じんせい2度なし

かほぱぱの独り言

子どもとの勝負

2016年11月13日 | 出産・育児

長女・二女は試験勉強、かほままは長女の部活のママさん達とランチ会。
と言うことで今日も三女と過ごす。
オセロなどを楽しむ。
なんとか私の方が強いのですが、自信をつけさせようと子どもにわざと勝たせる(というつもり)。
こういう行為ですが、最近発表された研究では、子どもの「大切なことを決めるスキル」を発達させるには得策とは言えないのだそうだ。
無条件で勝たせてもらった子どもには「ある重要なスキルを学ぶ機会」が欠けていることが解ったらしい。
勝たせてあげると、子どもは一時的に自信を持つかもしれませんが、将来の成功にはつながらない。
と言うのも、実生活では勝ちを譲ってもらえるわけではなく、自分で戦略を立てたり問題を解決しなければならないからだとか。
無条件で勝利を保証されると、自分が犯した間違いから学ぶことができないそうだ。
負けを体験した子どもは、次は勝てるように自分の戦略を調整する確率が高くなり、それが思考を積み上げることにつながり、彼らが将来もっと複雑な状況に直面したときに役に立つとのこと。
確かに、畑村先生の「失敗学のすすめ」でも似たようなことが書かれていた。
というわけで、次に子どもとオセロなどをして遊ぶときは、たとえ子どもが負けても気にしないようにしてみるかな。
でも、負けてばかりで自信喪失されても困るので、時々負けることにしよう。

 

 


自信

2016年07月24日 | 出産・育児

長女とかほままは、吹奏楽部の行事で夜まで外出なので、二女・三女と過ごすことに。
さて、何をしようかと思案していたら、三女から「深い」プールがあるとこに行きたいとのリクエスト。
条件付きのリクエストだったので、何故かと聞くと、
「25m泳げるようになった」
からなのだそうだ。
そうかぁ、不安が無くなると言うか、自信を持つと言うか、そういうことって本当に大事で積極的になるんだなぁと改めて。
あれはダメ、これもダメ、こうしなさい等小言爺ではいかんなぁと得意の反省(笑)
出来れば、勉強にも自信を持ってくれると嬉しいのだが♪


親の役割

2016年05月25日 | 出産・育児

自宅での子育てに協力的でないとの批判を受けている私。
本屋で"大人になるまで親がすべきこと "みたいな本があったので、軽く立ち読みしてみた。
少しホッとしたのは、基本さえ押さえていれば、子育ての失敗は十分に取り返しがつくんだということ。
本来は、
➤乳幼児期に一貫した愛情を注ぎ、心の土台をつくる
➤子育てのゴールは「幸福力」を育てること
➤子どもの年齢と成長に応じて接し方を変える
 ・0~6歳 めいっぱい愛情を伝える「ラブラブ期」
 ・6~10歳 社会性と協調性を育む「しつけ期」
 ・10~18歳 自分づくりを支える「見守り期」
 ・18~25歳 子どもの就職・結婚をサポートする時期
大事なのは、子どもが「自己肯定感」を持つこと。
これは、かほままからも良く注意される。
ついつい小言を言って、子どもの行動や言動を否定して、自信を喪失させてしまう。
「僕はこの世界で受け入れられている」「私という存在はOKなんだ」という「自己肯定感」こそが、子どもが一生を生きていくうえで大切な基盤となる。
つらいことがあっても「もう少し頑張ってみよう」と踏ん張ることができる、心の土台になる。
のだそうだ

あと、これが意外だったのですが、「ほめる・しかる」のではなく、自分の行動に責任をとれるひとりの人間として扱うということ。
「ほめる・しかる」をくり返していると、ほめられないなら頑張らない、叱られないならだらしなくしてもいい、という子に育ちやすいのです。
他人にほめられるか、叱られるかによって行動が左右される、他律的な人間になってしまいます。
だから
、「○○してくれると嬉しいな」、「○○してくれてありがとう」といった声かけをする。
色々考えさせられることばかり。
こうやって色々学んでも実行しないと意味がない。
今夜から頑張ろう!


