキギターを抱えてシャウトする珍しい、貴重なアッキーを見ました!!


作曲家としてスタートしたキャロルは、曲を提供するだけで、歌っているのはドリフターズ、シュレルズ、といったグループ他。
キャロル・キング、という名はもちろん知っていたけど、実は「え?この曲ってそうなの?」「ええっ?これも?」というくらいたくさんのヒットメーカーだったというのは、もしかしてこの舞台で知りました
彼女の作った曲は、私自身はたぶん、その後のカバーヒットで聴いていたのだと思います。(「ロコモーション」なんて、中学生の時にGFRで聴いたよ
アンサンブルさんたちのコーラスも聴きごたえあり!!実力派揃いの歌とダンスのパフォーマンスはどれも楽しかったです。・・・ニール・セダカ、特にね
ただ、欲をいえば主役のキャロル自身が歌うシーンがもう少し多くてもいいかな。
アンコールでも、もう少し何曲か立て続けに歌ってくれたら、ライブ感がもっと盛り上がるのになぁ。
うーーん。帝劇じゃなくて、クリエくらいの箱だったらもっと親近感が沸いたかなぁ。


なんにせよ・・・もう一人のキャロルに会う日が楽しみです



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『TSUKEMEN LIVE 2017~R... | トップ | 生命力 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

舞台」カテゴリの最新記事