歴史好きとしては確かに興味はある。
以前の勤務場所は、皇居まで徒歩圏内だったので、江戸城を見てみたいという欲求はあった。
少し調べてみると、
▶家康の孫である保科正之が天守閣を再建しなかったのは、徳川家の権力が圧倒的になり、他の大名を威圧する必要がなくなったから
▶戦のために必要なはずの天守を再建しなかったという江戸時代の判断は、それを必要としなかったという平和な時代を象徴しているから
という説があり、最高権力者の居城がないまま平和を維持したという伝統は、世界に誇るべきなのかもしれない。
確かに、そう言われれば、観光資源的発想のみで再建するのは賛成できないのかなぁ。
先日帰省した我が山口県ですが、観光地ランキングでは低位なのだ。
城下町萩、日本三大木造橋錦帯橋、東洋一の鍾乳洞秋芳洞、西の京山口、三方を海に囲まれた水産資源など沢山の見処があるのですが、アピール不足なのか、利便性なのか、何かが足りないんでしょう。
先日の帰省の際、車で瀬戸内の海岸線を走ったのですが、国道沿い海沿いの堤防が低くて、美しい瀬戸内海と四国の島々がとても綺麗に見えた。
こういう景色って、意外と珍しいんじゃないかと。
多くのライダーが走っていたのも頷けた。
実は、こういった景色がアピールになったりして。
ちょっと、見方や視点を変えてみる必要があるのかも。