団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

善い顔をした政治家は昔は何人もいました

2017-10-31 09:49:17 | 健康・病気

「昔は良かった」とはいいたくありませんが、昭和の時代、私の目から見ても「善い顔」をした政治家が何人もおりました。

中選挙区制で、自民党の派閥の領袖が総裁の座を競っていた時代、はた目からみても「善い顔」の政治家が少なくありませんでした。所得倍増計画を打ち出し、現在まで続く勤労国家モデルを作り出した池田勇人・元首相(故人)は日本をリードするという気概があふれた顔をしていました。

私が直接会った政治家では、列島改造論を公約にし、今太閤とうたわれたときの田中角栄・元首相(故人)はオーラが立ち上り、エネルギッシュでほれぼれする顔をしていました。

自民党総裁選で、田中さんに敗れた福田赳夫・元首相(故人)は意気消沈して、その顔はシミ、ほくろが浮き上がり、見る影もない様子でした。それが、田中さんが金脈問題で首相を辞任し、自らに首相の座に手が届くようになったとたん、福田さんの顔に生気がよみがえり、顔つやがよくなり、見違えるほど元気になりました。その活力あふれる顔を見て、力強い演説を聞くと、自らの目標を手に入れることが、ヒトをこんなに活性化させるのだ、と目を見張りました。

大平正芳・元首相(故人)も味のある善い顔をしていました。「讃岐の三醜男」といわれ、男前ではありませんでした。記者会見では「あー」「えー」の言葉が入るので、「あーえー首相」とも呼ばれましたが、「あー」「えー」を除くと、理路整然とした文章になっていたので、びっくりしたことがあります。

野党でも、成田知己・元社会党委員長も穏やかな話しぶりなのに、力強い演説は引き込まれるものがありました。成田さんは人を引き付ける善い顔をしていました。

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サクセフル・エイジングにほど遠い政治家のみなさん

2017-10-30 09:31:24 | 健康・病気

サクセフル・エイジングが美しく年を重ねることを意味しているのですから、高齢になれば「善い顔」に近づいていかなければなりません。そうした視点でみると、近頃の政治家のみなさんに「悪相」が多いのに驚いています。

選挙は「より悪くない政治家を選ぶ」といわれるように、「善い人」を選ぶのが困難なことです。政治家は、支持者の要請に応えられなくても「実現に向けて努力する」と答えなければなりません。本心で思っていることと、違うことを約束しなければならないことがあります。

心の中で考えていることと実際の言動に大きな隔たりができれば、そのストレスからヒトは悪相になります。「清濁併せ吞む」ことも求められる政治家のストレスはあまりあるものがあることでしょう。

建設省の部長時代は冗談をよく話してニコニコ顔が印象的だった男性が、政治家になってから年々胸に飲み込まなければならないことが増えたためでしょうか、口をへの字に曲げて、目が吊り上がる怒り顔に変わっていきました。

代議士として当選回数が増えるほど、そうした変化を指摘する側近もいなくなるでしょうから、自ら気づくことはありません。

今回の衆院選で当選した代議士のみなさんのテレビや新聞に登場した顔を見ていると、時代劇で悪代官に「越前屋、おぬしもワルやな」といわれる顔の多いことにびっくりしています。そう思いませんか?

 

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美しく年を重ねるサクセフル・エイジング

2017-10-27 09:41:40 | 健康・病気

確か、資生堂名誉会長の福原義春さん(86)が言った言葉だと記憶しているのですが、「美しく年を取っていないとすれば、年の取り方が悪いのだ」と聞いて、ドキッとしたことがあります。「男の顔は履歴書」(女性もそうですと私は思っています)というように、年を取って貧相な顔をしていたら、貧相な生き方をしていたのでしょう。口をへの字に曲げて眉間にしわを寄せた怒り顔の人は、怒ってばかりの人生を歩んできたことでしょう。

その福原さんがサクセフル・エイジングを提唱しています。美しく年を重ね、幸福な老いを過ごすよう呼びかけています。成功した年の取り方、言い換えれば、幸福な老いは、高齢者の主観的な幸福感によって、その程度を測るといいます。

その要因が①健康②経済的安定③家族(配偶者と子どもたち)とされます。自らも家族も健康で、家計が豊かで、良好な家族関係があれば、主観的な幸福感を持てるかもしれません。でも、客観的な幸福感が得られるか、といえば、三つの要因は不幸になるのを防止する条件といえるようです。

