埋蔵文化財担当編集委員として数々の記事・著作を書いた先輩記者が昨年9月、胃がんのため、74歳で亡くなりました。一緒に働いた先輩、同僚、後輩の記者たちが集まって、ささやかな偲ぶ会が2月15日、大阪・中之島で開かれました。
奈良国立文化財研究所、奈良県立橿原考古学研究所、各府県の埋蔵文化財担当者らとの交遊が深かっただけに、そうした人たちも参加した「偲ぶ会」を5月15日に大阪市内で開く予定でした。
それが新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言で吹き飛びました。その後、緊急事態宣言は解除されましたが、コロナ禍は収束する見通しは立たず、第2波の心配さえ起こっています。
「偲ぶ会」の開催の見通しがつかないため、「偲ぶ文集」をつくることになり、私にも「寄稿のお願い」がメールで届きました。たくさんの人に依頼したからでしょう、文字数は見出しを含めて800字です。
故人を偲ぶ各界の人たちの原稿が寄せられることでしょう。ご遺族が知らない故人のエピソードも多いことでしょう。「偲ぶ文集」がご遺族の心を癒してくれることを望んでいます。
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