団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

何もしないという治療もあります

2016-04-29 11:49:26 | 健康・病気

医学の父と呼ばれる古代ギリシャの医師ヒポクラテスの治療の考え方に「重病に打ち負かされている場合、医療の無力さを知っているゆえに何もしない」があることを知りました。

午前4時前に目覚め、NHKのラジオ深夜便の「あすへの言葉」で、往診医の小堀鴎一郎さん(77)の「心に響く医療の道を求めて」を聞いて、教えられました。小堀さんは作家の森鴎外の孫で、東京大附属病院、国立国際医療研究センターで上部消化管を専門とする外科医を勤めました。65歳で定年退職したあと、埼玉県の病院で往診医として500人の訪問診療し、半数の臨終にかかわったといいます。

小堀さんが「何もしない」を痛切に感じた患者さんがおりました。98歳の女性は食事が摂れなくなり、ペットボトルの清涼飲料水を飲むのがやっとという状態になりました。延命治療をする必要がないことを伝え、家族もこれを了承しました。ところが、女性の息を吐くときのかすかな音を聞いた家族が入院を強く希望しました。

病院の医師たちは、延命させることを最大の治療と考えています。高カロリー液をのどを切開して注入して、女性は10か月間、意識不明のまま病棟で生き続けました。延命をあれだけ強く要望した家族も見舞いに訪れることがなくなり、女性は家族にも看取られることなく一人で亡くなりました。

「これこそ孤独死ではないでしょうか」と小堀さんは言います。重病に打ち負かされている場合というのは「現在では老衰と末期がんです。治すことができない以上、何もしないという治療もあるのです」と小堀さんは考えます。

私は「延命治療はしないよう」エンディングノートに書いているうえ、家族にも伝えています。ちなみに、ヒポクラテスの治療の考え方は三項目あり、その他は①患者の苦痛を完全に取り除く②病気の暴力を減少させる、です。

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義父の顧問先はあてにはできません

2016-04-28 10:02:08 | 健康・病気

60代の友人は43歳のとき、大手商社を退職して、税理士試験を目指しました。サラリーマン生活が自分に合わなくなってきたと感じたうえ、妻の父が税理士をしていたことから、税理士として第二の人生を進むのも悪くないと考えたようです。妻と話し合い、3年間は税理士試験に専念した生活をすることで、同意してもらいました。その間は、蓄えた預貯金で生活費をまかなうことにしました。

国立大の経済学部を卒業していますし、勉強には自信がありましたから、3年以内で全科目を合格できると見込んでいました。ところが、1年目も2年目も合格できません。「3回も落ちたら、嫁さんに離婚される」と友人にこぼすこともありましたが、3回目になんとか合格しました。

義父の税理士のもとで修業したあと、独立しました。義父の顧問先は数多く、しかも優良企業が多く、繁盛していました。娘(友人の妻)のずっと年下の弟も、税理士を目指して試験を受け続けていましたが、何度受けても合格できませんでした。

友人は「商売上手」とは程遠い性格で、なかなか顧問先を広げることができませんでした。義父は、息子が税理士試験になかなか合格しないこともあり、「私は70代になって仕事がつらく感じるようになっら、君に顧問先を譲るから、その心づもりでいてほしい」と言われていました。

友人は生活に困らない程度の収入を稼げるものの、義父の顧問先の移譲を期待していました。ところが、数年前、義弟が50代になって税理士試験に受かったのです。それ以来、義父は顧問先の移譲について口にしなくなりました。どうやら、息子に譲る考えに変わったようです。

「実の息子と義理の息子では、どちらがより可愛いか、は明らかだし、顧問先の移譲問題で、義父や義弟とトラブルになるのは嫌だし」と友人は思案しています。税理士仲間は「棚からぼた餅のようなことを期待してもダメだよ。顧問先を広げたいなら、飛び込み営業をしなくては」とはっぱをかけているそうです。

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高齢者の体力は人それぞれ

2016-04-25 09:22:50 | 健康・病気

高校時代の友人の男性4人と岐阜県、滋賀県をドライブ旅行をしました。数えで古稀を迎えたメンバーですから、堂々の高齢者です。西国33札所観音霊場巡りをしている友人の呼びかけですから、33番の満願寺の華厳寺(岐阜県揖斐川町)、31番の長命寺(滋賀県近江八幡市)、32番の観音正寺(同)をコースに入れて、関ケ原、彦根城、近江商人の街・近江八幡市などを回ってきました。

