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私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

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2011年2月22日(火)蕪栗沼,周辺田圃

2011年02月22日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2011/2/22(火)12:07-15:57【天気】晴れ
【場所】蕪栗沼南側田圃
【種名】カワウ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,マガン,オオハクチョウ,コハクチョウ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ミコアイサ,カワアイサ,ミサゴ1,トビ,オオタカ1,ノスリ3,チュウヒ1,タンチョウ1,タゲリ++,イソシギ1,オオハシシギ5,キジバト,ハクセキレイ,ツグミ,ホオジロ,カシラダカ,オオジュリン,スズメ,ムクドリ,コクマルガラス暗色型1,ミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラス(14科35種)
【メモ】北上川も相川も波伝谷もさらに伊豆沼も普通種だけだったので,蕪栗沼に行けば何かしらいるかもしれないと,白鳥地区と沼に行ったが,オオタカの幼鳥1羽がいるだけで,マガンもオオヒシクイもいない。田圃にかろうじてマガンがいた程度だった。がっかりして,今日は仕方がないと最後に田圃道を走っていたら,これまで見逃していたタンチョウがいた。春夏はケリの番がいる田圃で採餌していた。採餌する姿がなかなかいいし,よく鳴いていたので,EOS7Dで動画を撮影した。ピントが合うか気になったが,しっかり合っていた。三脚がないので,いつも手持ちだが,モニターを見ながらの撮影というのは,ちょとたいへんだった。そのうちタンチョウは,南側田圃の真ん中の道のすぐ脇に採餌しながら移動したので,遠回りして順光になる位置で畦に座り込んでこちらにやってくるのを例によって待っていた。すると,どんどんこちらへやってくる。ドジョウも何回かつかまえて食べていた。タンチョウはただこの辺にいるのではなく,そういう餌がある環境だからいるのであって,餌がなかったり,塒がなかったりすれば,ここにはいないはずだ。そう考えると,タンチョウが2年続けて来る蕪栗沼と周辺環境に視点をおいて鳥を見ることが,鳥たちをよりよく理解することになるのだと思う。自分自身,昨年,北浦の田圃にタンチョウが来た時にはあまり,思わなかったが,実家の田圃もある身近な田圃地帯でタンチョウがドジョウを食べて越冬しているということは,とてもすてきなことなのだ。ちなみに歌川広重の「名所江戸百景」冬の部「蓑輪金杉三河しま」や,同じく「東海道五十三次」の「原」にはそれぞれ2羽のタンチョウとその周辺環境が描かれている。ずっと昔はタンチョウは身近な鳥だったのだろう。蕪栗沼南側の田圃でも,ケリがよくいる用水路あたりの風景はとてもいい。この用水路は,両側や底が今では珍しいがコンクリートではない。オオハシシギが,堤からやってきてここでドジョウを食べていたのもなるほどという感じだ。
さて,本当に帰る時間になって,堤を見ていくと,オオハシシギが5羽いた。2羽はいなくなっていた。前に見た時も2羽はペアで他の群れと離れて採餌していたので,どのへんにでもいるのかもしれない。
【写真】
  
  
■ドジョウを捕まえたタンチョウ。嘴にドジョウが絡みついている。
  
■しきりに餌を探して田圃を歩き回っている。
  
  
  
  
■畦に座って待っていると,どんどん近づいてきた。横位置では入らなくなり,縦位置で撮影した。
  
■最終的に4mくらいまで近づいてきて,そこから右の方に餌を探しながら歩いて行った。何しろ大型なので,せわしない感じは全くしない。時々,立ってはグルルグルルとよく鳴いていた。/蕪栗沼のオオタカ若鳥


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2011年1月22日(土)鹿島台

2011年01月22日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2011/1/22(土)15:12-15:32【天気】晴れ
【場所】鹿島台
【種名】コハクチョウ,ナベヅル成鳥1(2科2種)
【メモ】ナベヅルが現在いる場所を教えていただき,見に行った。最初はかなり遠いところで採餌していた。ところが,カメラの調子が悪くなりエラーが出る。結局,CFカードを一回抜いてまた挿したら,普通に動作した。このために,その遠くから近くの田圃に飛んできたところが撮影できなかった。が,離れているよりはずっとましで,それでも以前,伊豆沼3工区で見た時よりは遠いが,コハクチョウの群れに入ってまた土手に上がり採餌している様子はしっかり見ることができた。実はこの日は,本来なら,2泊3日で出水にいる予定だった。それが鳥インフルで行かないことにしたので,1羽だがとりあえずナベヅルが見られたのはよかった。
【写真】
  
