団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

医師に聞くべき五つの質問をしてみませんか

2018-01-30 09:39:17 | 健康・病気

先週のNHKラジオの健康セミナーで「ヘルスリテラシーを高めるために」をテーマに群星沖縄臨床研修センター長で総合診療医の徳田安春さんが話していました。ヘルスリテラシーは健康を維持し、病気に適切に対応する基本的な知識とスキルを身に着けることといいます。その中で、徳田さんはイギリスの王立アカデミーが提唱している「医師に聞くべき五つの質問」を取り上げていました。五つの質問はーー。

1 この検査や治療は本当に必要ですか


2 この検査や治療によるリスクはどの程度ですか


3 合併症や偶発症はありますか


4 この検査や治療よりも簡便な方法はありますか


5 この検査や治療を受けなかったらどうなるのですか


徳田さんは、これらの質問をしたうえで、自分の判断ができたら、そのことを述べ、医師の意見を聞くとよいといいます。もし、自分の判断ができない場合は、「もし、先生(医師)が私の立場だったら、この検査や治療を受けますか」と尋ねたり、「もし、先生の家族が患者の立場だったら、この検査や治療を受けますか」と質問したりしてはどうか、と勧めています。ほとんどの医師が本音を語ってくれるといいます。

徳田さんは検査や治療にはリスクや副作用があるものですから、疑問があれば、医師に尋ねるべきだと話しています。

さあ、「3時間待って3分診療」といわれる忙しい医師が、五つの質問にきちんと答えてくれるか、は疑問ですが、私の体験では「もし、先生が患者でしたら、この検査や治療を受けますか」の質問にはたいていの医師が答えてくれました

 

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インフルエンザかな、と思っても‥

2018-01-29 09:58:35 | 健康・病気

インフルエンザの患者数が過去最多になり、警戒レベルを超えたーー厚労省がまとめた全国約5000の医療機関が21日までの1週間で認定された患者数は1医療機関当たり51.93人で、統計を取り始めた1999年以来の過去最多となり、警戒レベルの30人を超えました。この数字から推計すると、全国の患者数は約283万人に上るといいます。

熱が出た、関節が痛いとなると、インフルエンザにかかったかな、と思い、すぐに病院・医院を受診したいと考えます。ところが、群星沖縄臨床研修センター長で総合診療医の徳田安春さんは「ちょっと待って」と呼びかけます。

NHKラジオの健康セミナー「ヘルスリテラシーを高めるために」の中で、徳田さんは若い人や健康な人は医療機関を直ちに受診するのは、いくつかの問題点があると訴えます。健康な人らインフルエンザにかかっても平均して5日程度で自然に治るし、肺炎になるリスクもないといいます。

抗インフルエンザ薬を投与しても、症状が1日程度短くなる効用しかないことが膨大な治療データからわかっています。インフルエンザは感染力が非常に強いので、病院・医院で高齢者や持病にある人にうつして、それらの人たちを重症化する恐れがあります。

このため、十分な水分・栄養・睡眠をとって自宅で休養するのが一番といいます。そのうえで、呼吸がおかしくなったり、症状が重くなったりしたら、すぐに病院を受診するよう呼びかけています。

ただし、肺や心臓、腎臓の病気がある人や高齢者は、インフルエンザにかかると重症化する恐れがあるので、早めに病院を受診するよう勧めています。

 

 

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孤独死の防止は「ゆる友」のネットワーク

2018-01-26 09:40:41 | 健康・病気

50代半ばの飲食店のマスターは、奥さんと離婚してから、賃貸マンションで一人暮らしをしています。胃がんから多臓器不全を発症し、週3日の人工透析と週1日の抗がん剤治療を続けています。

自らの体調から考えて、いつ死んでもおかしくないと考えています。でも、孤独死は何とか避けたいと思っています。「死んでから、何週間もたって発見されたら、遺体は腐敗していますし、腐臭もひどいことでしょう。大家さんにも多大な迷惑をかけます。そんな事態は、なんとしても避けたい」と強調します。