観音霊場は、いずれも深山幽谷の中にありました。中腹に駐車場がありましたが、そこからでも100段以上の石段を上らなければなりません。税理士をしている友人はデスクワークが多いせいか、足腰が弱り、上るのがしんどそうです。駐車場に備え付けの竹杖を手に、手すりにつかまりながら、体を揺らしながら一歩一歩上がります。

新幹線岐阜羽島駅で合流したのですが、その時からずいぶん太ったうえ、前かがみの姿勢で右足を引きづるように歩いたので気になっていました。整形外科医院を受診しているが、骨や神経には異常がないといいます。

石段の下りはもっと大変で、滑り落ちないよう足場を整えてから下りていきます。口さがない友人が「おぶってやろうか」と言うものですから、「大丈夫、自分で歩ける」ときつい調子で断りました。

定年退職後も、技術顧問として大手重電メーカーに勤めている友人は毎日、7階の職場まで階段で上り下りをしているといい、石段も軽々上っていきます。

税理士の友人はメタボ対策のトレーニング教室に通っているというものの、自分の体力のなさに愕然としたようです。「同期と体力にこれほど差があるとは。腹筋をはじめ、足腰を鍛えなおす」と自分に言い聞かせるように話していました。

 

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特攻自転車にぶつけられ、罰金30万円

2016-04-23 09:14:57 | 健康・病気

数えで古稀を迎えた高校時代の友人の男性は、大手重電メーカーを定年退職したあとも、高い技術力と丁寧な指導力を見込まれ、技術顧問として勤めています。会社へはマイカーで通勤していますが、チョー安全運転をしています。

その友人が交通事故を起こしました。交差点を右折しようとした際、直進する車が途切れたのを確認し、最徐行しながらハンドルを切ったところ、後ろから突進してきた自転車が右前部に衝突しました。自転車の中年女性は手や足の骨を折る重傷で、病院に搬送されました。車体がボコッとへこみ、衝突の激しさを示していました。

友人は「自転車が来るのはわかっていたが、こちらは右折のウインカーは出していたから、まさか猛スピードで突っ込んでくるとは思いもしなかった」と振り返ります。

停止寸前の速度で走っていましたし、中年女性は交差点にフルスピードで突っ込んできていたうえ、右側通行だったこともあり、保険会社の裁定は「100、ゼロ」で自転車が悪いでした。女性の治療費は全額保険で賄われることになりました。道路交通法にも全く違反していないとして、警察の行政処分もありませんでした。

だが、女性は大けがをしています。刑法209条の過失傷害が適用され、罰金30万円が言い渡されました。「過失により人を傷害した者は、30万円以下の罰金又は科料を処する」とされたのです。

「特攻自転車のおばさんは本当に怖い。自転車の速度をちょっと緩めてくれたら、ぶつからないですんだのに」と友人は話し、チョー安全運転をより一層心がけています。

 

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近眼は治るんだ!

2016-04-21 09:38:50 | 健康・病気

古稀を迎えた友人の男性と会食した際、顔の印象が変わったので、思わずまじまじと見てしまいました。すると、友人は「眼鏡をかけなくてもよくなった。老眼が進んだのか、眼鏡がなくても見えるようになった」と話しました。20代からの付き合いですが、眼鏡なしの友人を見るのは初めてです。

老眼は、加齢に伴い、レンズにあたる水晶体が硬化したり、水晶体を厚くしたり細くしたりする毛様体の筋肉が衰えたりすることから生じる調整能力の低下から発症します。とりわけ、水晶体を厚くして近いところを見る力が衰えてくるため、新聞や本の文字が見えにくくなります。

また、高齢になると、遠視化現象も起こります。水晶体の屈折率や毛様体筋の緊張度が減少したり、眼球の大きさ(眼軸長)が短縮したりして、遠くにピントが合うようになります。近眼の人が遠視化すると、遠くがよく見えるようになり、近眼の眼鏡が不要になるわけです。

「その代わり」と言って、一呼吸置おいて友人が続けました。「近くのものが見えにくくなり、新聞を読むのに老眼鏡が必要になった」

私は遠近両用の眼鏡をかけていますが、新聞や本は裸眼で読むことができます。でも、加齢による遠視化現象が私にもいずれ起こるでしょうから、そうしたら10代からかけていた近眼の眼鏡とおさらばできると思うと、ちよっとワクワクしています。

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