  
■首を伸ばした背丈はコハクチョウより高い。現在宮城県にはタンチョウとナベヅルが1羽ずついるわけだが,これはけっこうすごいことではないだろうか。


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2011年1月15日(土)蕪栗沼,白鳥地区,周辺田圃

2011年01月15日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2011/1/15(土)11:05-14:09【天気】曇り
【場所】蕪栗沼,白鳥地区,周辺田圃
【種名】ダイサギ,アオサギ,マガン,オオヒシクイ,オオハクチョウ,コハクチョウ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ハシビロガモ,ミコアイサ,トビ,オオタカ成鳥1・若鳥1,ハイタカ成鳥1,ケアシノスリ1,ノスリ3,(タンチョウ1),オオバン,タゲリ1,オオハシシギ冬羽7,キジバト,モズ,ジョウビタキ,ツグミ,ホオジロ,カシラダカ,アオジ,オオジュリン,ベニマシコ,カワラヒワ,シメ,ムクドリ,スズメ,ミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラス(14科38種)見逃し1種
【メモ】お昼近くに沼の西側土手に到着して,遠くにオオタカ,ケアシノスリ,ノスリが止まっているのを見てから,駐車場に移動した。すると,向こうからフクロウがいたと言う人あり,またオオハシシギを見たのはお導きとも言う人がいる。最後はせっかく教えてもらったタンチョウを見逃したのだが,ケアシノスリとオオハシシギを見たのでよしとした。小学生の頃,フクロウが実家の作業場で急に電灯が点いたのに目が眩んだのか,ひっくり返っているのを見つけて,縄で足を結んでその辺に繋いでおいたのだが,翌朝になっていなかったのは,当然と言えば当然である。縄くらいは簡単に引きちぎるだろうし。
閑話休題,蕪栗沼へフクロウがいたという道を歩いて行くと,カシラダカ,ツグミ,アオジ,ホオジロ,ベニマシコなどがいる。かまわず,どんどん歩いて沼が見えるところまで行くと,例によってオオヒシクイとハクチョウの群れが沼の中央や奥の岸にいた。しばらく見ていたがチュウヒくらいしかおらず,またオジロワシもいなかった。帰ろうとすると,タンチョウが西側田圃にいるという。見に行こうと駐車場に戻ろうとしたところ,遠くに止まっていたケアシノスリが,こちらへ飛んできた。何しろ,暗い曇り空でダメもとで撮影した。学生の頃,伊豆沼でカウントしていた頃,1,2月ともなると換羽が進んでいるのか,また清新な朝の空気の中,晴れた空にノスリがやたら美しい翼のコントラストを見せて飛ぶのが見え,ケアシっぽく見えるのだが,ただのノスリというのがほとんどだった。さて,タンチョウを探しに西側田圃とその周辺田圃に行ったのだが,どこにも姿が見えない。かわりに放し飼いの犬たちが,田圃をうろうろしたり,沼や川の岸辺に行って,ハクチョウたちを警戒させていたので,おそらくタンチョウも逃げたのだろうと思われた。その後,帰ることにして,南側の田圃を走っていると,いつもケリやキジのヒナがいる水路に,オオハシシギが7羽いて,そのうちペアが別れて採餌し,もう1羽はいつのまにかいなくなって,結局全部で6羽,本当に目の前で採餌しているのを観察することができた。ドジョウを捕まえたのにはちょっと驚いた。この目の前のオオハシシギにすっかり満足して,この日は帰仙したのだった。
【写真】
  
