娘達と本屋に行って、あれこれ物色していると、流行本の棚をみると、私の時代(40年前)と同じものもあれば、随分様変わりした本もあります。
「○○の歴史」などはその典型で、ほとんど変化なし。
逆に、偉人伝はある意味昔からあったのですが、ラインナップが変わっています。
古い話で申し訳ありませんが、私が当時読んだ偉人伝は、「野口英世」「ヘレンケラー」「リンカーン」「エジソン」「ガリレオ」「二宮尊徳」「吉田松陰(山口出身なので)」などでしたが、本屋でみて驚いたのは、「イチロー」や「松井秀樹」などスポーツ選手のものが多くあったことです。
確かに昔は、スポーツというジャンルはなかったので、偉人はいなかったのでしょうが。
ただ、「ベーブルース」は読んだ覚えがあるかな。
※ちなみに長女は、マリーアントワネット(偉人なのかなぁ)やナイチンゲールなど女性版をよく読む
感じるのは、過去も今も、「夢と希望」「信念」「努力」は偉人になるための必要条件であるということですね。
私の出身大学の元学長でもあり、同郷の広中先生がこんな本を出されています。
物事をありのままのに捉え、幅広い見方をもって、取り組んでいくことの大切さが何度も書かれています。
よ~く解っているのは、偉人伝をいくら読んでも、偉人にはなれないということw
生きること学ぶこと (集英社文庫) 価格:¥ 580(税込) 発売日:1984-03-19 |
可変思考 (光文社文庫) 価格:¥ 540(税込) 発売日:2006-12-07 |
▶ヒトゴトに思うか、自分もそうしようと思うか、本やストーリーを読んだときの自分との距離感をどう考えるかで、吸収力が変わってくる気がしています。
▶現実の身近にいる人物、親や友人などにも、かえがえのない「人生の師」がいることも忘れてはならない。
▶私は偉人伝、伝記を読むときに、その人の達成したことを読むのではなく、幼少時代やその人の原点になるインプットは何かというところを見ます。
▶偉人伝に書いてある幼少時代の振返り、これについて、「成功したから言えること」という見方をする人もいます。
もったいないです。
今自分の世の中は、流されようとするといくらでも流されてしまうことができる世の中なので、やはり自分自身の軸を仮定でも良いので決めた方が良いです。
そのために自分の生い立ちを見るのは非常に大切だと思います。