団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

母馬は人の赤ちゃんにもやさしい

2012-08-09 09:31:53 | 出産・育児

定年後、嘱託として会社に残ったものの、週1日程度会社に行けばよい勤務となったため、暇になった時間を使って、日本中央競馬会(JRA)の競馬の勝ち馬を統計学や確率論を駆使して当てる研究をしている友人がおります。JRAがサラブレッドの若馬を育成・調教している日高養成牧場(北海道浦河町)に今夏、北海道観光も兼ねて奥さんと行ってきました。

予約すると、最寄りの駅からJRAがマイクロバスを出してくれるそうです。牧場へのバスは、よちよち歩きの女の赤ちゃんを抱いた若い夫婦と一緒でした。

牧場では、2か月前に仔馬を産んだサラブレッドの母馬を見学しました。ハプニングは、このとき起こりました。よちよち歩きの赤ちゃんが母馬に近づいてしまったのです。赤ちゃんが倒れそうになると、母馬は頭を下げて、赤ちゃんの体を支えました。転ばないよう助けの手ならぬ「助けの顔」を出していました。ガイド役の男性調教師が「母馬のこんな行動は見たことがありません。母性本能ですね」と感動した面持ちで話しました。赤ちゃんは母馬の顔をなでて、お母さんのもとに戻りました。

ひるがえって、人間は、というと、児童虐待の件数が21年連続で過去最多を更新しており、亡くなった子どもの4割が0歳といいます。厚生労働省の専門委員会が検証を始めた2003年7月から11年3月までに虐待死した子どもは437人。うち44%(193人)が0歳児でした。この中で39%(76人)は生まれたその日に亡くなっていました。加害者の約9割が実母で、「望まない妊娠をした」若い母親が大半でした。

このため、「望まない妊娠」に悩む母親への支援の動きが各地で始まっているそうです。7月27日付朝日新聞は「0歳の虐待死 防ぐため」という見出しで、大阪府立母子保健総合医療センターの「にんしんSOS」の取り組みを報道しています。浜松市でも同様の相談窓口が開設され、静岡県も今年10月、オープンを目指しているとのことです。

「望まない妊娠」の原因にはさまざまな理由があるでしょうが、少子化が日本の大きな課題というのに、せっかく誕生した赤ちゃんを育てられない世の中は哀しいです。「親はなくても子は育つ」というではありませんか。「望まない妊娠」で悩む母親は「にんしんSOS」(0725-51-7778、または「にんしんSOS」のHPからメールで)相談してください。

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こんなお母さんでゴメンね

2012-07-02 09:31:01 | 出産・育児

初孫の男の赤ちゃんがジンマシンが出て、病院に緊急入院しました。生後5か月で、予防接種を受けた後、少量のタイの身を入れたスープを飲ませたところ、プワッと吐いてから全身にジンマシンが発症したといいます。小さな体に点滴をしたところ、ジンマシンは治まり、二泊三日の入院生活で退院することができました。

ジンマシンを起こしたアレルギーの原因を調べるアレルゲン検査の結果は、卵アレルギーか、タンパク質アレルギーに反応したとのことでした。予防接種は鶏卵で培養しますし、魚肉タンパク質は与えたので、どちらが原因かははっきりしませんが、赤ちゃんは消化器の機能が十分に発達していないので、1歳ごろまではアレルギー反応には気をつけてください、との注意を受けました。

入院していたとき、お母さんが看護師さんに呼ばれて病室を離れた際、よく寝ていたこともあり、ベッドの転落防止策を下げたままにして出てしまいました。戻ったら、赤ちゃんは床に転落し、鼻の頭をすりむいて泣いていたそうです。お母さんはあわてて抱き上げ、あやしていました。ちょうどそのころ、私のカミさんが見舞いに病室に入ったら、お母さんは「こんなお母さんでゴメンね」と赤ちゃんに何度も謝っていたといいます。念のため、退院して約1週間後、転落の影響がないかどうかを診察するそうです。

お母さんは朝鮮系中国人で、家族の愛情をたっぷり受けて育ちました。孫の世話に、お母さんの母、オモニが来日し、6カ月にわたって、おむつの換えから入浴、買い物、掃除などをしてくれたことをみても、愛情の深さがわかります。それだから、素直に謝れるのではないか、とタケちゃんは思います。

私が、前の会社に勤めていたとき、若い後輩社員がミスをしても、何かと言い訳をして、いっこうに謝らない場面に何回も遭遇しました。「自分が間違いを犯したのだから『すいません、以後気をつけます』と素直になんで言えないのか」と叱っても、口をもごもごさせて言い訳を繰り返します。

そんな話をカミさんにしたら、「小学校や中学校の先生は、謝っても許してくれません。どうして間違いを起こしたかをねちねちやられるから、謝ってもしょうがない、と子どもたちは思っているようよ」と言われました。私が見聞きした役所や会社でも、上司に「ねちねち組」は少なくありません。そうか、大人側が謝っても許さないのか!