■オオタカ若鳥/チュウヒ♀幼鳥/ケアシノスリの飛翔形
  
■ケアシノスリ/チュウヒ幼鳥♀
  
■ノスリ♀/線虫のようなものを捕まえたオオハシシギ冬羽/ドジョウも捕まえる。ただし,食べるまでは敵もさるもので,ぬるぬる抵抗するのでなかなか食べられなかった。
  
■オオハシシギのペア。羽衣はかなり違う。
  
■オオハシシギ
  
■最初は7羽いたが6羽になった。100mmで撮影/オオハシシギのペア/羽縁はかなり摩耗している。


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2011年1月8日(土)蕪栗沼,加護坊山周辺

2011年01月08日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2011/1/8(土)6:30-10:53【天気】晴れ
【場所】蕪栗沼,周辺田圃,加護坊山周辺
【種名】ダイサギ,コサギ,アオサギ,マガン,オオヒシクイ,オオハクチョウ,コハクチョウ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ハシビロガモ,ミコアイサ,カワアイサ,トビ,オジロワシ2,オオタカ成鳥1・若鳥1,ハイタカ1,ノスリ,チュウヒ♀幼鳥1・不明1,チョウゲンボウ,キジ♀,オオバン,オオハシシギ7,キジバト,コゲラ,ヒバリ,キセキレイ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,モズ,カヤクグリ,ジョウビタキ,ツグミ,キクイタダキ,エナガ,ヤマガラ,シジュウカラ,ホオジロ,カシラダカ,アオジ,カワラヒワ,マヒワ,シメ,スズメ,ムクドリ,カケス,ミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラス(23科52種)
【メモ】この日は初めて蕪栗沼の夜明けを見に行った。伊豆沼の獅子鼻は何度も飛び出しを見に行ったが,地元の蕪栗沼は意外にも初めてだ。7時少し前から西側の土手から日が昇るのを見ていた。地元の小学校の校歌は「昇る朝日は加護坊に蕪栗沼に照り映える」と歌っている。照り映えるのを見るのには,白鳥地区との間の土手にいるか,南側の土手から見る他はない。白鳥地区の土手から見ても蕪栗沼は見えない。一番いいのは,加護坊山の頂上や日枝神社から眺めると確かに照り映えているだろう。
閑話休題,見始めてから最初にチュウヒが飛び,若干のカモが飛んだ後に小群のガンが飛んだ。7時30分近くになったのでいったん実家に行く途中で,オオハシシギが群れで採餌しているのを見た。仙台に帰る途中,もう1回蕪栗沼に寄って,オジロワシ2個体など見ていったが,このオジロワシの1羽は尾羽の白い部分に,黒いハート形の羽が2つある個体だ。オジロワシが成鳥羽になるのにオオワシと同じくらいの年数が必要のはずだが,成鳥になっても若鳥の黒い部分が残っているのだろうか。2006年に蕪栗沼で撮影した成鳥も同じ黒いハートマークがあった。改めて過去の写真を見ると羅臼や阿寒国際ツルセンター等で撮影した個体にも同じようなマークがある個体がいたので,そう多くはないが必ずしも個体識別ともなるわけでもないようだ。
【写真】
  
■蕪栗沼の夜明け。はじめにチュウヒが飛び,若干のオナガガモが飛んだ後,マガンが少しずつ飛び始めた。この時期はガンたちも朝が遅いのだ。
  
■朝の飛び出しの一部を見て実家に行く途中,オオハシシギの群れ7羽を見つけた。7羽のうち2羽がペアというような個体がいて,並んで採餌していた。
  
■オオヒシクイの群れ
  
■2羽のオジロワシのうちの1羽。もう一羽も見ることができたが,かなり遠かった。この個体は白い尾羽に黒褐色の羽が混じっているのが特徴的だった。
  
■望遠レンズで撮影するとマガンは大きく見えるが,本当はそれほど大きくはない。


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2010年12月31日(金)北浦

2010年12月31日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2010/12/31(金)13:39-13:54【天気】晴れ曇り
【場所】美里町北浦田圃
【種名】シジュウカラガン8,マガン3万+,ハクガン1(1科3種)
【メモ】ここのところ,三本木パーキングで降りて鳴瀬川を渡り,北浦を通って小牛田と実家を往復することが多くなった。この日は年の暮れに帰る途中,みやぎ総合家畜市場向かいの広大な田圃にマガンが降りていた。道路近くに群れがいたので,ちょっと戻って双眼鏡で見ると(別に見なくても近くにいるのだが),そこから一反歩離れた田圃にシジュウカラガンの小群がいるのがわかった。おそらく40数羽の群れの一部だろうと思って,その近くを双眼鏡で見たが,何しろ軽く3万羽はいるだろうという大群がずっと向こうの田圃まで展開しているのを見て,探すのも諦めた。そのうち,畦道を軽トラックがやってきて,大群が一斉に飛び立った。東の方の群れを見ると,白い点が飛んでいるのがわかった。例のちょっと大きめのハクガンに違いないと写真を撮ったが,何しろ遠すぎた。後で写真を見ると8羽はいたようだ。緑の足輪を付けているのが1羽いた。
【写真】
  
■田圃で採餌,休息するシジュウカラガン/8羽は確実にいる。緑の足輪が1羽/8羽の群れ
  
■飛び立つマガンの大群。/雪景色の田園風景を背景に飛ぶマガンの群れ。北海道の風景とはまた違う風景だ。/ハクガン


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2010年12月5日(日)蕪栗沼東側田圃 ハクガン

2010年12月09日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2010/12/5(日)14:45-15:06【天気】晴れ
【場所】蕪栗沼東側田圃
【種名】マガン,ハクガン(1科2種)
【メモ】特に何か期待するわけでもなく実家から帰る途中,いつもあまり群れが入らない広い田圃に,2,3千羽ほどのマガンの群れが展開していた。その群れの真ん中の一番前にハクガンを見つけた。というか誰でもわかるのだが。そこで水路を挟んで道路と並行している広い畦道に車を乗り入れてゆっくり群れに近づいていった。最終的には15分ほど見ていたが,最後にあと2mほど移動すればハクガンが順光になる位置で飛ばれてしまった。12月の午後3時近くなので光線はすでに薄い橙色になっていた。斜光になると,どうしても羽色が変わってしまったり,輪郭が甘くなってしまう。それはそうとして,最初に見た時,周りのマガンより確実に大きいなと思ってはいたが,かといってそんなに極端に大きくもないし,顔も普通だし,ちょっと違和感があったのは,伸ばした時の首がハクチョウみたいに長いのと,全体的に小型のハクチョウのフォルムという感じがした。家に帰ってからSさんにメールを書いたら,オオハクガンかもしれないし,大きいハクガンかもしれないということだったので,改めて,ウェブで調べてみたが,下の写真のコメントにも書いたが,とりあえず大きい亜種ハクガンということにしておくのが無難だろう。なお,亜種オオハクガンの識別に参考にさせていただだいたのは,次のサイトである。  
  GREATER SNOWGOOSE DEMOGRAPHIC STUDIES
【写真】
  
