団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

乗らない車の駐車料はもったいないのでは!

2014-02-28 09:51:04 | 健康・病気

月3万5000円のカラ家賃を払い続ける80代の女性の患者さんのマンションの駐車場には娘さんの軽乗用車が駐車しています。女性は車の運転はできません。マンションは2LDKですから、母娘が住むには十分なスペースがありますが、感情的な対立をすることもあり、娘さんは近くのアパートを借りています。

この女性のもう一つの口ぐせが「私はなんにもできません」です。炊事も洗濯も掃除も娘さん任せですから、娘さんが時折、怒りを爆発させるのも理解できないわけではありません。「時間はあるのですから、ゆっくりしたペースで料理をつくったり、洗たくをしたりしたら、いがですか」と話しますが、「しっかりしなけりゃ」と答えるばかりです。

軽乗用車の駐車料は月1万9000円です。車に乗る機会はほとんどないようで、ここ3か月で車が動いたのは、車検のために自動車整備会社に運んだときだけでした。代わりの車が所定の駐車場に止まっていたので、聞くと「車検に出した」ということでした。

カラ家賃と加えますと、月5万4000円の出費です。でも、母娘とも、こうした出費には寛大なようです。「息子の遺族年金がある」と聞いて、調べて見ましたら、公務員の共済年金は、公務員の生計で生活している親に遺族年金が支払われることを知りました。息子さんは結婚していませんでした。

確かに、警察官や消防署員は命がけの勤務があり、死亡することがあるため、こうした支給となるようです。民間の厚生年金では、生計をともにする55歳以上の親が60歳になったら支給を受けられるという一定の条件があります。

駐車場に止まったままで、ほこりをかぶった軽乗用車を見るたびに、貧乏性の私は「もっと有効なお金の使い方があるのでは」とつい思ってしまいます。

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月3万5000円のカラ家賃はもったいないのでは!

2014-02-27 09:46:17 | 健康・病気

80代の女性の患者さんの口ぐせは「しっかりしなけりゃ」です。「年を取ってもしっかりしなけりゃ、あかん」と続きます。整骨院近くのマンションに一人で住んでいますが、少し離れたアパートに住む娘さんが食事や洗たく、掃除などをしてくれます。

定年までゴルフ場の事務員として働き、本人の年金、40代で亡くなった夫の遺族年金、やはり40代で早死にした地方公務員だった息子の遺族年金が生活の支えとなっています。娘さんは4年ほど前まで勤めていたヘルパーさんを辞めてから、お母さんの世話に専念しています。

この女性は、南大阪の公営住宅を賃貸しており、家具や仏壇、息子さんや夫の思い出の品々を置いたままにしているということです。この家賃が月3万5000円といいます。懇意にしている近所の人たちから「公営住宅に住む気がないのやったら、家財道具の整理をして、捨てるものは捨て、必要なものはをこちらのマンションに移した方が良いのでは」と言われています。そのつど「しっかりしなけりゃ」と言いますが、一向に動く気配はありません。

そこで「娘さんと話して公営住宅に置いてある荷物を整理して、カラ家賃を払うのを止めたら、いかがですか」と話しましたが、「しっかりしなけりゃ」と答えるばかりです。近所の女性も「お金に困っていないようだから、好きにしたら」と言います。

月3万5000円で年間42万円の出費ですが、母娘は気にしていないようです。第一住んでいないのですから、本来入居できる人の住宅を奪ってしまっていることにも気づいていないようです。このことを聞いてから、3年余りが過ぎました。130万円以上の「無駄遣い」は、私にはもったいないと思えるのですが‥。

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年を取ったら、予定はメモして

2014-02-25 09:53:02 | 健康・病気

自転車で帰宅途中、背中に背負ったデーバッグから「ジュピター」の音楽が流れ出しました。携帯電話の着信音です。自転車を停めて、携帯電話に出ると、映画の会のメンバーのIさんからでした。「映画の会は、明日の水曜日ですね」と尋ねます。「映画の会は先週の水曜日です。映画を見たあと、参加者一同で大阪城を一望できるクリスタルタワーで食事をしました」と答えました。

映画の会は毎月第三水曜日に開いていますが、2月は私の都合で、第二水曜日に開催しました。そのことは事前に電話で連絡したのですが、79歳のIさんは、いつも通りの第三水曜日と思い込んだようです。映画の会で、参加すると言っていたIさんが欠席したことに、都合が急に悪くなったのか、と考えましたが、まさか開催日を間違うとは思いませんでした。「3月は第三水曜日に開きますので、ぜひ参加してください」と話して電話を切りました。

高齢になると、突然の変更には対応できなくなると聞いていましたが、いずれ私の身にも起こるだろうと考えました。「予定はメモに書いて残さないと」と自分に言い聞かせました。

