今年も楽しい脳のリフレッシュ教室交流会でした。会場入り口の看板も春めいていて素敵でした。
前日にはスタッフ二名だけで会場の準備をしていて、通りがかりの人から「業者にやらせないなんて!経費削減だね」と声がかかっていました。
スタッフの方の気持ちは聞きませんでしたが、多分
「業者任せにしたくない。がんばっている皆さんのためにできることはしてあげたい」といったところではなかったかと思うのですが、私は、その一言を
「交流会の費用もですが、それより何より参加されている皆さんの脳が若々しくなったことを評価してもらいたい(前回ブログ参照してください)。どれほどの介護費用の削減につながったのか、考えても見てください!」という思いで聞いていました。
さて、交流会ですが、 皆さんが、「去年よりもよりいいものを!」と一工夫も二工夫もなさっているのがよくわかりました。
それだけ頑張っていらっしゃるにもかかわらず、同時に、肩の力が抜けているというか、結構楽しんでいらっしゃる方が多くなったようにも感じました。
恒例北部地区の干支のレザーモザイク。見事に各人各様。もう7作品できたのですね
一回目の交流会の時には、在宅介護支援センターのスタッフの皆さんがうれし涙を流しながら、ステージわきに控えていたのが思い出されます。実はあのとき、私も胸いっぱいになったのです。そうやって楽しもうとしていることそのものが感動的でした。
8年たった山王島地区や7年の北部地区の皆さんの脳イキイキ度チェックの結果が、素晴らしいこと(前回ブログ)を承知していましたから、この「脳のリフレッシュ教室」や「交流会」の体験を通じて、小布施の皆さんの生活ぶりが自然に変化してきてくれていることを期待しながら交流会に臨んだのです。
「がんばって楽しむ」から「自然に楽しむ」
そのような生活を、高齢者の方々が身につけてくださることが、はっきりとした認知症予防になることを実感していただきたいといつも願っています。
大島地区
司会の林所長のコメント「前列と後列は別の踊りだったかな?でも、私の世界に浸っているところが素敵でした」
この写真からわかることは少なくとも前列は炭坑節(笑)保健福祉委員の方も楽しそうでしたね!それでいいんです。
飯田地区
干支にちなんだウサギの歌の合唱でしたが、赤い法被で登場、♪因幡の白ウサギ♪のところで皆さん白ウサギに早変わり。こういう工夫をするのが前頭葉。
自治会役員さんも参加してますね。自然に皆さんに目と気を配る人もいて、こういうように、できることは遠慮しないでやっていくことが大切です。
北部地区
寸劇「ある日のリフレッシュ教室」
内容は交流会の出し物の検討会。懐かしい数え唄からお手玉実演、さらには一人づつのセリフまで。そのセリフが棒読みのところがなぜだか魅力的でした。「お手玉は保健センターから借りずに手作りにしよう!整いましたのでこれでいくことにしましょう」で幕。パチパチ(と私からの拍手)
林・中扇地区
平成19年の鮮烈のデビュー。今年もまた楽しい衣装と一ひねりしたことわざ発表そして東京ブギウギ、アップテンポなダンスと盛り上げてくれました。最後には思いがけない飴玉プレゼントまで。飴が一つずつ折り紙に入っているところが、さすが脳のリフレッシュ教室生。右脳使ってます。
しかしH間嬢、役者やのぅ 会場大喜び