■確かにマガンより大きいことは大きい。
  
■順光だと背,雨覆,初列以外の風切は白いが,写真のように斜光では薄灰色に見える。この段階ではオオハクガンかどうかは判別しがたい。嘴もそれほど太いとは言えないし。
  
■順光になるようゆっくり車を移動し,さあこれからじっくり観察という時に飛ばれてしまった。大きさの比較ということで2008年12月伊豆沼2工区のハクガンを引用。
  
■この3羽の個体は,マガンとほぼ同じかやや大きい。しかし,上記のハクガンの方がやはりずっと大きい感じがする。ただし,嘴の形状・大きさや,頭部から嘴までの長さは3羽の亜種ハクガンとそう変わらない。
  
■採餌するマガンの群れ。様々な年代の個体。
  
■採餌するマガン/群れの中に初列風切が白いマガン


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2010年10月16日(土)蕪栗沼の落雁

2010年10月23日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2010/10/16(土)16:03-17:34【天気】晴れ
【場所】蕪栗沼
【種名】カワウ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,マガン,オオハクチョウ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヨシガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ハシビロガモ,トビ,オオタカ,エリマキシギ1,オオハシシギ1,オグロシギ4,キジバト,ヒバリ,モズ,スズメ,ムクドリ,オナガ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(11科26種)
【メモ】実家からの帰りに落雁を見に蕪栗沼に立ち寄った。南側駐車場に車を止めて,急いで沼の方に行った。ただでさえ花粉症なのにセイタカアワダチソウが小径に垂れかかったのをかき分けかき分け,やっと沼が見えるところについたが何もいない。と思っていると夕陽を浴びて,オグロシギ,オオハシシギ,エリマキシギのいつものメンバーが沼を一周して,白鳥地区に降りた。白鳥地区にはカモの大群,オオハクチョウが3羽ほど,それにシラサギの大群がいた。今日は「月に雁の図」を撮影するのと落雁を見るのが目的だったので,白鳥地区が見渡せる所まで,またしても草をかき分け移動した。視界が開け,カモの大群とシラサギの大群がよく見えた。マガンもそろそろ帰ってきている。そのうち目の前のカモとシラサギが一斉に飛び立ったので,猛禽の姿を探したがいない。サギたちが,また沼に舞い降りるちょうどそのとき,立っていた場所から数m先の灌木に舞い降りてきた猛禽がいる。枝に止まったので,そちらを見るとオオタカの若鳥だった。あっちもまさかここに人がいるとは思わなかったらしく,お互い目を合わせてびっくりし,自分は急いでシャッターを切った。確かに止まっていたところが撮れていたはずだと思ったが,あとで見ると写っていなかったのは残念だった。ちゃんと撮れていたら画面いっぱいの距離だった。夕陽を浴びてオオタカ若鳥は,白鳥地区を飛んでいった。今度はカモも,サギ類も飛ばなかった。この頃から,マガンがどんどん沼に帰りはじめた。いつ見ても落雁は壮観だった。駐車場に戻る頃には真っ暗になっていて,沼の中もだいぶ静かになっていた。あとは土手を越えて次々に採餌に飛び出していくカモの群れが低く自分の前を何度も横切っていくばかりだった。
【写真】
  
