私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

今日も同じ場所にいた。ホウロクシギもいたということだったけれど。これはダイシャクシギ成鳥。

2024年7月3日(水)宮古島(3)早朝~午後

2024年07月03日 | 県外・国外・その他

■2024年7月3日(水)【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500 EOSR5+RF16
【場所】大野山林~マングローブ林~池間大橋・池間島~伊良部大橋・伊良部島~熱帯植物園~保良漁港
【種名】リュウキュウカラスバト2、リュウキュウキジバト+++、キンバト3、チュウダイズアカアオバト12+、ズグロミゾゴイJ1、ゴイサギAd1・J1、アマサギ12、クロサギ1、シロハラクイナAd1・J1、ベニアジサシ+++、エリグロアジサシ+++、リュウキュウアカショウビン2+、リュウキュウハシブトガラス++、リュウキュウツバメ++、シロガシラ1、リュウキュウヒヨドリ+++、イソヒヨドリ+++、セッカ1、スズメ+++(13科25亜種・種)
【メモ】
早朝、と言っても南の島なので、夜明けがとても遅い。仙台なら3時30分頃には今の季節明るくなっているが、熱帯植物園近くの展望台で大野山林の夜明けは5時59分だった。日が昇っても、まだまだ暗い。遠くで、リュウキュウアカショウビンの声が聞こえる。一応、下に降りて、水場巡りした。ゴイサギの成鳥と幼鳥がいたが、長居せず出てきた。駐車場の近くの樹上では、キンバトやヨナグチカラスバトが鳴いている。車の近くで上を見上げたら、キンバト♂が止まっていてぷうぷう鳴いていた。キンバトは前回もここで6羽くらい見たので、そう言えば鳴き声を録音していないと思い、動画で録った。それから、大野越排水溝に行ったが、リュウキュウアカショウビンとシロハラクイナ、ズグロミゾゴイがいて、チュウダイズアカアオバトが電線にけっこうたくさん止まっていたり、スズメがやたらいた。それから、島一周ということで、マングローブ林から池間島、伊良部島に行って、結局、保良漁港にまた行くことにした。今日は浜から遠浅の海を膝までじゃぶじゃぶ歩きながら、アジサシ類を見て回った。海水浴客やシュノーケリングの方たちが結構いた。とにかく、素晴らしくきれいなところだった。
帰ろうとしたら、保良漁港内のすぐ近くの岩礁でもエリグロアジサシが営巣していると教えられ、行ってみたら本当に近かった。カニはいろんな種類がいたが、岩陰のアジサシ類を見に行くときに、途中の岩で、巨大なカニがいて、まるで、大きなクモのようにささそそと横走りに岩陰に隠れたのには、思わずぞわっとした。サンゴの浅瀬には、いろんな種類の魚がたくさん泳いでいるのが見えた。遠くから見ると、漁港の防波堤脇の岩にクロサギがいて、そのあたりをなぜか、飛び回っていた。一日いても飽きない美しい場所だ。

【動画】
キンバトの鳴き声
エリグロアジサシとベニアジサシの飛翔
【写真】
  
キンバト♂/リュウキュウキジバト/チュウダイズアカアオバト
  
シロハラクイナ成鳥/アマサギ/イソヒヨドリ幼羽
  
セッカ/リュウキュウツバメ/平良港クルーズ船ターミナル停泊中の客船
  
保良漁港の浜はサンゴの浜。あちこちでエリグロアジサシの求愛行動が見られた。
  
2羽で求愛行動をしていると、そこにもう1羽現れ、さらに1羽。
  
渚で待ってるエリグロアジサシ/あちこち飛び回っているエリグロアジサシ
  
ちっとも来ないなと待っている/営巣地/ベニアジサシとエリグロアジサシの群れ
  
大きな岩陰にベニアジサシとエリグロアジサシがいて、飛んでは戻るを繰り返していた。/カニと魚
  
さすがに暑いのか、岩陰にいて、しきりに何かしゃべっている/近くにベニアジサシの巣があったのか、1羽急降下。
  
ベニアジサシ/カニの一種/エリグロアジサシ
  
エリグロアジサシ営巣中/エリグロアジサシ/漁港内の岩礁で抱卵
  
抱卵のアップ/♂か♀がやってきた。
 
抱卵するペア/エリグロアジサシとベニアジサシ


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2024年7月3日(水)・4日(木)宮古島(4)夕方・早朝

