団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

全職種の半数が20年以内に消える?

2014-01-31 10:00:49 | 健康・病気

米国の702種の職種の半数がIT(情報技術)化で10~20年以内に消える高リスクにさらされているといいます。米国の職種別成長予測のレポートで、最も激減するのはコンピューターや技術革新による省力化、効率化が急ピッチで進んでいる事務系、製造業などの製作関連の仕事(機械工、印刷工など)をあげています。職種別では、郵便局員、事務系、データ入力、タイピストなどを指摘しています。

IT化の進展は日本でも同じですから、日本でも20年以内で半数の職種がなくなると覚悟しなければならないでしょう。私の身近なところでも、デジタル時計の登場で時計修理の仕事はなくなり、洋服の大量製造・販売チェーンは洋服仕立て店を廃業に追い込みました。ショッピングセンター、コンビニが商店街をシャッター街に変えました。

そうしたシュリンク業界の一つが、私が営んでいる整骨院業界でしょう。2000年までは専門学校が14校だったのが、柔道整復師養成の専門学校が儲かることが分かり、続々と学校が設立され、今では109校を数えます。そのうち、大学が14校に上ります。国家試験の合格者も2000年では1000人だったのが、6000人を超えるようになりました。

2000年に全国で柔道整復師の数は3万830人、整骨院の数は2万4500でしたが、2012年には柔道整復師5万8573人(2万7743人増)、整骨院4万2431(1万7931増)に激増しました。なかでも、大阪、東京の大都市圏で開業ラッシュが続きました。

業界は過当競争時代に入り、経営は年々厳しくなっています。専門学校の同級生約60人の1割が父母が整骨院を営む二世でした。父母の時代は生計を立てるのに十二分の収入があったから、息子や娘を整骨院を継がそうとしたのでしょうが、親と本人が「進路をよーく考えない」と泣きをみるのは息子や娘です。

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人生いろいろ、人もいろいろです

2014-01-30 10:23:31 | 健康・病気

新聞記者時代の旧友会は、定年の60歳を迎えると入会資格ができます。今回の旧友会には、定年になったばかりの60歳から80代までの約60人が参加しました。毎年1月の開催ですから、一年ぶりに会う人たちがほとんどです。その1年の歳月は、それぞれの人たちにいろいろな変化を呼び起こすようです。

昨年の会合では、休み休み会場入りし、乾杯のときでも座ったままだった90歳近いHさんの姿はありませんでした。極限の民族の取材をした山男でしたが、寄る年波には勝てないようです。脳こうそくをわずらったEさんも欠席でした。80代の方たちには、足を引きづって歩く人が目立ちます。

帽子をかぶったままの人もいました。どうやら頭が薄くなってきたのを気にしているようです。ひげをはやして元気そうな元同僚に声をかけると、「元気なのは見かけだけ。胃の病気で腹を切った」とのことでした。

友人の依頼で、私は網膜色素変性症で目が不自由になったNさんのエスコート役を頼まれました。バイキングの料理を、私の分を含めて、二人分を取りに行ったり、Nさんの好みの赤ワインを入れたグラスを届けました。その合間を縫って、先輩、同僚の方たちと、あいさつ、近況報告を交わしました。健康に気をつけているためでしょう、現役時代は強い酒をぐいぐい飲んでいた人たちがワイン党に変わっていました。

Nさんは市民合唱団の一人として、昨年、一昨年の二回、ベートーヴェンの交響曲第九「合唱付き」をドイツ語で歌い上げました。今年はヴェルディのレクイエムに挑戦するそうです。その傍ら、バッハの楽曲のピアノ演奏に取り組んでいます。Nさんの「あくなきチャレンジ精神」を見倣いたいと思います。

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闘病中の人たちが増えました!