■白鳥地区南側田圃のマガンの群れ
  
■エリマキシギ1,オオハシシギ1,オグロシギ4羽
  
■白鳥地区のシラサギとカモの群れ
  
■目の前の灌木の枝に止まり,すぐに飛び去ったオオタカ若鳥
  
■夕陽を浴びて飛ぶオオタカ若鳥
  
■月に雁


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2010年9月19日(日)白鳥地区,遊水池,加護坊山

2010年09月20日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2010/9/19(日)11:40-13:41【天気】曇り
【場所】白鳥地区,山崎遊水池,加護坊山
【種名】カイツブリ,ゴイサギ,ササゴイ,アマサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,コガモ,ハシビロガモ,トビ,チュウヒ,トウネン幼羽9,エリマキシギ3,イソシギ幼羽1,オグロシギ幼羽24,ジシギSP1,キジバト,カワセミ,ヒバリ,ツバメ,ショウドウツバメ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,モズ,ノビタキ,(オオセッカ),セッカ,コガラ,ヤマガラ,シジュウカラ,ホオジロ,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(20科38種)
【メモ】石巻から蕪栗沼,山崎遊水池,加護坊山,山崎遊水池のコース。
白鳥地区の土手に上がると,曇り空ではあるが,ミズアオイの群落が周囲の緑に映えてきれいだった。チュウヒ♀幼鳥が獲物を食べているのを遠目にもすぐにわかった。周辺の水辺にはサギ類やカモ類がまばらにいる。そのうちジシギが飛び,近くをエリマキシギ3羽が飛んでいった。
東側の田圃では,ガス鉄砲が5分おきくらいに鳴っている。最初はびっくりするが,だんだん気にしなくなってしまうのは,気の毒だが人間だけではないだろう。
蕪栗沼は,昨日の雨で水位が上がり,今日はシギチは蕪栗沼にはいないということだった。それにバンディングの最中でもあるということで,行くのはやめにした。
それから,チュウヒを見に巨大なゴムチューブ製の越流堤を歩いて行った。確かに何か食べてはいるが,遠くてよくわからない。越流堤の向こうで,探鳥会の方々が東側田圃の方をみんなで見ていたので,ハヤブサか何かだろうと思ったが,山崎遊水池に行ってみることにした。水位が上がって蕪栗沼にシギチがいない時には,遊水池にいる可能性があるからだ。
遊水池に着くと,軽トラックを止めて農家の人たちが釣りをしていた。ビーチパラソルなども見える。稲刈りは仙南と違って,この辺では遅いので遊水池の鯉釣りはちょっとしたレクリエーションだ。実家の近くの遊水池でも昔は鯉を放して,鯉が大きくなったころに鯉釣り大会のようなことをしていたが,これも繁忙期の合間のちょっとしたレクリエーションだろう。10月は地区のお祭りもあったり,収穫と前後して,何かと行事があるものだ。
さて,この山崎遊水池は,小学校の頃は危ないから行くなと言われていたところで,今でいえば,ハザードマップに掲載される場所だ。この沼にはかつてゼニタナゴがたくさん生息していて,近くの川や用水路にもたくさんいた。15年前くらいまでは,近くの堰堤で普通の魚採りの網ですくうとゼニタナゴがたくさん採れた。これを持ち帰って仙台の自宅で水槽にカラス貝と一緒に飼っていた。婚姻色がとてもきれいだったことを覚えている。今はどうなのかわからないが,一帯はほとんどがコンクリートの水路になってしまっているので,もういないのかもしれない。
閑話休題。遊水池内を見ると狙い通りオグロシギの群れが採餌していた。合計24羽の幼羽で,トウネン9にイソシギ1もいた。秋口は遊水池の水を落とすので,泥の干潟ができるし,水位も浅くなるのでシギチが集まりやすくなる。この沼の撮影は逆光なのでなかなか難しく,いつもよい写真が撮れない。今回もいろいろ絞りを変えてみたが,せいぜいこのくらいだ。しかし,主役のオグロシギの行動はなかなかおもしろく,しばらく観察していた。
その後,実家と加護坊山に行った帰り,また遊水池によって,オグロシギをまた撮影し,仙台に帰った。
【写真】
  
■獲物を食べているチュウヒ♀幼鳥タイプと沼の様子。
  
■オグロシギを見たのは,鳥の海で飛べないでいたのを救護して以来。
  
■お昼前は盛んに採餌していたが,だんだん動きが鈍くなり,水浴びなどしつつ,12時を過ぎると背眠モードで,もう一度1時30分近くに戻ってみると,また採餌していた。


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2010年8月1日(日)蕪栗沼周辺田圃

2010年08月01日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2010/8/1(日)14:30-15:30【天気】曇り
【場所】蕪栗沼周辺田圃
【種名】ゴイサギ,ササゴイ,アマサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,カルガモ,トビ,キジ,ケリ11,カワセミ,ヒバリ,イワツバメ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,セッカ,ホオアカ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(15科22種)
【メモ】午前中は石巻でシギチを見て,午後は実家に行くついでにケリの様子を見に蕪栗沼周辺田圃を回った。草地の休耕田とその脇に水が張った休耕田があり,そこにケリの成鳥と幼鳥(と言っても若鳥の段階)が計11羽いて羽を休めていた。水辺のケリは,盛んに垂直に飛び上がって水しぶきを上げていた。その後,東側の繁殖地を回ったが1羽も見ることはできなかった。ホオアカがあちこちで鳴く蕪栗沼はちょっとだけ見て,西側と北側のケリの繁殖地は時間の関係で行かなかった。用水池ではアオサギ,ゴイサギ,ササゴイ,カワセミがいた。ササゴイはゴイサギと比べるとかなり小さいし,カワセミは当たり前だがもっと小粒だ。3m四方くらいのところに4種一緒に止まっていた。今年もケリは繁殖に成功したようで,めでたいことである。ただ,全部で11羽ということだとけっしてめでたい話ではないが。
【写真】
  