老年社会学でいうと、サクセフル・エイジングには四つの要因が必要とされます。すなわち①長寿②生活の質が高い③何らかの生産的な活動にかかわっていること④本人が生活に満足感を抱いていること、です。

生産的な活動が客観的な幸福感を得る大きな要素になりそうです。いくつになっても、ボランティアでもよいから、生産的な活動にかかわりたいと考えています。「意志あるところに道がある」といいますから、そうした意志を抱いていたら、活動の場所は見つかる、と楽観しています

 

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アンチと言わず、ウエル・エイジングと呼びたい

2017-10-26 09:48:21 | 健康・病気

アメリカの女性誌「アルーア」の編集長が「アンチ・エイジング(老化防止)という言葉を使わない」と宣言しました。美容特集で知られる月刊誌の「アルーア」の編集長は「アンチ・エイジングには加齢と戦わなくてはというメッセージが込められている。美しさは若い人たちだけのものではない。『彼女は年の割にきれいに見える』というのではなく『彼女はすてきだ』といってほしい」と呼びかけています。

確かに、アンチには「対抗する」「抗う」といった意味があります。年を取るというエイジングは受け入れなければならないもので、対抗するものではありません。アンチ・エイジングをはかって、整形をしたり、余分な脂肪を取ったり、高価な化粧品で化粧したりしても、高年齢を隠しきれるものではありません。

加齢に伴い、しわが増えたり、シミができたり、体にたるみが出てきたりするのは避けることができません。年を取ることのプラス面、例えば経験を積み重ねた落着き、人生体験の深さ、物事への対応能力の高さなどを身に着けていることを、もっと評価してもよいのではないでしょうか。

それこそ、若さの美しさを競うのではなく、年を取ることで得たものを前に出してもよいのではと思います。だから、アンチ・エイジングではなく、ウエル・エイジング(上手に年を取る)と私は口にしたいと考えています。

そんなことをネットでみていたら、ウエル・エイジングより前向きに加齢を評価するサクセフル・エイジングという言葉があることを知りました。そのことは次回に。

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心臓マッサージで生存率は2倍に

2017-10-24 09:53:21 | 健康・病気

心臓が止まった人は、心臓マッサージなどの救命処置が行われないと、1分経つごとに救命率が10%下がるとされます。119番をして救急隊がすぐに到着して、救命救急法にとりかかれば、助かるのではと思いたいのですが、救急車が到着し、救命救急活動に入るまでの平均時間は13.6分です。手遅れのケースが大部分なのです。

消防庁のまとめによると、市民による心臓マッサージが施されると、生存率は2倍に上がり、AED(自動体外式除細動器)を使用すると、生存率はなんと10倍にはね上がります。

「最新の一次的救急処置について」の講演・実演をした明治国際医療大学救命救急学科の木内賢一准教授は「市民による心肺蘇生法が広がっていけば、死ななくてもよい人たちを救命することができるのです」と話しています。

心停止した人の心臓マッサージをした体験はありませんが、目の前で意識を失い、転倒した男性の救急処置をしたことがあります。柔道整復の専門学校で、心肺蘇生法の授業を受け、実技試験に合格した8年前のことです。天神橋筋商店街の裏通りを歩いていたら、前方の中年男性がくらくらと頭を回転させて、そのまま仰向けに倒れました。

救命救急法を習ったばかりでしたから、余裕を持って救命処置に当たりました。転倒して頭を打っていないことを確認し、耳を口元に近づけると呼吸音が聞こえます。胸に手を置き、心臓の拍動を感じました。狭い裏通りで車が通る心配はないので、男性を道路わきに運ぶ必要もありません。

そのうえで、携帯電話で119番をして、命には別条がないことや倒れた場所などを連絡しました。救急指令から「知り合いの方ですか」と尋ねられたので「通りがかりのものです」と答えると、「あとは救急隊がやります」と言われました。事情聴取でもされるのではと思っていましたが、立ち去ってよいとのことでした。

救急車が到着して、男性を担架に乗せて車に運び込むのを見て、現場を引き揚げました。その間十数分、商店の人たちも出てくることはなく、通行する人が何人もおりましたが、わきを避けて通り過ぎて行きました。

 

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