2014-01-28 09:51:06 | 健康・病気

新聞記者時代の旧友会が先日あり、参加してきました。卒業生の約60人が出席し、バイキング方式の料理と、酒を楽しみました。参加した卒業生の全員が男性でした。男性優位社会の名残です。1年に1回の宴ですので、1年ぶりに会う人たちが大部分です。

昨年の旧友会で、「こう見ると、元気な人とそうでない人がはっきり分かれるな」と語り、週3日はジムで運動していると言っていたKさんは欠席で、食道がんで闘病中とのことでした。出席の通知を出していたのに当日になって欠席の連絡してきた方が数人おりました。その一人のIさんは昨年春、肥大した甲状腺腫瘍の摘出手術を受けました。年賀状には「正月に風邪を引き、10日以上もベッド生活です」と書いていました。風邪がぶり返したと聞きました。もう一人のNさんは、新聞記者には珍しく計数に明るい人でしたが、前立腺がんが悪化したとのことでした。

新聞記者の毎日は、大事件や大事故があれば、深夜でも未明でも飛び出していかなければならず、「急発進して急ブレーキをかける生活」といわれます。徹夜作業もしょっちゅうあります。ストレス解消に深夜まで酒を呑み、徹夜でマージャンをします。こんな生活が体に良いわけがありません(当時はそんな毎日が楽しくて、年を取ってから大きなダメージが押し寄せるとは、私は思ってもみませんでした)。

大阪編集局を指揮すると期待していたHさんが白血病で闘病中との報告には衝撃を受けました。まだ50代の若さです。エアカーテンで仕切り、無菌状態にした病室で入院生活を送っているとのことです。知人がメールを出したら「白血球がゼロです。頑張ります」の返事メールが返ってきたといいます。粘り強い取材で知られた彼のことですから、持ち前の粘っこさで職場に復帰できるよう祈るばかりです。

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酸素マスクの父に「ありがとう」を伝えて良かった

2014-01-27 10:15:37 | 健康・病気

小学校低学年のとき、臨死体験をした80代の女性の患者さんの話を聞きました。体が急に冷えたことから発症する寒冷じましんで、心臓が停止してしまったということです。玄関先で意識を失い、隣の内科医院に運び込まれました。男性院長と妻の医師が「どないしよう」と言っているのが聞こえます。

お花畑の向こうに天女が舞い、御所車が迎えに来ています。心躍る気持ちで「なんと気分がよいのだろう」と思いました。そこに父の大きな声が飛び込んできました。自分の名前を何度も呼ぶのです。「こんなに気持ちがいいのに何で大きな声で私の名前を呼ぶの」と思ったところで、生き返ったそうです。

この話を聞いて、すぐに東京の妹に電話をしました。病院のベッドで酸素マスクを着けて眠っている父の耳元で「お父さん、育ててくれてありがとうございます」「あなたの子どもで生まれて幸せでした」と伝えてほしい、と依頼しました。

うっ血性心不全、心房細動に脳こうそくを発症した92歳の父に耳元で「お父さん」と呼びかけると、目を開いたり、目を開けようとしたりしました。体の負担になるのではないかと考え、病院に見舞いに行っても、手をさすったりしましたが、呼びかけは控えて、一度大阪に戻りました。

その際、聞いたのが冒頭の患者さんの話でした。死の直前、心臓が止まっても「耳は聞こえているのだ」と気づかされました。妹から電話があり、「お父さんに伝言通りに伝えました。穏やかな顔をしていました」。亡くなったのは、その2日後でした。

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サルコペニア予防の運動を続けるためには

2014-01-24 09:58:18 | 健康・病気

つまずいて転びそうになったりするのは、足首を背屈させる前脛骨筋の衰えが主な原因とされています。高齢になると、この筋肉が弱り、足先を上げることが難しくなり、たたみのへりの1センチほどの高さに足先を引っかけるようになります。

この予防で勧められるのが、つま先立ちです。

3秒かけてつま先立ちをして、3秒かけて戻します。これを1日20回。

これに加えて、スクワット(3秒かけて膝を90度に曲げ、3秒かけて戻す)を1日10~20回。もも上げ(立ったまま、1秒かけて太ももを床に平行にして1秒かけて戻す)を左右交互に1日30回。

これらの運動を1セットにして1週間に3日は続けるとサルコペニアの予防につながるといわれます。

運動は習慣づけないと、それこそ「三日坊主」に終わってしまいます。しかも、これらの運動はいずれも単調なので、継続が難しいのです。脚に自信がない人には、テーブルなどを手でつかんで運動するよう勧めています。

患者さんには、風呂上りで血行が良く、筋肉が軟らかいときに実施してください、とお願いしています。それに、つま先立ちは歩いていて信号待ちをしているとき、電柱などに手を置いて行ってはいかがですか、とも話しています。

ちょっとした努力がサルコペニアを防ぐ大きな力となるのです。

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