タケちゃんはもともと寝つきの良い方ではありませんでした。子どものときから寝床でマンガ本を読んだりしていましたから、床について20分ほどは起きていました。
新聞記者時代は週に1日は泊まり勤務がありました。社会部では各紙の交換紙が届く午前3時前までお酒を飲みながら起きていて、他紙に特ダネを抜かれていないかを確認してから、宿直ベッドに入りました。事件や事故があれば、飛び起きなければなりません。
すぐに寝られるように始めたのが重感療法でした。「手が重くなる、足が重くなる、手が温かくなる、足が温かくなる」といった調子で暗示をかけると眠りを誘うとされます。うまくいく場合もあれば、なかなか眠れないときもありました。
1年ほど前、白隠禅師の内観の法を知りました。この法で禅病と肺結核を克服して健康を取り戻したといいます。本来の面目、本分の家郷、唯心の浄土、己心の弥陀と心で唱えながら、気海(へそ下2センチ)、丹田(へそ下4センチ)、腰脚、足心(足の先)に気を送ります。
2分もあればできます。内観の法をを行うと、私の場合、催眠効果が高いのか、終わるとすぐに眠ってしまいます。寝つきがぐんとよくなりました。
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