もう1つの卒業

2016年03月26日 | 出産・育児

二女、三女が通うスイミングスクールへ父のリハビリを兼ねて見学に。
来月から中学生の二女は今日が最後。
代官山~横浜~現在と3つのエリアで通算3年間、3か所のスクールでお世話になった。
最後はコーチに言われて200メドレーを泳いでいたが、あれだけ泳げれば溺れることはないだろう。
さて彼女は中学で何をやるのだろう。
テニス部、という言葉を聞いたことがあるが。
何をやるにしても、一生懸命やってくれればいいや。
小1の三女の方も、25mをクロールでなんとか泳げるようになり、私の子ども時代と同じレベル。
今はスイミングスクールが普及し、小1でメドレーを泳げる子も珍しくない。
スボーツに限らず、勉強の方も早期教育が当たり前になってきたが、どうなんでしょうね。
私は全く教育熱心ではないので、学校外活動は全てかほままに任せていますが、本当は塾通いするよりもキャンプやスポーツ等を通じて原体験を沢山積んで欲しいなぁ。
頭で学んだだけよりも経験・体験を通じて学んだことは、本当に役立ち・自信に繋がっているような気がする。
でもそのためには、私が頑張らないといけないのかw




自立

2016年03月19日 | 出産・育児

気温も上がり、自宅前のさくら坂の桜のつぼみもどんどん膨らんできた。
今日は午前中は雨でしたが、午後にはあがり花粉対策さえすれば散歩には絶好の天気。
しかし、娘達もだんだん大きくなってきて、休日一緒に行動することが少なくなってきた。
今日も、長女は夕方まで部活、二女は以前住んでいた横浜の小学校の謝恩会に出席のためかほままと出かけた。
ということで、私は三女が通うスイミングスクールの付き添い。
小学1年の三女は、私に似たのか背が低く学校でも前から2番目。
 ※私も小さい頃は超チビッ子でした
スイミングスクールでは25mをクロールで泳ぐ練習をしているが、大きなお友達に囲まれて必死に泳いでいる。
末娘で、二女と5学年離れているからか、私と違って何でも独りでやろうという意欲がある。
几帳面さは姉妹で一番、近所の歳の下の子どもの面倒見もよい。
あとは、一緒にお風呂に入ってくれると最高なんだけどなぁ(笑)
幼稚園の頃から1人で入っている。
そんなに早く自立しなくてもいいんだけど。


家族写真

2015年12月13日 | 出産・育児

三女の七五三の写真を、日之出写真館の多摩川スタジオで。
先週衣装などは決めていたので、着付けと髪をセットしてもらい、三女単独と家族写真を撮影。

評判通りの腕前で、三女も楽しく撮影できたようだ。
三人分の七五三の写真があるのですが、大体3~4枚の写真をセットにしてもらっていますが、日頃はあまり観る機会がありません。
最近は、フォトブック形式やポートレート形式のものが増えているとのことでしたが、飾るのも少し恥ずかしさがあります。
富士フィルムに勤務している大学の後輩からの紹介で、このエリアでは一番だとのことでしたが、さてどんな仕上がりになるのか楽しみです。
被写体は変えようがありませんので、撮影の腕前に期待しています(笑

撮影後に訪れた氏神さまである多摩川浅間神社にこんなものが。御利益がありますように


好き嫌い

2015年09月14日 | 出産・育児

食べ物の好き嫌いは誰でもあるもの。
私も未だに駄目なのはスイカ。
家族で私以外は大丈夫なのですが、気を遣ってか食卓に上がることはありません。
娘達もそれぞれありますが、二女・三女はトマトが苦手。
どうも食感があまり好きではないと言っています。
食べ物の好き嫌いは、遺伝的要素と環境的要素(食経験)からくるものがあるらしく、私の父がトマトが苦手だったので、隔世遺伝したのかもしれません。
まぁ、無理して食べさせることもないですが、こんなサイトを見つけたので娘達にみせてみようと思います。
どこかにスイカでこういうサイトがあれば探してみようと思いますが、果たして私が食べるかというと無理そうなので、成果は期待しないでおこうと思います。
ただ、スイカに比べてトマトの方が様々な料理に使われているので、出来れば食べれるようになって欲しいものです。
と、私のスイカ嫌いを擁護してみた(笑


卒園

2015年03月18日 | 出産・育児


三女の幼稚園の卒園式。
心配された雨も降らず、暖かい一日になった。
昨年の4月、年長になる時に転園し、少し心配もしたが元気に楽しく過ごしたようだ。
何といっても、前の幼稚園から3年間無欠席というのが素晴らしい。
無事これ名馬ではないが、本当に心身ともに元気に過ごしてくれたことが、親としては一番嬉しい。
いつも一緒にいるので、「成長」を驚くことはあまりないのですが、年少さんを観ていると、当時を思い出し「成長」を実感する。
来月からはいよいよピカピカの一年生で、二女と一緒に登校。
新しい環境でも大いに楽しい時間を過ごして欲しい。
明日が人間ドッグで、お酒が飲めないのが寂しい・・・