2024年07月03日 | 県外・国外・その他

■2024年7月3日(水)・4日(木)【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】宮古島
【種名】ミフウズラ♂1♀1+、ツバメチドリAd・J50+、リュウキュウコノハズク2+、リュウキュウアオバズク2+、エリグロアジサシ+、リュウキュウツバメ+、リュウキュウヒヨドリ+、イソヒヨドリ+、スズメ++(8科9亜種・種)
【メモ】ホテルについて軽食を摂り、昨年同様、来間大橋にサンセットを見に行った。来間大橋に行く途中に、広いサトウキビ畑があり、刈り取られた広い場所に、たくさんのツバメチドリがいた。成鳥、幼鳥、合わせて50+いて、盛んに飛び回っていた。ケリと同じ感じで、幼鳥も成鳥も道路のすぐ近くにいるが、車が近づくと、たくさんやってきて、警戒の鳴き声を発している。ほぼケリのような鳴き声と行動。にも拘わらず、目の前の成鳥、幼鳥は、特に逃げるわけでもないところが不思議なところ。ここで、時間を取ってしまい、急いで来間大橋を渡り、畑の方に行ったところ、道の途中で、のんびり歩いているミフウズラのペアがいた。島の道路や畑の細道を走っていると、走って逃げていくのはシロハラクイナとミフウズラ、それにズグロミゾゴイなどだが、目の前のミフウズラのペアは意外とのんびりしていた。チャンスとばかり、ウインドウ越しに撮影しているところに、携帯に着信。たぶん、明日のクルーズの連絡と思ったが、ミフウズラの撮影の方が優先で、あとからショートメールで確認した。それから、急いで、来間大橋まで戻ったが、すでに太陽は沈んでいた。一応、撮影して、ホテルに戻る途中、体育館前を通った時に、道路の反対側はゴルフ場になっているが、その上空を、コウモリの大群のようにツバメチドリが飛んでおり、本物のヤエヤマオオコウモリが、駐車していた付近の灌木に、向かいの公園からバサバサと(音はしない)6羽ほど飛んできて止まった。ヤエヤマオオコウモリは大好きなので、当然ストロボはないので、ISO6400にしたら、F7.1でもピントが合う時があった。動画も撮影したが、頭や首を後足で気持ちよさそうに掻いていた。どうやら公園一帯の灌木にいるらしく、電線には、2羽リュウキュウアオバズクが止まり、公園の中の灌木では、リュウキュウコノハズクが2,3鳴いていた。夜は、見に行かないつもりだったが、ホテルに帰る途中、日が暮れたおかげで、観察することができた。
朝、クルーズ前に少し時間があったので、昨日、ミフウズラがいた場所まで往復した。途中、入江湾に架かる橋から、エリグロアジサシが飛ぶ、朝の美しい風景を見た。帰りの畑に寄って、また、ツバメチドリの群れを撮影して、博愛漁港に出港10分前に到着した。

【動画】
ヤエヤマオオコウモリ:逆さになってぶら下がっている片方の足で掻き掻きしている。前足でぶら下がる時は、おしっこやうんちをする時らしい。見たことはないが。EOSR5Ⅱをヨドバシに注文したが、このカメラなら、もっとよく撮れたろうにと思う。
【写真
  
夕暮れ時、ツバメチドリの成鳥・幼鳥がいる畑を見つけた。
  
50羽以上はいたようだ。
  
ミフウズラのペア/夕暮れにコウモリのように飛ぶツバメチドリ
  
来間大橋のサンセット/電線のリュウキュウアオバズク2羽/ツバメチドリ
  
ヤエヤマオオコウモリISO6400、F7.1、1/2秒/朝のエリグロアジサシ/朝のツバメチドリ
  
昨日と同じ場所に群れがいた。


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