数十年の内戦が続くアフガニスタンで医療と灌がいに取り組み、テロで命を落とした中村哲医師がアフガニスタンの人たちの幸福感を語っていました。
①健康で命があること
②一日に三度のご飯が食べられること
③家族が一緒にいること
この三つがかなえらえたら幸せだと思う。それ以上の欲は持たない。
中村さんがアフガニスタンの人々を支援するペシャワール会の活動で得られたことといいます。
日本では、この三つのことが当たり前にあります。少なくても私や私の周りでこの三つがかなえられていない家はありません。
では、「あなたは幸せですか」と尋ねられたら、「はい、幸せです」と答える自信は私にはありません。幸せの解釈がアフガニスタンの人たちと異なるからです。
「少欲知足」を心がけていますが、上記の三つのことで心が満たされるほど、私は人間ができていません。それでも、タリバンが政権を奪取したアフガニスタンの現状を見ると、平和な日本で生きる幸せを感じます。