▶謝恩会では、なんと"たん熊北店"の弁当と久が原の"ラ・スプランドゥール"のケーキ、超贅沢


絵本

2015年03月09日 | 出産・育児

「いない いない ばあ」等が有名な児童文学作家の松谷みよ子さんがお亡くなりになった。
我が家には3人の娘がいますが、当然のことながら全員がお世話になりました。
なんと言えばよいか、適当な言葉が見つかりませんが、松谷さんが書かれた本には「好み」とか「好き嫌い」といった言葉が全く当てはまりません。
自分の娘たちだけでなく、友人の赤ちゃんでも、電車等でたまたま隣に座っていた赤ちゃんでも、誰もが反応してくれる魔法のような言葉と絵でした。
この本が発刊されたのは、私が生まれて数年経ってからなのに、なぜか私も小さい頃に言ったり、反応した記憶があるかのように感じること。
ここ数年で、まど・みちおさんやなせたかしさんなど、素敵な作家の方々がお亡くなりになったのは、子どもやその親にとっては大きな損失だと思う。
それぞれに純粋なお気持ちでお書きになっていたことは、誰でも理解出来るのではないでしょうか。
私の勝手な解釈ですが、戦争体験が少なからず影響を及ぼしているのではと思います。
中東やロシアで騒がしいですが、戦争に正義は無いんだと思う。
できることなら、上記の方々には一度お目にかかってみたかったなぁ。
松谷さんのご冥福を心よりお祈りします。


ゴールデンウイーク

2015年01月03日 | 出産・育児

二女の11回目の誕生日。
将来動物(イルカ)の調教師になりたいという彼女の誕生日の訪問先希望は、"水族館"。
近隣のほとんどの水族館は制覇し、最近は白イルカのベルーガがお気に入りで、八景島シーパラダイスに行くというのが定番だったのですが、今年は富士山麓で迎えることに。
とは言え、正月帰省の渋滞を回避したかったので,午前中に東京に向けて出発。
それでも少し混んだが、比較的順調に到着。
プレゼントは色々悩んでいたが、スマレコペンとiTuneカードに。
iPodで今までは無料ゲームしかやらせてなかったのですが、今回解禁しました。
何でもかんでも禁止しても仕方無いかなぁということで。
こういう体験を通じて、少しずつ大人の階段を昇っていくのではと期待しています。
ケーキもデパ地下で本人が選んだものに。

自分の好みはチーズケーキなのですが、姉や妹のことも考えながら、みんなが食べられるものを購入。
こういうところで、彼女の成長を感じたりします。
また、ショッピングモールで横浜の幼稚園時代に一番仲良しだった友達と5年ぶりに会ったのですが、このサプライズプレゼントも大変喜んでいました。
二女にとっては,クリスマス~正月~誕生日が続く一週間が、まさにゴールデンウイークなのです。
これからの1年も、元気に過ごしてくれればと思います。

▶ホテルからの富士山。最高の条件で二女も喜んでいました。お土産はトイレットペーパー、折ると逆さ富士になるらしい。トイレが長くならなければ良いのですが(笑)


好き嫌い

2014年10月17日 | 出産・育児

今はほとんど嫌いな食べ物が無くなった私ですが、小さい頃は偏食が激しく母を困らせたものです。
我が家の娘達はほとんどありませんが、二女がキノコが苦手ということぐらいでしょうか。
ベネッセの高校生の保護者を対象にした調査によると、年齢が上がるにつれて苦手な食べ物を克服していくケースもあるようです。
▶食べ物の好き嫌いが「たくさんある(9.9%)」「いくつかある(39.1%)」「ある(12.2%)」と、6割以上の子どもに苦手な食べ物がある
 ・野菜全般、特にブロッコリーとキノコ類がダメ
 ・納豆・おくら・山芋などのねばねば系
 ・キムチ・からしなどの辛いもの
 ・魚が嫌い
 ・とうふや豆類が苦手
 ・ケチャップやマヨネーズ、お酢が苦手
 ・少しでも青臭さ、苦さ、すっぱさがあると拒否
▶「ほとんどない(31.6%)」「ない(6.8%)」と、「高校生の我が子は好き嫌いなく何でもよく食べる」という家庭が約4割
 ・「出されたものを食べないと次から食事はない」と小さいときから言い聞かせた
 ・肉、魚、野菜、主食などをバランスよく食べる習慣がついている
私の場合の偏食の克服は、予備校時代に賄い付きの下宿生活で、出された物を食べないと飢えてしまうという環境のお陰かな。
逆に偏食になったのは、当時の美味しくない(ごめんなさい)給食のせいだと思います。
娘達の給食献立表を見ていると、どこかのレストラン、いや各国料理のレストランの集合体のようなメニューがずらりと並んでいますので、嫌いになるはずはないのではないでしょうか。
給食については賛否がありますが、他人と同じモノを食べる経験として、給食は大事な食育の場としては大切だと思うし、女性の社会進出のヘルプとしても、新たな雇用の機会としても良い制度だと思う。


