ヒトの脳の神経細胞は20歳を過ぎたあたりから1日10万~20万個が死滅するとされます。
当初150億個といわれた脳の神経細胞は脳医学が進むにつれて、300億個、500億個と増え、私が柔道整復師専門学校で学んだ14年前は1000億個、今では千数百億個といわれています。
その内訳は大脳が数百億個、小脳は千億個で脳全体で千数百億個という計算です。ざっと1500億個と考えましょう。
脳の神経細胞の死滅は1日10万個とすれば、1年で3650万個、10年で3億6500万個、100年で36億5000万個です。100年生きたとしても(生まれてすぐに脳の神経細胞の死滅が始まったと仮定しても)、約3%です。
最も脳の神経細胞を使ったされるのが「モナリザ」で知られる天才レオナルド・ダ・ヴィンチで、神経細胞の3分の1を使ったといわれます。
私たち普通の人たちは数%も使わないで人生を終えるのでしょう。3%くらい死滅しても、私は気にしない、気にしない、です。