秋生のEtude

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2009 『レ・ミゼラブル』 11/15(日) ソワレ

2009年11月16日 23時07分04秒 | 『レ・ミゼラブル』
my楽『レミゼ』でした。


『レ・ミゼラブル』 2009・11・15(日) 17:00開演 帝国劇場


バルジャン      橋本さとし
ジャベール      阿部 裕
コゼット       菊地美香
マリウス       泉見洋平
エポニーヌ      知念里奈     
アンジョルラス     松原剛志
ファンティーヌ     山崎直子
テナルディエ       三谷六九
マダムテナルディエ     森公美子
ガブローシュ        春口凌芽
リトルコゼット      飯田汐音
リトルエポニーヌ     吉井乃歌


泉見くんがもうマリウスはこれっきりで卒業かも!?という噂を聞いて、急遽ゲットしたこの『レミゼ』チケット。
例によってまたまた1階後方のA席(でも、今回はセンター)から観てきました。


さとしバルジャン
「独白」が素晴らしかった!!
大げさすぎず、さとしバルの真面目な?歌声が自分自身に問いかけるように、責めるように、言い聞かせるように・・・深い深い「独白」でした。
市長さま仕様はやっぱりカッコよすぎて(?)なんだかトキメいてしまいそう
コゼットを森で見つけた時は、コゼットの名を聞くなり抱きしめて
・・・ちょっとアブナイ・・・
成長したコゼットを想う父モードは「告白」で、これまた感極まって♪頼むよ
と、戸惑うマリウスをギュっと抱きしめ(さとしバルって、博愛主義?)


阿部ジャベール
お初です。
派手さはなくとも迫力が。
「介入」の♪ゴミを始末しろっ!・・・は気持がいいほど力がこもっていて、後に続く「スターズ」も素晴らしかった。いいお声をしてますね~
祈るポーズが今ジャベとは違って、右手を胸に当て自分に誓う感じだったのが印象的でした。
バリケード内でのバルジャンとのやり取りにも、すごく余裕を見せながらも戸惑いを隠せない感じが、あとの「自殺」に自然とつながって・・・演技派ですね。


山崎ファンティーヌ
線が細いので、勝手に“儚い系”を想像していたら、結構“歌いあげ派”で
声質はいいな、と思ったけれど・・・「夢破れて」は一生懸命“歌っている”感が強くて・・・続けて観たシルビアファンテが、あまりに表情豊かで良すぎたせいか・・・
それと「死」のシーン。やはり伸ばした腕の先にコゼットが見えてこないのが残念
本当に、ファンティーヌって役は“少女のようであり母でなければならない”難しい役なんだと実感しました。


三谷テナルディエ
小粒ですが、好きなお声です。
ただ・・・いい人に見えちゃうのが惜しい。
三谷テナならそれなりに宿屋を繁盛させられたんじゃないか、と思ったり


里奈ちゃんエポニーヌ
マリウスの言葉に一喜一憂するちょっと強がりなエポニーヌでした。
でも・・・はぁぁぁ~これまた前回観た聖子ちゃんエポの、表情の豊かさを思い出してしまうと・・・う~ん
「恵みの雨」・・・切ないのだけど・・・泣けなかった(ここで泣けなかったのはかなり、自分的にショック・・・


泉見マリウス
・・・ああ、なんてキラキラしてるんでしょうか。
そして私もエポと同じく♪その髪、好きだわ~
エポに対してはやっぱりおませな妹を見るようなそぶり(その割にはコゼットのことをさがしてくれと頼んだり・・・ちょっと駄々っ子っぽい
とにかく恋をしちゃった泉見マリは、やっぱりお花畑
コゼットが恋しくて愛しくて・・・というのが手に取るようにわかるところが好き。♪狂いそうさ~・・・絶品です!!
「心は愛に溢れて」あの♪僕はマリウス・ボンメルシー~がかわゆい
コゼットの手を取って思わず手にキスをしちゃう、まさに“愛が溢れちゃう”マリウス。
でも2幕、コゼットに想いを残しながらバリケードの中に身を置く泉見マリは半分やけっぱちな熱さ(?)で砲弾に倒れ・・・
「カフェ・ソング」の感情こもった歌声は熱く胸を打ち、よろけながらけがをした足で立ち上がり、仲間の影を追いそうになるシーンは最高。
大好きな大好きなキラキラの泉見マリ・・・もう会えないのかな・・・寂しいなぁ

松原アンジョルラス
2度目なので・・・あの濃い目のメイクも見慣れました(笑)
前回よりもずいぶんとリーダーっぽく見えました。
でーーーアンジョに迫力があるとバリケード内も盛り上がる気が
歌声はやっぱり美しい。
う~ん、松原くんも原田くんも共通しているのは歌声が美しすぎるすぎることかも
私の中の基準では、アンジョってアニキ格でカリスマリーダー(?)でなければならないと思っているので・・・低めの落ち着いた声でとにかく説得力があるのが好みなのです。
でも、今日の松原アンジョはなかなかよかったです!!なにより革命への熱さが伝わってきました。
「ワン・デイ・モア」で、△行進の頂点で力強く足踏みする松原アンジョは熱く一まわり大きく見えました!!
(センター席だったため、真正面からこの△行進が見えてすっごく満足っ!!
あ、でも熱さの余り?2幕の「最初の攻撃」でバリケードの階段から・・・落ちてました!?
足は痛くなかったのかな~最後の♪夜はすぐ更ける~までかなり動揺モードでしたが


なぜか、今回冷静に観ていた様々なシーンの中で、真正面から観たせいか、気づいたのは・・・ジャベールの「自殺」前で下水道を出たところで出会うバルジャンとジャベールに交差するくっきりとした照明の美しさ。
それと、何度かあるスローモーションシーン(「馬車の暴走」「バリケードを築く」の前、「最後の戦い」の後。)の効果。



いろいろな意味でビミョウな今期の『レミゼ』でした。
『レ・ミゼラブル』・・・素晴らしい舞台だと思います。大好きな舞台です。
・・・
でも、2007年の20周年『レミゼ』で盛り上がり過ぎたせいか・・・(以下自粛)
・・・泉見マリウス同様(?)・・・私もそろそろ卒業かなぁ・・・




コメント (2)
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