お小遣いの件

2014年10月15日 | 出産・育児

長女が中学に入学したのを契機に、小遣い制を導入した我が家。
たいした額ではないが、部活帰りに友達とプチ贅沢としてサーティーワンアイスを食べたり、本を買ったりしているようだ。
二女・三女にはこの制度を導入していないが、お爺ちゃんやお婆ちゃんから貰った小遣いでショッピングモールに行った時などに、お菓子やアクセサリーなどを買っている。
小遣いではないが、スイカなどの電子マネーも電車賃として持たせている。
この小遣いや電子マネーですが、皆さんどのようにされているのでしょうか。
私の子ども時代には、一応定額の小遣いをもらい、電子マネーはなかったので、お小遣いで足りない時はお手伝いやテストで頑張ってボーナスを稼いでいたような気がします。
特に今とは違うのではと思うのは、10円玉数枚を握りしめて、何を買おうかと駄菓子屋で悩んだ経験が、金銭感覚を養ってくれたような気がします。
先程書いたように、リアル貨幣を手にせず電子マネーなどが主流になりつつある世代は、お金の感覚が変わってきているのかもしれません。
私も、20代後半にクレカを持ってから変わった気がします。
特に丸井の赤いカード(笑
現金主義だった私にとっては、魔法のカードでしたね。
なんたって、持っている金額以上の物が買えちゃうんですから。
あと、私は小遣い帳をつけたことがないのですが、電子マネーであれば自動的に把握できるというメリットはあると思います。
が、小遣い帳をつけるという行為は、自主的に小遣購買に対する反省等も考えることができてとても良いと思う。
どうしてもお金の話になると、あまり良いイメージがなく、子どもとすることがタブー視されているような気がしますが、うまく伝えられたらいいなぁと思う。
その前に、私の不透明な小遣い帳にメスが入りそうですが(笑


年齢差

2014年10月11日 | 出産・育児

三女の幼稚園の運動会。20141011_085715
この春越してきたので、こちらの幼稚園では初めて。
年少~年長まで各1クラス25名という小さな幼稚園なので、とにかく進行が早く、なんと午前中で全てのプログラムが終了。
楽しみだったお昼もありませんでした。
ただ、プログラムは色々工夫が満載でとても楽しむことができました。
私も、入園時にかほままが二女の小学校編入手続きに行くため、代理で親とのコミュニケーションプログラムに参加して以来。
長女や二女の幼稚園では様々な行事で父兄との交流を積極的に行っていましたが、こちらではそういうプログラムがキリスト教系の幼稚園で、日曜は開催されずに平日開催が多かったので、ほとんど参加できていませんでしたが、三女も友達ととても楽しそうでしたので安心しました。
20141011_111408_2 組み体操やダンス、リレーなどがあったのですが、親子競技はなんと騎馬戦。
人数が少ないので、親が肩車して行うというもの。
顔ぶれを見ると、どう考えても騎馬としては最年長、つまり古馬、いや放牧馬という感じ。
大きなハンデを感じましたが、三女の叱咤激励もありなんとか転ばずに役割を全うできました。
引っ越しして半年、三人の娘達もそれぞれ楽しんでいるようで、親の方も負けずに楽しみたいと思います。


勉強の意味

2014年10月07日 | 出産・育児

子ども達も徐々に成長し、時々対応に苦しむ場面も増えてくる。
特に勉強に関して。
自分がたいして勉強してこなかったことをとても後悔しているので、やはり娘達にはそうなって欲しくないという思いが強いのだろう。
が、自分がやってこなかったことを教えるというか、伝えるのは本当に難しい。
あるサイトで、「叱り方の研究」というのがあって、そこには、成績のいい子の親は叱っても一喝、そうでもない子の親はくどくど叱るし時間が長く、何でできなかったかを問い詰めると書いてあった・・・ドキッ!!
そして、「勉強することは、自由になることだ」と書いてあった。
う~ん、どういう意味だと読み進めると。
登山家の話が掲載されていた。
▶「なにも持たずに山に入って自給自足で2週間ほど暮らして下山する。
そんなスタイルの登山を楽しんでいるいる方で、昔はきのこ図鑑を持っていったり、テント、寝袋、釣りざおなど必要と思われるものは色々持っていった。
でも、釣りざおがなくても糸さえあれば魚は釣れる。
寝袋もテントもなくても寝場所を確保することができるようになる。
きのこ図鑑はぜんぶ覚えてしまった。
どんどん身軽になっていき、どんどん自由になっていった。
幾度かのサバイバル登山で生き延びるスキルを手に入れ、いつでもゴハンが食べられ、いつでも眠れ、山でひとりで楽しむことが出来る、そういう自由を手にしたんです。」