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子どもの好奇心はすごい

2012-06-03 09:22:24 | 出産・育児

開院祝いに業者から贈られた柱サボテン3本のうち、一番小さい1本が黒く変色したため、切り落としました。原因ははっきりしませんが、水をやり過ぎて根腐れを起こしたようです。サボテンの育て方を見ると、「少しでも長時間、日光にあててください」とありました。そういえば、外に出して日光にあてていなかったので、5月中旬からできるだけ日にあてるよう外に出しています。

整骨院は西向きに入り口があり、日の光は午後2時を回らないと差しません。柱サボテンは高さ1mと60㎝の2本です。学校帰りの子どもたちがサボテンを見つけると、トゲにそっと触っていきます。ほとんどが男の子です。見知らぬものがあれば、見たり、触ったりするのは好奇心の強さからです。私と目が合うと、ニコッと笑って去っていきます。私も笑顔で返します。女の子はきれいなもの、かわいいものが好きなようで、トゲトゲのサボテンは好みではないようです。

友人の整骨院で施術の手伝いをしたことがあります。お母さんに連れられて3歳の男の子がついてきます。友人は子どもが遊ぶおもちゃとしてチョロQを何台も置いていました。チョロQはぜんまいばねで動くミニカーです。男の子は一方に置いた1台に、手にした1台のぜんまいを動かし、2mほど離れたところからぶつける遊びを繰り返し続けています。それにあきると、私にチョロQを動かしてぶつけ合う遊びをするよう迫ります。うまくぶつかってミニカーがひっくりかえったりすると大喜びです。チョロQで1時間以上も遊ぶのですから、この好奇心と集中力は驚きです。

「習い事は3歳から始めよ」といわれますが、幼い子の好奇心と集中力をみると、子どもが好きなことならば、伸びるのは本当に早いと感じました。私もかつては子どもだったのですから、そんな集中力はあったはずですが、今は気力がついていきません。

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子育てママに、ゆっくりトイレに入ってもらおう

2012-01-28 09:29:45 | 出産・育児

子育て中のお母さんがもっともしたいことは何ですかとアンケートしたら、上位から①ゆっくりトイレに入りたい②ゆっくり食事がしたい③ゆっくりお風呂に入りたい、という結果だったそうです。NHKのラジオ深夜便で、「生きているだけで百点満点」の著者で助産師の鈴木せい子さんが、そう話していたのを思い出しました。「かわいいね」と赤ちゃんへの声かけ運動が、お母さんの育児の負担を軽くすると聞いたとき、タケちゃんは子育て支援をまったくとよいほどしなかった自省を込めて、鈴木さんの言葉が浮かんできました。

ラジオの中で、鈴木さんはこうも話していました。「赤ちゃんの泣き声が聞こえたら、お母さんは飛んでいかなければなりません。子育て中にトイレのカギをかけるお母さんはいません」

トイレのドアを開けたら、用を足している妻を見つけて、思わず「トイレのカギぐらい閉めとけ」と怒鳴り声をあげたことがありましたが、知らないこととはいえ、ひどい仕打ちをしたと反省しています。「いまごろ反省されても」とカミさんにいわれ、ことあるごとに「育児の手伝いはしてくれなかった」と逆襲されています。

高度成長のまっただ中、「24時間戦えますか」のCMであおられた時代に働いたタケちゃんは「しっかり働いて家計の心配をさせないのが夫の務めだ」と考えていました。「家事育児は妻の役目」と思い込んでいました。その猛省を込めて、孫の子育て支援はできるかぎりして、息子の嫁の負担を少しでも減らしてあげたい、と考えています。

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「かわいいね」と赤ちゃんに声かけを!

2012-01-27 09:41:28 | 出産・育児

街角で赤ちゃんを連れたお母さんを見たら、赤ちゃんを見つめて「かわいいね」と声をかけてください、とNPO法人児童虐待防止協会理事長の津崎哲郎・花園大学特任教授が呼びかけています。それだけでお母さんは子育ての苦労が軽くなりますし、赤ちゃんはかわいがられているという実感を受け止め、さらにかわいくなります、と津崎さんは言っています。

かわいがられている赤ちゃんは、これからもかわいがって育ててください、というメッセージを親に伝えます。親は子どもへの愛情を深めます。そうした親子の「育ち合い」が親子の絆に必要だといいます。地域が、市民が他人の子どもへの関心を深めることが、育児のしんどさから親、とくに母親を少しでも解放します。さらに、親子は周囲が自分たちを温かく見守ってくれていると感じれば、虐待の防止につながります。

虐待を受けている子どもを、周囲がネグレクト(無視)したり、敵視したりする二次的虐待をすると、子どもは非行に走ったり、人格障害に陥ったり、多重人格になったりするそうです。周囲や市民は二次的虐待の加害者にならないように、と津崎さんは呼びかけています。そのためにも、「かわいい赤ちゃん!」の声かけ運動は有効です。

タケちゃんは幼稚園児や保育園児の集団登下校に会うと、あいさつしたり、手を振ったりしています。これからは、赤ちゃんを連れたお母さんに会ったら、にっこり笑って「かわいい赤ちゃんですね」とできるだけ声をかけるようにします。

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