60代後半の同世代でも、予定をメモしていないと、会合を失念することが起こりえます。大学の同期生6人が集まって1月に小さな宴を開いたときのことです。大学教授の男性がなかなか顔を見せません。几帳面な性格で集合時間の前に必ず出席するタイプで、もし遅れることがあれば、幹事役に事前連絡を欠かしません。1時間たっても来ないため、幹事役が何回か携帯電話をかけましたが、「電源が入っていないか、電波の届かないところにいます」とのコールが返ってきました。

翌朝、彼から参加者全員にお詫びのメールが届きました。手帳にメモをしていなかったため、同期会を失念してしまったということでした。時間に厳密で、正確無比な行動をする彼でも、会合を失念することがあるのだ、と少しほっとしました。その一方で、自分ならば、もっと多い頻度で起こりかねないと「予定は必ずメモしよう」と肝に銘じました。

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「足袋のこはぜがかかりません」

2014-02-24 09:44:19 | 健康・病気

80代の女性の患者さんから「太った覚えはないのに、足袋を履こうとしたら、こはぜがかからなくなってしまいました。足首が太ったのでしょうか」との問い合わせがありました。かつて割烹を経営した女将さんで、和服が似合う方です。最近は洋服が多いですが、時折和服にも袖を通します。その際、足袋を履こうとしたら、こはぜがどうしてもかからかったということです。

触診した限りでは、足首に大きな腫れはないようですが、以前より太くなったといいます。この女性は腰椎の圧迫骨折を昨年夏に起こしたため、外出を控え、安静な生活を送るよう心掛けてきました。歩いたり、家事をしたりすることも控えてきたそうです。

「運動不足から、血液やリンパ液の循環が悪くなり、そうした体液が滞留しているようです。体液の循環がよくなるように歩いたり、階段上りを心がけてください」と伝えました。施療後、3秒かけてつま先を上げ、3秒かけてつま先を下ろす、つま先立ちを10回しました。つま先立ちも朝夕の2回、出きれば風呂上がりに実行するよう、お願いしました。

1月9日に92歳で亡くなった父も「ゾウの足」に悩んでいました。リンパ液や血液が滞留して両足がゾウの足のように膨らんで靴が履けなくなりました。とくに足の甲が、焼きあがった餅のようにぷっくり膨れ上がっていました。「お父さん、散歩すると、脚の膨らみも取れるよ」と言いましたが、冬は「暖かくなったら」、夏は「少し涼しくなったら」と言い訳して、一向に歩きませんでした。

「足は第二の心臓」といわれるように、足の筋肉を使うことで血液もリンパ液も体の上部に送られます。筋肉ポンプと呼ばれる所以です。足の筋肉ポンプを動かさないと、体液が足や脚部に滞留します。女性は、足袋のこはぜがかかるように、毎日のつま先立ち、階段上がりを続けている、と話しています。

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能登の白菜漬けはキムチと同じつくり方

2014-02-21 12:16:12 | 健康・病気

「口に頬張ってうまい白菜漬け」をまた食べたいと思い、この白菜漬けをこしらえた先輩が主宰する「小さな農と食の愉しみ」サロンに参加しました。先輩らが農地を借りて育てた大根、白菜、ゴボウ、ニンジンなど野菜たっぷりの料理を堪能しました。

能登半島出身の父直伝の米麹の白菜漬けのつくり方を伺いますと、まず塩漬けをして水分が適当に出た後、米麹、昆布、唐辛子、にんにく、ユズの刻みを白菜の葉の一枚一枚の隙間にまんべんなく入れていくということでした。参加していた不動産業を営む男性から「キムチとおなじつくり方ですね。能登は朝鮮との関わりが深いのですか」という声が上がりました。

確かに、朝鮮からの交易船は日本海の各地に到着した記録が残っていますが、能登がとりわけ朝鮮との関わりが深いということは聞いたことがありません。ところが、友人から、在日の作家、金達寿さんが「能登は朝鮮半島の影が濃いところ…」と書いていることを教えられました。とくに、能登半島の先にある珠洲焼きは「朝鮮土器そのもの」といわれます。

能登出身の知人は、朝鮮との関わりが強い中国吉林省を訪ねたときの印象を次のように書いていました。

7年ほど前、旧満州、吉林省に行った時、同省の東南端、防川という町を訪れ、そこで不思議な気分を味わいました。中国領土が、ロシア、北朝鮮と接して尽きる場所で、日本海まで約15キロの地点。あたり一面が草原なのですが、なにか、懐かしさみたいなものをじわっと感じてしまいました。 これが人のいう「デジャビュ(既視感)」というものか、とその時は思ったものです。そんな気持ちになったのは、後にも先にも、それ一回きりです。もしかしたら、私の祖先はあの辺りに住んでいたのかも、と勝手に思ってみたりしています。

能登の白菜漬けとキムチのつくり方がよく似ているのは、ひょっとすると、「能登が朝鮮半島の影が濃いところ」と関わっているのかも知れません。

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