■虹彩が赤いのが成鳥,黒っぽいのが幼鳥
  
■飛び上がっている個体は成鳥。その奥の個体は幼鳥。畦に並んでいる3羽は虹彩が赤く成鳥だが,真ん中の個体は黒いベルトが不明瞭。
   
■ケリ成鳥の飛翔/キジ/水路に並ぶカルガモ

※フィールドノートの蕪栗沼・白鳥地区で見ると,ケリ関係の記事が時系列で表示されます。


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2010年6月6日(日)蕪栗沼周辺田んぼ

2010年06月08日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2010/6/6(日)12:18-13:38【天気】晴れ
【場所】蕪栗沼周辺田んぼ
【種名】ケリ(1科1種)
【メモ】地震の爪痕が残る花山に2年ぶりに行った帰り,蕪栗沼周辺田んぼでケリの繁殖を観察した。時期的にはもうヒナか幼鳥になっている時期で,探すのは難しいと思われたが,まず成鳥を見つけることから始めた。一週間ほど前ちょっとの時間で下見に来ていたので,大体の見当はついていたが,最初の場所で簡単に幼鳥になりかけの個体2羽を見つけることができた。遠くから見ると一見ムクドリのように見えるが,足がやはり長く,腹部と背のコントラストが遠くからでもよくわかる。その2羽の幼鳥のうち,畦道に近い方にいた幼鳥のすぐ近くで,シマヘビが狙っていた。これはまずいと思って車から降りると,遠くから見ていたケリ2羽が(わざと離れたところにいるわけだ),警戒にやってきた。こういう場合,シギチでもよくあることだが,人に対して警戒するあまり,ハヤブサやヘビなど本来の天敵に注意が向かず,すぐ脇から襲われることも多い。そこでまずヘビを排除することにした。近くに竹の切れ端が良くあったので,それでヘビをぐるぐる巻いて,かなり遠くへ持って行ってブーンと放り投げた。それから,50m以上離れて観察していたら,幼鳥2羽は元気に畦や田んぼを歩いて採餌していた。もう1カ所は前回もそうだったが,ヒナがもう生まれて,移動したり隠れたり採餌できるようになっているためか,親鳥2羽は,近寄っても特に警戒もすることがなかった。これから成長して,秋になると田んぼの畦にオオジシギとケリの若鳥が一緒に立っている光景なども見られるようになる。抱卵期は,警戒すると近隣のケリたちも応援に来るが,ある程度大きくなると幼鳥自身隠れるのがうまくなるためか,警戒しているのは親だけという場合が多いようだ。
【写真】
  
■幼鳥から100m以上離れたところにいたペア。そこからしばらく見ていると,営巣した場所へ移動。
  
■警戒してやってくるケリ成鳥
  
■花山で野草の写真を撮ったままISO100にしていたので,ほとんど止まった写真がなかった。ケリの攻撃はワンパターンだが,たまに正面からやってくることもある。
  
■ケリの幼鳥と親鳥2羽
  
■幼鳥が2羽いる/畦におりて威嚇するケリ/シマヘビ
  
■ケリの幼鳥。とてもよく隠れている。よほど注意しないとわからない。/2番目のケリ成鳥
  
■田んぼの花がまたきれいな季節/ホオアカ♂


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2009年11月23日(月)蕪栗沼

2009年11月24日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2009/11/23(月)11:27-14:19【天気】晴れのち曇り,虹,雨
【場所】南方,蕪栗沼,周辺田んぼ
【種名】ダイサギ,コサギ,アオサギ,シジュウカラガン,マガン,カリガネ,オオハクチョウ,コハクチョウ,マガモ,カルガモ,コガモ,オナガガモ,トビ,ノスリ,チュウヒ,オオバン,キジバト,ハクセキレイ,タヒバリ,モズ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(10科24種)
【メモ】今日は実家に行くついでに伊豆沼から蕪栗沼をまわった。伊豆沼周辺は3工区にシジュウカラガン1羽と白化マガンがいたくらいで,ガンの群れそのものがほとんどいなかった。蕪栗沼に向かう途中,南方の田んぼで,300羽~500羽単位のマガンの群れに出会った。シジュウカラガンとカリガネがいないか群れを順番に見ていったところ,最後の群れで土手の上に並んでいるカリガネのファミリーを見つけることができた(というかすぐわかるところにいただけだが)。成鳥3羽と幼鳥4羽の構成で,成鳥幼鳥それぞれで個体差があった。写真を30枚くらい撮るうちに自転車がやってきて土手のカリガネとマガンのファミリーが飛んでしまった。群れは丘を越えて蕪栗沼方面へ飛んでいったので,後を追うことにした。途中南方のセブンイレブンで昼食を取り,それから土手の上から田んぼを見つつ蕪栗沼方面に向かった。蕪栗沼北側田んぼにマガンの大群がおり,道路脇に小型バスも見えた。今日は確かワイバードのツアーの日のはずと思い,行ってみるとツアー講師のN氏はじめ,参加者がスコープでシジュウカラガンを観察していた。カリガネもここに来ているはずですよと教えてさしあげ,また道南ツアーでお世話になった方がいらっしゃったので,ご挨拶をした。シジュウカラガンはかなり遠かったが群れでいたので,写真を一応撮った。それから蕪栗沼を半周しようと思ったが,実家にも行かなければならないし,仙台にも4時前には帰らなければならないので,土手からチュウヒの♀成鳥と♀幼鳥が飛んでいるのを見て,今回はとりあえず満足して帰ってきた。次回は蕪栗沼で飛び出しから半日くらいいてゆっくり見るつもりだ。猛禽の行動を見るのもおもしろいし。ハクガンがまだ来ていないのが残念だが,寒波がやってくれば南下してくるかもしれない。シジュウカラガンの群れも今日は遙か彼方だったが,そのうち近くで見られるチャンスもあるだろう。
【写真】
  
