私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

公園池のカイツブリ。幼鳥3羽が順調に成長中。大沼と違って、競合する水鳥や天敵がいない。大沼ではこうはいかない。

2013年5月3日(金)外房クルーズ

2013年05月03日 | 県外・国外・その他
■2013/5/3(金)8:31-20:00【天気】晴れ
【場所】久里浜港~浦賀水道~九十九里浜沖
【種名】△シロエリオオハム,コアホウドリ+,クロアシアホウドリ+,フルマカモメ中間型,オオミズナギドリ+++,ハシボソミズナギドリ+,ヒメウ,ウミウ,×ハイイロヒレアシシギ,×アカエリヒレアシシギ,ウミネコ,オオセグロカモメ,アジサシ,△トウゾクカモメ,クロトウゾクカモメ,シロハラトウゾクカモメ,△オオトウゾクカモメ,△ウミスズメ,×カンムリウミスズメ,ウトウ,×キョウジョシギ,トビ(8科21種)
※ △:見たことは見たが写真は撮れず ×:出現したが見なかった
【メモ】トウゾクカモメ類の識別の勉強をしようと思い,わいバードのツアーに参加した。もちろんアホウドリも期待してのことだ。前日に夜行バスで東京駅に行き,6:30発のチャーターバスに乗って久里浜港に向かった。仙台からこの時間に東京に到着するには,夜行バスか,前泊しかない。JR東日本のはやぶさ始発では間に合わない。
さて,湾岸に高速道路が整備されたおかげで,以前よりもずっと早く久里浜に着き,さっそく新造船の「えとぴりか」に乗船した。30分遅れて出港,それでも,やっと取れた休日で,のんびり外房を巡る船の旅を楽しむことができた。結局アホウドリは出ず,予定していた銚子沖まで行けずに引き返したが,シロハラトウゾクカモメとクロトウゾクカモメが一緒に飛んでいるところを見ることができ,とてもよかった。特に夕日に輝くシロハラトウゾクカモメの美しさには感動してしまった。日没を早める富士山のシルエットもまた美しかった。浦賀水道の様子や東京湾,外房など地理的な面で海上から観望できたのはとても勉強になった。一番鳥が出たのは野島崎沖から勝浦沖だった。そこ過ぎると九十九里浜沖は,ほとんどでなかった。銚子沖まで行けば何かいたかもしれないが。それにしても,自分が見なかった鳥の写真を見せられたが,すごいの一言だった。
最後に,帰港予定が7時ではなく8時過ぎになり,危うく予約していた「はやぶさ」に乗り損ねそうになった。
【写真】
  
■コアホウドリ
  
■コアホウドリ/フルマカモメ
  
■コアホウドリ/クロトウゾクカモメとシロハラトウゾクカモメ/ハシボソミズナギドリ
  
■ハシボソミズナギドリとオオミズナギドリ/ハシボソミズナギドリ/浦賀水道から見た日没の富士山


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