大腸がんは日本人の女性のがん死因の1位で、男性も2位と上位を占めています。しかも、高齢になるほど死亡リスクが高くなります。
大腸がんは早期発見すれば、死亡リスクを大幅に引き下げることができます。早期に見つけるためには、毎日の便を確認することだといわれます。
うんちの状態をセルフチェックするための世界的な指標が「プリストル便性状スケール」です。次の7項目から性状を確認します。
①コロコロした便②ソーセージ状で固い便③表面にひびわれがあるソーセージ状の固い便④柔らかいソーセージ状便⑤柔らかい半固形状の便⑥液状の便⑦水状の便
良い状態は③~⑤で理想は④。①と②は便秘の疑いがあり、⑥と⑦は下痢の恐れがある。
色も大事で良い便は黄土色か茶色、臭いもあまりしません。
悪い状態が続くようでしたら、検査を受けた方が良いといいます。私は⑤が多いですが、お酒を控える日が続くと、固い便になります。後期高齢者になり、細くなってきましたが、今のところは大丈夫のようです。