■カリガネのファミリーとマガンのファミリー。カリガネは2羽は確実に成鳥で,もう1羽まだ年数のいっていないと思われる成鳥が1羽,あとは4羽の幼鳥だが,これもそれぞれ個体差があった。
  
■カリガネ成鳥/マガン
  
■シジュウカラガン12羽(と思われる)の群れ


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2009年8月15日(土)蕪栗のケリの親子

2009年08月18日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2009/8/15(土)13:23-13:57【天気】晴れ
【場所】蕪栗沼南側田圃
【種名】ゴイサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,ケリ5(成鳥2若鳥3)(2科6種)
【メモ】内沼から蕪栗のケリがどうなっているか見に行った。3番いのうち,エリアの北側田圃のペアとその3羽の若鳥と思われるファミリーを観察することができた。ただ3番い3カ所とは言っても,もう繁殖が終わっているので,正確にはどこの個体群かはわからない。もっと見れば,他の群れもいたとは思う。初め水路側の農道の真ん中に親鳥が1羽いて,車で近づくと例によって警戒の鋭い鳴き声を出し,田圃一枚隔てた畦に降りたので,ぐるっと遠回りをしてその畦に行ってみた。すると今度はペアで畦道をすたすた歩いており(よくこうやってペアで歩いているのを見るが),ふと脇の畦を見ると,若鳥3羽が畦に登って羽繕いをしたり,水田におりて採餌をしたりしていた。このへんの田圃は省農薬米や低農薬米,冬水たんぼがあったりするところで,道路を挟んで東側の広い田圃も省農薬,低農薬米(実家の田圃もそうだが)で,一部の田圃は「びっくりドンキー」指定の田圃になっていた。今回は,ケリの繁殖その後を見るのとお盆で墓参りがメインだったので,蕪栗沼までは見なかった。
【写真】
  
■ケリの成鳥
  
■ケリの成鳥と若鳥。
  
■最初は1羽だけ畦にいたが,すぐに2羽が姿を見せて畦と稲の間で採餌をしたり,羽繕いをしていた。


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2009年4月~6月の蕪栗沼

2009年07月14日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2009年4~6月のケリの繁殖と蕪栗沼周辺の野鳥(計6回観察)
【場所】蕪栗沼・白鳥地区及び周辺田圃,池,河川,畑,採草地など
【種名】カイツブリ,カワウ,ヨシゴイ,ゴイサギ,ササゴイ,アマサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,残マガン,残ヒシクイ,残オオハクチョウ,残コハクチョウ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヨシガモ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ハシビロガモ,ミサゴ,トビ,ノスリ,チュウヒ,ハヤブサ,キジ,バン,オオバン,コチドリ,イカルチドリ,ケリ,エリマキシギ,オオハシシギ,ツルシギ,アオアシシギ,オグロシギ,セイタカシギ,ウミネコ,キジバト,アマツバメ,カワセミ,コゲラ,ヒバリ,ツバメ,イワツバメ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,モズ,ツグミ,ウグイス,オオセッカ1,コヨシキリ,オオヨシキリ,シジュウカラ,メジロ,ホオジロ,カシラダカ,ホオアカ,アオジ,オオジュリン,カワラヒワ,シメ,スズメ,コムクドリ,ムクドリ,オナガ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(32科70種)
【メモ】4月12日から計6回ほど蕪栗沼に行った。一番の目的はケリの繁殖状況だが,最低3番いはいたようだ。同時に観察した個体数は応援部隊のケリを含め,7羽だった。毎年繁殖している場所の番いにターゲットを絞り,観察を続けた。抱卵からヒナが孵ったところまでは見たが,やや大きくなってからは草むらに隠れていて,見ることはできなかった。ケリはちょっとでも自分たちのエリア巣から田圃2,3枚離れていてもやってきては警戒・威嚇行動を取る。ついでにご近所の応援部隊もすぐやって来るので,何しろうるさいこと限りなしである。沼の方は,シギチは白鳥地区にツルシギとアオアシシギの群れに混じってセイタカシギ,オオハシシギ,オグロシギが観察できた。蕪栗沼は,アオアシシギとエリマキシギくらいか。最初の4月12日(日)には,聞き慣れない地鳴きがするので,ふと前方を見るとオオセッカが蕪栗沼と白鳥地区の土手道の白鳥地区側の低い灌木に止まっていた。しかし,例によって珍しいのが出るとつい双眼鏡でよく見ないと気が済まないバードウォッチャーの悲しい性で,5秒くらいは見ていたが,結局沼の方に行かれてしまった。沼アジサシの情報もあったが,時々,伊豆沼や蕪栗沼ではハジロとクロハラは見たり撮影しているので,いたらラッキーという感じだったが,以前,白鳥地区の杭の上にとまって絵になっていたイメージで探したが,いなかった。シギチは最近は白鳥地区の浅いところにかたまっているが,ここはとにかく遠いので,いろいろいても風景写真にしかならない。セイタカシギは1ヶ月以上滞在しているようだった。
【写真】
  
