「東奔西走していました」というと
「お忙しいんでしょ。師走ですものね」という言葉が返ってきそうですが、そんな気のどくな状況の報告ではありません。
まず東奔。
臨床心理士の研修会が東京吉祥寺成蹊大学でありました。
武蔵野の面影あふれる成蹊大学ケヤキ並木
テーマは「発達障害児に対してWISC(知能検査)をどう生かすか」
トータルの知能指数よりも下位項目のバランスを見ようとしている点に、今までの研修会と違った潮流を感じました。
発達障害を考えようとすると脳機能に目をやらないわけにはいきません。
母子関係とか環境が主体でない見方、つまり脳機能として何ができ、何ができないかを知ることが優先されるのは当然です。
前頭葉という概念が入ってきたほうがより理解しやすいのにと思いました。
臨床経験の長い先生のお話は、指導法に説得力がありました。
せっかくの東京ですから、帰りに六本木に行きました。
つぎに西走。
今制作中の「ボケ予防カレンダー」の打ち合わせで大阪へ行きました。
もちろん仕事はやりましたとも。
遊びも当然。
落語家と行くなにわ探検クルーズのクリスマスクルーズをネットで見つけて参加しました。
いくつもの橋をくぐり中の島のイルミネーションを見たり、桂雀太さんの話を聞いたり。
「話しにくい状況があって、それは小人数すぎるとき。それから全部男性のとき。眉間にしわを寄せて腕組みをして笑わずに方を動かす・・・」
そう話が続いているのに、しかも落語家ですから笑わせようと話しているのに
そんな男性が2人(夫婦連れ)がいたのです。
ほんとに笑わない!
ほんとに腕組みしている!
奥さんたちもおとなしやか。
そのグループはその夫婦二組に加え女性3人の計7人でしたが、こちらの3人はノリノリ。雀太さんの話の先を読んでは、笑って待ってるという状態です。
ボケやすい生き方、ボケにくい生き方の典型例みたいでした。
その男性群、誰に誘われたのか参加したことだけはちょっと評価してあげないといけないかもしれませんが、あれで楽しかったんでしょうかねえ。声ひとつあげませんでしたよ。
夫に引きづられる妻というのも悲しいですね。
「ご心配なく。夫と別行動の時は楽しんでるから」というのならいいのですが。
二日目は道頓堀で川豚料理を楽しみました。
さすが大阪派手ですね
帰りの新幹線で、前夜の伊東地震のニュースを見ました。
びっくりする暇もなく、「今また地震があって、新横浜・静岡間は送電中止」のテロップが流れました。
でも、無事に帰宅でき、我が家は主が遊びまわっていても無事に留守を守っていてくれました。お見舞いありがとうございました。