自由というのは好きなことをする権利、と言い換えてもいいのかもしれませんね。
そして、それを勉強におきかえると‥‥
▶「英語ができるようになることの目的は何か、わからなくてもいい。
けれどできるようになったら、もちろん使ってもいいし、使わなくってもいいんだけれど、好きな場所で生きることができる。
好きな学校に行くこともできる。
好きな職業に就くことだってできるかもしれない。
それが、勉強によって得られる自由、ってことなんだ」

なるほど、偏差値を上げるとか、どこかの学校に入るとか就職するとかっていう現実的なことに執着するのではないってことなんでしょうか。
ひとつの答えかもしれないですね。
▶「受験生のかた。どこでもいいなら、一番高いところを目指してください。
そのほうが手に入る自由の幅が増えるから。
大学生のかた、今の勉強を一所懸命しておくと、好きなことが見つかったときに、あきらめずに済むかもしれないですよ。
だから目の前のものはやっておきましょう。」

▶「それでもわからないっていうのなら、転ぶなら明確なほうに転んでください。
たとえば、お金もうけをしてみる。
学生だからアルバイトですね。
とにかく体をうごかして、別の場所に行って、金を稼いでみるといいですよ。
仕事って、お金をもらってできる勉強だって。こんなにいいことってないじゃないですか。
だから、とにかくバイトに出てみてください。もちろん一所懸命やってくださいね」

なるほどなぁ、こういう考え方を持っていると、少しは楽になれるような気がしました。
勉強することは、自由になること。
よい考え方だなぁと。
今からでも遅くない(?)と思うので、少しやってみようと思っちゃいました。


社会性を学ぶ場

2014年07月23日 | 出産・育児

休日は、越して間もないので、ご近所散策でウロウロすることが多い。
違和感を感じるのは、子ども達は夏休みに突入したというのに、近所の公園で子どもを見かけることはほとんどない。
また、子ども達の歓声というか声もほとんど聞こえない。
気温も高いし、紫外線も強いからかもしれないが。
最近は子どもが公園でサッカーやキャッチボールをやると通報されるらしい。
こちらの公園の入り口の看板には、「ボール遊び禁止!」と大書きされている。
野球のボールとバット、サッカーボールに赤いバツ印のイラストが。
なかには「○○禁止 見かけたら110番します」といった圧迫感のあるものも。
公園を管理する役所などが、このような措置を取るのは、それなりの理由があるのだとは思う。
住宅地の中にある小さな公園でボール遊びをするのは確かに危険ではある。
広めの公園でも真ん中で野球やサッカーに興じる少年たちがいたら、散歩に来たお年寄りや幼児を連れたお母さんは入れないだろうか。
前住んでいた社宅の隣が公園でしたが、ここでは野球もサッカーも自転車・一輪車の練習も砂場遊びも、みんな一緒に行っていた。
だからかどうかは解らないが、我が家の当時幼稚園・小学校の娘達は、上記のスポーツを興じる中学生のお兄ちゃんやお姉ちゃんが相手をしてくれていた。
とても微笑ましく、心強く思ったものだ。
社団法人・日本公園緑地協会の調査によると、
▶キャッチボールは「全面禁止」52%「日時・場所により禁止」8%、「禁止していない」40%
▶バット使用は「全面禁止」58%「日時・場所により禁止」7%「禁止していない」35%
つまり、6割以上の公園がキャッチボールやバットの使用を制限している。
今はちょっとしたことにでもクレームをつける人がいる時代。
小学校や中学校の運動会開催の時も、ご近所対策が大変。
歓声が無くなった時に、初めてその寂しさに気付くのではないだろうか。
私の小学校時代、学校が終わると毎日のようにボール遊びをしていた。
放課後の校庭や近所の空き地に遊び仲間が集まり、三角ベースなどを楽しんだ。
時に打ったボールが近隣の家に飛び込み、ガラスを割るなんてことは頻繁にあったが、それでも禁止されることはなかった。
色々迷惑をかけてきたが、そういう中で社会性を学んできたような気がする。
会社でも「評論家は要らない」なんて言われるが、子ども時代から禁止ばかりされてきた人が、とてもチャレンジなんてできないと思うけどなぁ。