私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

公園池のカイツブリ。幼鳥3羽が順調に成長中。大沼と違って、競合する水鳥や天敵がいない。大沼ではこうはいかない。

2024年7月2日(火)宮古空港~保良漁港

2024年07月15日 | 県外・国外・その他

■2024年7月2日(火)14:30-16:52【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500 EOSR5+RF16
【場所】宮古島 【探鳥コース】宮古空港~東平安名岬~保良漁港(メイン)~保良川ビーチ~シギラ温泉周辺・ホテル
【種名】リュウキュウキジバト++、ムラサキサギAd1、クロアジサシAd1・J1、マミジロアジサシAd1、ベニアジサシ++、エリグロアジサシ++、リュウキュウハシブトガラス++、リュウキュウツバメ++、リュウキュウヒヨドリ+、イソヒヨドリ++、スズメ++(8科11亜種・種)
【メモ】中部国際空港では往復とも3時間ほど乗り継ぎまで時間がある。仙台-中部国際は1時間ほどなので、仙台-新千歳と同じくらいで、離陸したと思うと車輪を降ろしましたというアナウンスになる。しかし、中部国際~宮古空港までは2時間以上かかる。13:55に宮古空港に到着、ニッポンレンタカーに移動し、そこから、現フィットのガソリン車に乗ってスタート。最初に見た鳥は、サトウキビ畑の上を飛ぶムラサキサギ。宮城県でも見られるので、特に車を停めて、写真も撮らず、さらにキンバトの熱帯植物園にも寄らず、一路東平安名岬へ。岬に着く少し前にスコールがあったらしく、道路から湯気が出ていた。ちょうど、パナリ干瀬が見えるところに車を寄せられるので、車を降りた。イソヒヨドリがいる。と、カメラとレンズを見て驚いた。完璧に曇っている。エアコンをガンガンかけた車内から、雨上がりの熱い湿気がかなりある外に出たので、ファインダーはもちろん、レンズの中まで曇っている。これはかなりショックで、風景写真どころではなくなった。とりあえず、布でレンズフィルターを拭いて曇りを取るが、中は曇ったまま。車に乗って、窓を開け、そのまま、岬到着、それから、保良漁港への下り坂。漁港に着いて、車を停めると、漁港に隣接するサンゴの浜辺では、海水浴やシュノーケリングをしている人たちがいる。昨年、セグロアジサシが営巣していると教えられたノッチを双眼鏡で見る。しかし、エリグロとベニは、少数営巣しているが、肝心のセグロアジサシが営巣していない。ガーン!何のために来たんだと、しばし落胆するが、気を取り直して、防波堤に行くと、アジサシ4種をとりあえず確認して撮影する。保良漁港内の岩礁でエリグロアジサシペアが求愛行動をしているのがとても風景的にも美しく、その写真をメインに撮っていた。ふと、漁港内を見るとアオウミガメが泳いでいた。あとで教えられたが、近年は個体数が増えているそうで、漁師の網にかかるので、言葉尻からは厄介者という印象だった。翌日は、島内を一通り周ることにしてして、薄暮の漁港を後にした。
その後、昨年も宿泊した博愛漁港に近くお手頃価格のシギラグループのホテルの部屋に荷物を置いて、昨年も行った吉野家イオンタウン宮古南店で、牛麦とろ丼と沖縄そばのセットを食べた。マックスバリュで、お土産を一通り見て、2泊3日なので、食料や飲み物を買って、ホテルに戻った。ホテルのすぐ近くは、シギラグループのいろいろなお店があり、お土産屋さんも昨年同様見たが、シーサー関連は、値段が超高かった。一番高いのは、まさにそういう値段というシーサーが36万だったような気がする。

【写真】
  
保良漁港防波堤前の岩礁上のベニアジサシ、エリグロアジサシ、クロアジサシ成・幼/保良漁港内を泳いでいたアオウミガメ
  
パナリ干瀬/マミジロアジサシ/漁港内岩礁のエリグロアジサシペア
  
魚を何度かあげて、受け取ってもらえていた/クロアジサシ成・幼/エリグロペア
  
エリグロアジサシの飛翔。初列風切り前縁は黒い。背は薄灰色。/少し遠くの岩礁で魚をくわえているペア
  
ベニアジサシ/エリグロペア/薄暮のエリグロペア


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