そこで、ゆるいつながりの友人、「ゆる友」のネットワークをつくることにしました。マンションには、50~60代で一人暮らしの男性が3人おります。ゴミ出しで会った時などに、それとなく孤独死の話をしますと、どの男性も「私はそれが一番の悩み」と打ち明けました。

4人が集まって話し合った結果、それぞれが2日に1回、決められた時間に相手の無事を確認する電話をすることになりました。男性でいえば、3人のうち、1人ずつ2日に1回、確認の連絡をするというわけです。

そうなれば、もし自宅で亡くなったら、2日後にはゆる友の電話があり、異変が見つかるはずです。「死亡した翌日に発見されれば、関係のみなさんに大きな迷惑をかけなくて済むのでは」と男性は言います。

もし、飲食店でもしものことがあれば、私をはじめお客さんが見つけるので、「安心して」と伝えました。

 

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「ぬかづけ」は危険、高齢者は足元に注意!

2018-01-25 10:23:56 | 健康・病気

80代前半の男性は夜中にトイレに行こうとして、部屋のじゅうたんのへりに足を引っかけました。前に転ぼうとするのを踏ん張ったところ、後方にお尻から落ちました。そのまま後ろに倒れ、動けなくなりました。

物音に驚いた家人が駆け付けましたが、男性は起き上がることができません。救急車で病院に運ばれ、腰椎の圧迫骨折と診断されました。

高齢者は「ぬかづけ」に注意しなければなりません。「ぬ」は濡れたところ、「か」は階段と段差、「づけ」は片付けができていないところです。いずれも、足を引っかけたり、滑らしたりして転倒する恐れがあるからです。

とりわけ段差は足腰が弱ったお年寄りには危険ゾーンです。つま先を上げる筋力が衰えると、畳のへりの2ミリの高さに足を引っかけて転倒することもあります。男性もじゅうたんの数ミリの高さにつま先を引っかけたようです。

腰椎の圧迫骨折は、転倒して手をついて手首の骨を折るコーレス骨折や上腕骨外科頚骨折と並んで、高齢者に多い骨折です。骨粗しょう症の女性では、くしゃみをしたはずみでも腰椎の圧迫骨折は発症するといわれます。

男性は応急処置を受け、幸い、骨折部位が神経に触らなかったので運動障害は発症しませんでした。痛み止めを打って自宅で療養となったといいます。

 

 

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お尻体操を5日間休んだら、また尿漏れが

2018-01-23 09:28:28 | 健康・病気

お尻の穴をぎゅっと締めるお尻体操を続けたところ、長年の悩みだった尿漏れが治まった女性が新年を迎えて訪れました。浮かない顔をしていますので「どうしましたか」と尋ねました。

「今朝、トイレ行こうとしたら、間に合わなくて下着を汚してしまった」と打ち明けました。「お尻体操をしていますか」と聞きますと、「年末から正月は忙しかったので、1回もしていない」と言います。「尿漏れが治まってよかったです」と喜んでから、5日間、お尻体操をしていないことになります。

75歳を超えると、筋力は目に見えて落ちてきます。尿漏れの防止に効果がある骨盤底筋も鍛えることを怠れば、すぐに元の弱い状態に戻ってしまいます。「おしっこが漏れて不愉快な思いをするのは自分ですから、ぜひ、またお尻体操に取り組んでください」と話しました。

それにしても、1週間続けて改善したことが、5日間やめたら元の状態に戻ったことには驚きました。高齢になると、「筋力の低下は想像以上なのだ」と感じました。

しばらくして来院された女性は晴れやかな顔をして「すっかり治りました」。私は「ぜひ続けてください」とまた同じことをお願いしました。

その後、十三市民病院のいきいき健康セミナー「骨盤底筋を鍛えましょう」を受講したら、お尻体操のほかに、おしっこの途中に尿を止める感じで骨盤底筋を動かす体操があることを教えられました。こちらは尿道括約筋を締めるので、女性のように切迫性尿失禁の人には、より効果的です。今度来られたら、この体操を伝えようと考えています。

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