■4月12日観察のケリ成鳥。田圃はまだ4月の風景/蕪栗沼のエリマキシギ/オオジュリン冬羽
  
■オオジュリン冬羽/アオアシシギの飛翔/ツルシギ24,アオアシシギ5,オオハシシギ1,オグロシギ1
  
■コムクドリのペア/ホオアカ成鳥/キジ成鳥♂
  
■キジ成鳥♀/ゴイサギ,アオサギ,セイタカシギ,ツルシギ/ケリの卵
  
■巣から離れて威嚇するケリ
  
■威嚇するケリ/ヒバリ
  
■ヒバリ/ケリの雛と卵/ケリ成鳥
  
■ケリ成鳥/幌うちするキジ♂/スイレンの葉の上を移動するバン成鳥のペア
  
■ケリの飛翔/威嚇するケリ
  
■苗が育ってきた田圃の中のケリ/セイタカシギ,ダイサギ,アオサギ/夕暮れの白鳥地区


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2005年1月29日(土)蕪栗沼・白鳥地区

2009年06月17日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2005/1/29(土) 15:30-16:30 【天気】晴れ
【場所】蕪栗沼、白鳥地区、東側田圃
【種名】コサギ、ダイサギ、アオサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガン8000+(白鳥地区北側田んぼ)、オオヒシクイ1251+(白鳥地区、蕪栗沼)、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、トビ、ノスリ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ幼鳥♀1、ハヤブサ成鳥1、ヒバリ、ホオジロ、カシラダカ、ツグミ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス(11科25種)
【備考】最初に北側田んぼでマガンの群れを観察した。あまり1羽1羽見る気もしなかったので、ざっと概数を数えて、白鳥地区の中央部の土手にあがった。白鳥地区の南側をチュウヒが飛び、中央部ではハヤブサの成鳥が舞い降りた。その後ハイイロチュウヒが北側から飛んできて、しきりに低空飛行していたが獲物は捕らえられなかったようだ。蕪栗沼に行くと、ハクチョウの群れとオオヒシクイの大群が対岸にいた。特に珍しいのはいなかったので(ヘラサギもいなかった)、引き返したが、またハイイロチュウヒが低空飛行していたので、そこを撮影した。この日は田んぼにほとんど雪もなかった。実家には寄らず、時間も時間だったのでそのまま仙台に帰った。
【写真】
  
  
■ハイイロチュウヒ♀成鳥


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2008年3月~8月 蕪栗沼

2008年08月24日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2008年3月~8月
【場所】蕪栗沼,白鳥地区,周辺田圃
【種名】カイツブリ,カワウ,ヨシゴイ,ゴイサギ,ササゴイ,アマサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,マガン,オオヒシクイ,オオハクチョウ,コハクチョウ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヨシガモ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ハシビロガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,ミコアイサ,ミサゴ,トビ,オジロワシ,オオタカ,ノスリ,チュウヒ,ハヤブサ,コチョウゲンボウ,チョウゲンボウ,キジ,バン,オオバン,ケリ,オオハシシギ,アオアシシギ,ツルシギ,クサシギ,タシギ,セイタカシギ,ウミネコ,キジバト,カッコウ,アマツバメ,コゲラ,アカゲラ,ヒバリ,ショウドウツバメ,ツバメ,イワツバメ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,モズ,ジョウビタキ,ツグミ,ウグイス,コヨシキリ,オオヨシキリ,セッカ,エナガ,シジュウカラ,ホオジロ,ホオアカ,カシラダカ,アオジ,オオジュリン,カワラヒワ,シメ,スズメ,ムクドリ,カケス,オナガ,ハシボソガラス,ハシブトガラス( 30科78種)
(科種)
【備考】詳細は,右サイドメニュー


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