快晴の札幌で、昨夜の食べた分のカロリーを消化するため、ホテルから現場まで片道40分歩く、勿論帰りも。たまには頑張る私です(笑)
雪は積もっているが、市内の中心部は融雪機能が充実していることと、地下道が延びているため比較的安心して歩くことができる。
こちらの方と話をすると、やはりソチ五輪というか北海道出身の方の活躍についての話題になる。
夏の五輪に比べて、山口出身の私には馴染みのある競技は少ない。
また、冬のスポーツは道具や施設など、どうしてもお金がかかるというイメージがある。
今回のメダル獲得数の上位の国と夏の大会のそれと比べると、冬の五輪というのは、“国力”を示す指標の一つなぁと思った。
夏は走ったり飛んだり跳ねたりの、比較的“身体能力”によるものが多く、民族の体力がかなり影響しているのではないか。
これに対して冬の競技は施設や用具にお金がかかり、場所も限定されるために懐具合にかなり左右される競技ではないかと思う。
現に私もスキーは山口ではできる場所も少ないし短期間であるためやったことがなく、東京に転勤して初めて体験した。
夏の大会では存在感を示しているアフリカや南米の選手はほとんど見かけることはない。
失礼な話かもしれないが、一人当たりGDPの高い国が多く活躍する大会のような気がする。
来月はパラリンピックですが、こちらは経済力というより、障害のある方を社会がどれだけ受け入れ、応援しているのかを示す、"心の豊かさ"や"社会の成熟度"を示す指標になるんだと思う。
人口減少社会で、超成熟化社会に突入しつつある日本では、将来を考えると大事な大会になるように思う。
浅田選手に対してひどい内容の報道を平気で行う日本のメディアがどれだけ取り上げるのでしょうか、少し興味を持っていようと思う。
パラリンピックでも、葛西選手に続く“レジェンド”が誕生すると嬉しいですね。